我が家のB4パサート、サイズ的にも精神的にも全然気を使わなくても良いクルマなんで、下駄代わりのとして大変に重宝してます。B5のときには事実上、放置車両状態になってしまい、屋根にコケが生えてしまったことを考えると、ちょっと信じられない位の違いですね (笑) 。
でも実はこのクルマには、少しだけ不満があります。その不満とは……
……燃費が悪いこと!。
普通に乗って7~8km/リットル程度しか走らないんで、実用燃費ではメルセデスのE220ステーション・ワゴン (11km/リットル前後) どころか、ポルシェ911 (9km/リットル前後) にも及びません。そういえば、B5のパサートも同じ位でしたね。別に15km走って欲しいとはいわないけど、この燃費だと、普段の足に使うにはちょっと厳しいなぁ。
しかし、燃費が悪い=乗り方が悪いという可能性も否定できません。そこで、意識して運転してみたらどの程度の燃費になるのか、先日埼玉のBISまで往復 (約150km) したとき、車載の燃費計で確認してみることにしました。
まずは往路。流れの良い湾岸線と首都高速を使ってみたところ、メーター内の燃費計はこのような数字を示しました。
100km走行するのに6.9リットル、つまり1リットルあたり14.5kmということになります。ウ~ン……まぁ素晴らしく良いわけじゃないけど、15年前のクルマとしてはそんなに悪い数字じゃないよなぁ。燃料タンクは70リットルもあるんで、計算上は航続距離1000kmを超えますね。
そして復路は一般道での計測。夕方~夜にかけての移動なんで若干渋滞している箇所もありましたけど、ほぼ私の通常の使用パターンに一番近い条件ですね。
メーターの表示を見たらは100kmあたり10.3リットルだったので、9.7km/リットルということになります。この数字も最近のVWに比べれば良くはありませんが、別に酷く悪いという程でもありません。オートモービル・レヴューでメーカー公称のECEの数値を調べて見たら、各モードで6.2/8/10.6という数値になっていたので、ほぼその通りの数字ということになりました。
飽くまで車載のメーターでの数値なので精度はちょっといい加減ですけど、どうやらこのクルマ、乗り方によって大きく燃費の差が出るクルマのようです。今までずっと燃費が悪かったのは、単純に私の運転が “雑” だったからなんですね。これからはもっと意識して燃費重視の運転を心掛けるようにします。