フラッシュ!、アアァ~~♪
皇帝ミン 「おまえは何者だ?」
フラッシュ 「私の名前はフラッシュ・ゴードン。ニューヨーク・ジェッツのクォーターバックだ」
てなわけで、今日の本題はこちら、『テッド』のお話です。予想外の大ヒットのおかげか?、千葉ニュータウンのワーナー・マイカル・シネマズでも上映されることになったので、カミさんと二人で観に行くことにしました。
世間では下ネタがどうこういわれているようですが、我が家的には全然ノー・プロブレム。ドラッグに関するネタも、ここ日本で暮らしている限りは “しゃべるテディベア” と大差ない位にリアリティのない話なので気になりません。私的にNGだと思ったのは差別ネタ位かな。
この作品、前述の『フラッシュ・ゴードン』を始め、『エイリアン』、『007』、『スターウォーズ』、『インディ・ジョーンズ』等々、映画関連の小ネタがあちこちに散りばめられていて、それだけでも結構楽しめる作品でしたよ。
『フラッシュ・ゴードン』をリアルタイムで見て、毎週平日の深夜にTVで放映される『25世紀の宇宙戦士 キャプテン・ロジャース』を楽しみにしていた私としては、まさにグッサリ刺さりまくりの作品でした。80年代におバカな青春時代を過ごした方々なら、皆さんそうじゃないのかな?。
ビショップの真似、男なら絶対やっているはずだし、ナレーションがTNGのピカード艦長という所も良かったなぁ~
しかし……話題の作品ということもあってか、(結構な数のお客さんが入っていたにもかかわらず) どうやら80年代の作品はもちろん、普段あまり映画を観ないような方々が大半だったようで、笑いのツボが全然違っていて少々戸惑ってしまいました。
ジョン役のマーク・ウォールバーグが元シンガーで、ビルボードのシングル・チャートでTOPを取ったことがあるということを知らなければ、オクトパシーの “All Time High” を下手糞に歌うシーンが生きてこないし、コカインで捕まった過去を知らなければ、あのパーティーのシーンでのセリフも意味不明じゃないのかな?。
テッドと戦ったアヒルの名前が、ジェームズ・フランコ(若手の “知性派俳優” の代表ともいえる存在)だったのに、完全にスルーだったのは悲しかったなぁ(笑)。