フューエル・ライン交換でシミズテクニカルファクトリーへ入庫させたカミさんのポルシェ911(930)、エンジンを降ろすという連絡を頂いたので、作業を見に行くことにしました。我が家にやってきてからエンジンを降ろすのは、10年前、20万kmで
エンジンをO/Hしたときと、8年前に
追突されたときに次いで3回目になります。
これが前回O/Hしてから10年、7万km走行したエンジンの裏側です。ご覧のようにエンジン・オイル漏れなどは皆無。清水さんが面倒を見ている930系の911ではコレが当たり前です。 “空冷エンジンだから多少のオイル漏れはお約束” 等と言い切ってしまう様なショップに、自分の大切なクルマを任せる気はしません。
すでにドライブシャフトや補機類、ホースやハーネス等の大半は取り外してありましたが、私が到着するまで降ろすのを待っていて下さいました(笑)。
エアコンのコンプレッサーを取り外したとき、このマウントのネジ山が傷んでいることが判明したので、この機会にヘリサートか何かで修整して頂くことにしました。
エンジンを降ろすときには、ジャッキに専用のアダプターを取り付けて作業します。930までのエンジンは、空冷のVWビートル等と同じように若干角度が付いた状態で搭載されているので、このアダプターにもそれに合わせた角度が付いています。同じ空冷でも964以降では水平に搭載されているため、別のアダプターを使います。
エンジンをO/Hしたときには、私がちょっと目を離した隙?にエンジンが降りていたので(笑)、今回は初めてちゃんと作業を見せて頂くことができました。
早速、フューエル・ライン交換以外に追加の作業がないか確認したところ・・・・・・
L-ジェトロのサーモ・バルブとリサーキュレーティング・エア・バルブを繋いでいるホースが劣化しているのと・・・・・・
エキゾーストのフランジの所のボルトが1本脱落しているのを見付けたので、この機会に交換/修理することにしました。
今回のメインの作業であるフューエル・ライン交換に関しては、また明日のブログに書かせて頂くことにしましょう。
■現在の走行距離
(2020年11月14日現在) : 27万1244km
■前回からの走行距離 (11月10日~11月14日) : 0km
■工賃
12月10日のブログ参照
■今月の維持費 : 0円