投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 4月19日(木)23時10分2秒
16・17・18日と三日連続で南相馬市小高区に通ったので少々疲れ、今日は自宅で大人しくしているつもりでした。
ただ、少し前の『河北新報』に「丸森の猫神さま」という冊子が発行され、「まるもりふるさと館」で購入できるという記事が出ていたのを思い出し、午後遅くに丸森町に行ってみました。
そして、「まるもりふるさと館」で下の仏像を見たのですが、これは何なんですかね。
展示解説には「獣面武装菩薩像」とのタイトルで、大張地区の大蔵寺が所蔵する古い仏像のひとつで、イノシシ面は珍しい旨の簡単な記述があっただけなのですが、「獣面武装菩薩像」では仏教用語としても、また学術用語としても変な感じで、いったい誰が分類したのかが気になります。
疑問が次々に湧いてきたので、大蔵寺という寺を見てみることにし、7キロメートルほど離れた山奥にある大蔵寺に行ってみたのですが、密教系の少し不気味な寺かと思いきや、東北には珍しい臨済宗のお寺で、境内も建物もごく普通であり、いささか拍子抜けでした。
結局、いかなる仏像なのかは全然分からないのですが、じっと見ていると、何となく自民党幹事長として辣腕を振るった野中広務氏に似ているような感じがしてきました。
なお、「丸森の猫神さま」についてはリンク先のブログが参考になります。
「瑞雲寺だより」