学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

井沢元彦氏について

2015-11-20 | 増鏡
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2015年11月20日(金)07時59分27秒

>JINさん
>「逆説の日本史」(小学館)
ご紹介の森茂暁氏『南朝全史』と岡野友彦氏『院政とは何だったのか』、そして岡野氏の『北畠親房-大日本は神国なり』(ミネルヴァ書房、2009)を読んで、恒明親王の周辺はけっこう面白いなとは思ったのですが、伊沢ファンのJINさんとの間で議論するのは、率直に言って私には無理です。
JINさんが、例えば職業として歴史を研究している専門家の講演会、あるいは一般公開されている歴史学会のシンポジウム等で、質疑応答の時間に「井沢元彦氏はこうおっしゃっているが・・」と質問したら、発表者は困惑すると思います。
いわゆる井沢ファンと専門的な歴史研究者の世界には埋め難い溝があります。
私は別に専門的な研究者ではなく、単に研究者の論文を読むのが好きなだけの人間ですが、私が個人的に運営するこの掲示板での議論のレベルはある程度高いものに保ちたいので、井沢氏の見解の引用、あるいはそれに基づく新たな主張は勘弁してほしいと思います。

>筆綾丸さん
>永井路子氏の『変革期の人間像』
ご紹介、ありがとうございます。
鋭い人ですし、黒板勝美の親族として歴史研究者の世界にも詳しい方ですが、さすがに参照できる文献が三浦周行・龍粛あたりに限られる1970年代では何も書けないですね。

※JINさんと筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
「果てしなき遠心力」
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/8092
「蛇足で恐縮ですが・・・」
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/8090
コメント
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