▲『蒙古襲来絵詞』の安達泰盛(45歳)
●鎌倉時代(後宇多天皇 北条貞時)
Shimotsuki Disturbance; Uchikanrei Taira no Yorituna destroys Gokenin Adachi Yasumori
人(ひと)に反抗 したい月。
1285年 霜月騒動 平頼綱
2度の元寇の後、北条氏、中でも家督を継ぐ得宗の権力は強大になった。それにともなって、得宗の家来である御内人の力が強まり、従来から幕政に関わっていた御家人との対立が激しさを増していった。9代執権北条貞時の時代には、御内人の代表である内管領の平頼綱が実権を持ち、1285年有力御家人の安達泰盛を滅ぼした(霜月騒動)。