市民ブーブー税戸籍。
民部省)(戸籍・租税
〈2013学習院大・文
律令制による支配組織ができあがった8世紀には、布帛が人々から調や庸として徴収され、中央に集められて官吏の俸禄や雇用者の給与、さらには官庁での物資購入の財源などに使われた。調として全国から都に集められる布は、戸籍・計帳を管轄する③〔イ式部省 ロ治部省 ハ民部省 ニ大蔵省 ホ宮内省)の下で主計寮が納入状況を監査していた。布は麻の織物であり、東日本では貨幣的な役割を果たすものとしても広く流通していた。いっぼう、絹や絁と呼ばれた生糸の織物は、より高級な織物として、役人や貴族たちの用途のために生産されていた。さらに、この時代には衣服の内側に入れる綿も使われていたが、これは真綿であり、大宰府の管轄する④〔イ畿内 ロ西海道 ハ山陰道 ニ山陽道 ホ南海道〕が産地として著名であった。
(答:③ハ、④ロ)
〈2012早大・文化構想
問 下線gその領有は公と私のはざまにあってしばしば社会的な問題となったについて。戸籍や田畑を管轄した中央の役所は何と呼ばれるか。
(答:民部省)
〈2012学習院大・法
問 下線部10戸籍に登録に関して、この時代の八省のうち戸籍の管理を担当したのはどの省か。省の名称を答えなさい。
(答:民部省)