ママレード作りは苦手で もっぱら妹に作ってもらっています。
それでも私が過去に二回作ったママレードは 家族から好評でした。 二回作ったことがあるのではなく、何回もこれまで作っています。 そのうちのたったの二回です(トホホと涙が出てくる出来栄えです)
そのうちの一つは、去年の今頃 柚子で作ったママレードでした。
房総にドライブに行った時、農家の庭先の無人販売所で買ったもので作りました。
それで今年も気をよくしてまたまた挑戦してみました。
先月末に平泉の帰りに寄った栃木の太田原の温泉で売っていた柚子が 綺麗で安かったので ついつい4袋も買ってしまったのです。 一袋百円でした(消費税込み)

冷蔵庫の野菜室で出番を毎日待っている柚子をやっとこ今日ママレードに加工することに。(このエンジンのかかりの悪さは やはり不得手だから)
未だママレードの定番レシピを持っていないので、今回も念の為に写真を撮りながら作っったのですが、出来上がってみると 去年よりも上手に出来たようです。
材料は 柚子:1.2kg 砂糖:1kg
たったのこれだけです。 レモン汁もペクチンも足さない、ほんとの無添加のママレードです。
作り方
柚子(柑橘類)の重さを計ります。 たっぷりのお湯を鍋に沸かし、柚子を丸ごと入れて 3分ほど加熱ます。
ざるに湯でこぼします。( 農薬などを除くのが目的です)
荒熱が取れた柚子を四つ割りにして、皮と実を分けます。

皮の黒い部分などは除いて(ペクチン抽出用に捨てない)5mmぐらいの千切りにしていきます。

鍋に湯を沸かして
の皮を入れて もう一度沸騰してから約5分加熱したらざるに湯でこぼします。

実や不揃いな形の皮や端っこを鍋に入れます。 水を注いで強火にかけて 沸騰してから30分中火の弱火で加熱します。この作業がママレードのペクチン抽出です。この時加える水の量が毎回違うのですが、今回は1.2kgの柚子に対して1600ccほどの水を加えました。

鍋にザルをのせ、そのざるに越し袋をおいて、
のペクチン抽出液をこぼれないように越し袋に流しいれます。(熱いうちにやけどしないように気をつけて作業します) 越し袋をぐるぐるっと口をねじっていき、越し袋の中のペクチンを一滴でも多く絞ります(熱いうちでなければ 固まり始めたペクチンが袋の布目をふさいでしまいます)
抽出したペクチン液を計量します。
今回は1100ccほどありました。 このペクチンを鍋に戻して、砂糖を入れる前に10分前後ペクチン液を煮詰めます。(柚子の皮を入れてからの煮詰める時間を短縮するためです)

こちらは越し袋の中の絞りとった後のカスです。

二割ほど煮詰めた
の鍋に、砂糖の三分の一量を加えて溶かします。この砂糖が溶けたら、
の刻んだ柚子の皮を一度に入れてかき混ぜます。 再沸騰したら、アクが浮いてくるので丁寧に取り除きます。
の砂糖が溶けてから約5分後に 残りの半量の砂糖を入れて溶かします。 同じように再沸騰してアクが出てきたら取り除き、約5分後に残った砂糖全部を入れます。
砂糖はこのように3回に分けて入れて、ママレードの皮に砂糖が染み込んでいきやすくします。

焦げないように気をつけながら 吹きこぼれない程度の強火で木べらでかき混ぜながら 最初の砂糖を入れてから28分で火を止めました。

ママレードはまだトロトロと流れるぐらいの柔らかさです。 柚子の皮に砂糖が浸透して綺麗な透明になっています。
大鍋に水をたっぷり張り、空き瓶と蓋を入れて 煮沸沸騰させます。 この作業も瓶が多ければ時間がかかるので ママレードを煮詰めはじめたら 同時進行でやっておきます。

トングなどで空き瓶を鍋から取り出し、熱い状態のママレードを瓶の9分目ぐらいまで流しいれます。 すぐに蓋をかぶせます。

私は片口レードルを持っておらず 普通のおたまで流しいれたのですが、どうしても瓶からこぼれるので 途中で2リットルのペットボトルを口から10cmぐらいのところでカットしてジョーロ代わりにしたら、とてもうまくいきました。

これは 最後にナベ底に残って固まってしまったものを もう一度鍋を湯せんして集めて瓶に移したものです。
蓋をしっかり締めて 熱いうちに鍋に入れて 加熱煮沸を5分程度すると 常温でも保存出来ます。
今回の作り方で考えてみると、ペクチン抽出液は使う柚子の量の7割程度が必要みたいです。 最初に入れる水の量はもう少し少なくてもよかったのかもしれません。
砂糖を入れてから30分足らずの短時間でしっかりゼリー状のママレードが出来たので このやり方でこれから作ろうと思っています。
ちなみに妹の作るママレードはイギリスのレシピで 出来上がりは琥珀色であの有名なフォートナム&メイソンのママレードにそっくりです。
そのレシピによると 砂糖は果実の2倍量使うのだそうですが、私はその量の砂糖を溶かすことが出来ません。 親切な妹はその英文レシピを 日本語の口頭で しかも電話でしか私に教えてくれていません。 『いつでも私が作ってあげるわよ』 という思いなのかもしれません
柚子のママレードは 香りも独特で美味しいものです。
あと一袋残った柚子も 今日のやり方でママレードに加工しようと思います。
それでも私が過去に二回作ったママレードは 家族から好評でした。 二回作ったことがあるのではなく、何回もこれまで作っています。 そのうちのたったの二回です(トホホと涙が出てくる出来栄えです)
そのうちの一つは、去年の今頃 柚子で作ったママレードでした。
房総にドライブに行った時、農家の庭先の無人販売所で買ったもので作りました。
それで今年も気をよくしてまたまた挑戦してみました。
先月末に平泉の帰りに寄った栃木の太田原の温泉で売っていた柚子が 綺麗で安かったので ついつい4袋も買ってしまったのです。 一袋百円でした(消費税込み)


冷蔵庫の野菜室で出番を毎日待っている柚子をやっとこ今日ママレードに加工することに。(このエンジンのかかりの悪さは やはり不得手だから)
未だママレードの定番レシピを持っていないので、今回も念の為に写真を撮りながら作っったのですが、出来上がってみると 去年よりも上手に出来たようです。
材料は 柚子:1.2kg 砂糖:1kg
たったのこれだけです。 レモン汁もペクチンも足さない、ほんとの無添加のママレードです。
作り方

ざるに湯でこぼします。( 農薬などを除くのが目的です)












今回は1100ccほどありました。 このペクチンを鍋に戻して、砂糖を入れる前に10分前後ペクチン液を煮詰めます。(柚子の皮を入れてからの煮詰める時間を短縮するためです)

こちらは越し袋の中の絞りとった後のカスです。






砂糖はこのように3回に分けて入れて、ママレードの皮に砂糖が染み込んでいきやすくします。



ママレードはまだトロトロと流れるぐらいの柔らかさです。 柚子の皮に砂糖が浸透して綺麗な透明になっています。




私は片口レードルを持っておらず 普通のおたまで流しいれたのですが、どうしても瓶からこぼれるので 途中で2リットルのペットボトルを口から10cmぐらいのところでカットしてジョーロ代わりにしたら、とてもうまくいきました。


蓋をしっかり締めて 熱いうちに鍋に入れて 加熱煮沸を5分程度すると 常温でも保存出来ます。
今回の作り方で考えてみると、ペクチン抽出液は使う柚子の量の7割程度が必要みたいです。 最初に入れる水の量はもう少し少なくてもよかったのかもしれません。
砂糖を入れてから30分足らずの短時間でしっかりゼリー状のママレードが出来たので このやり方でこれから作ろうと思っています。
ちなみに妹の作るママレードはイギリスのレシピで 出来上がりは琥珀色であの有名なフォートナム&メイソンのママレードにそっくりです。
そのレシピによると 砂糖は果実の2倍量使うのだそうですが、私はその量の砂糖を溶かすことが出来ません。 親切な妹はその英文レシピを 日本語の口頭で しかも電話でしか私に教えてくれていません。 『いつでも私が作ってあげるわよ』 という思いなのかもしれません

柚子のママレードは 香りも独特で美味しいものです。
あと一袋残った柚子も 今日のやり方でママレードに加工しようと思います。