着物熱が冷めたわけではないけど、昔ほど着物を着ることが少なくなっています
昨年は9月から12月までお茶の稽古もなく、ますます着物を着ることもなく過ぎていきました
暑かったし
今年になってお茶の稽古も再開されましたが、初釜もなし
正月も晴れ着を着ることもなく終わってしまいましたが
○ トトさんの母様のところへお年賀へ
ベス🐕🦺も一緒なので(車の中では、ずっと私の膝の上)、水屋着を着ていました
緯双の花車の絵柄の泥大島紬に、暮れにトトさんの伯母(母様の姉)の形見としてもらった塩瀬に手描きの名古屋帯
20年ほど前に初めて仕立てた大島紬です
大島紬は、生地が薄いので、縫い糸の引き具合が表に響き、苦労しました
通っていた和裁教室で先生に何回もダメだ❗️ダメだと縫い直しをさせられて、手も入れてもらって
柄が大きいので、八掛けを渋めの紫色にしたのは正解でした
今でも違和感なく着れます
緯双とは、横糸だけがかすりの模様がつけてあり、柄を織り出した大島紬をいいます
縦糸と横糸のかすりの柄を合わるという手間がかけてないので、お値段は比較的求めやすい大島紬です
その手軽さからか、大胆で素敵な柄が多いのが緯双の魅力
母様は伯母の着物はほとんど把握していたはずでしたが、この帯は記憶にないと
母様に見せるために選んで締めた帯でしたが、残念
でも花嫁着付けなど高度な着付け方を指導していた母様は着物好きで、私が着物を着ると喜んでくれますし、この日もそうでした
○ お茶の稽古
毎年1月限定で袖を通すこの染め小紋は、社会人になって初めて自分の働いた金で買った初荷の丹後縮緬(母に買わされた、母好みの柄)
仕立てたのは20年前
昔の丹後縮緬の良さが感じられる着物です
復元力が素晴らしく、しわになりにくい
帯は袋帯をヤフオクで昔ゲット
松に鷲が織り出してあり、箔入り
肝心の鷹🦅の柄が上手く出ないので、暮れに二部式に作り直しやっと日の目を見た帯
○ お茶の稽古2回目は、亀甲崩しが織り出してある結城紬
この着物もヤフオクでゲットし、袖幅、肩幅のお直しの勉強
身幅があり過ぎて、お茶の点前がやりづらい着物です
でも結城紬はやはり温かい
ふっくら真綿の威力を感じます
帯は椿がパッチワーク(きりばめ)された名古屋帯
お稽古場ではすぐに水屋仕事だったので、コート代わりに水屋着を着て(車移動だから許される気安さです)
2部式のシルクックの水屋着
○ 暮れに塩瀬の染め帯と一緒に私の所に来た伯母の大島紬のお直しが終わったので、着てみました
カジュアルな新年会だったので、半衿を好きな赤にしてみたら、顔が暗くなったようです
柄は一元(ヒトモト)の9マルキのようです
帯は生前の伯母にもらった真綿紬の名古屋帯
捨松の手織り帯のようですが、薄め
太鼓部分ににたたみシワが出来ていたのに、時間がなくてそのまま着てお出かけ
○ 雨の1日になったので、家着物着た日
ウールの単に博多吉弥帯
ウールの着物から仕立て直した上っ張りも着て
こんな頑張らないと感じの着物姿が1番好きです