サンセバスチャンの河口近くにかかるマリア・クリスティーナ橋
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
バスク観光3日目の町と宿は、スペインのサンセバスチャン
美食の町として有名だそうです
フランス側から高速道路でスペインに入り、高速道路を降りて海岸へどんどん下って行きました
予備知識がほとんど無いままだったので、街の規模の大きさにびっくり
その前のサン・ジャン・ド・リュズの町があまりにも小さかったので、同じような町だと思い込んでいました
長距離バスはこのマリア・クリスティーナ橋を渡り、すぐに左折して地下へ
バスターミナルは地下にありました(景観をとても大事にしていることがよくわかります)
バスを降りて、ローカルバスで投宿するホテルへ向かいます
バスで渡ったマリア・クリスティーナ橋を徒歩で戻りバス停へ
ヨーロッパ版?の乗り物案内のようなアプリで、目的地に合わせたバスを検索するプーさん
道路もバス停も綺麗です
バスで七つ目ぐらいのバス停で下車して徒歩数分でホテルに到着
ワォ‼️
プーさんが今回の旅行で一番楽しみにしていたホテルは、ブティックホテルと最近ジャンル分けされている小さなホテル Villa Soro
昔の貴族か富裕な商人の館だったらしい建物をホテルにしてあるようです
まず道路に面した敷地は高い城壁のような塀
インターフォンを鳴らして、名前を告げるとロック解除
車用のゲートも同じ仕様
セキュリティの高さは相当なもの
チェックイン時間より早めに到着しましたが、部屋の準備が出来ているとすぐに案内してもらえました
部屋は、日本でいう2階の正面から見た右端の部屋
階段で上がりましたが、もうそれこそ映画の中に入り込んだようです
部屋のインテリアはモダンで英国趣味のカーテンや調度品
バスルームもとても広々としています
荷物を下ろして、早速旧市街地へ
フロントでスタッフが市街地までの歩き方などを詳しく説明してくれます
みんなにこやかでフレンドリーなところが、ブティックホテルの特徴でもあるのかも
海岸通りに出ると、綺麗なビーチが広がっていて、サン・ジャン・ド・リュズのビーチと似ています
ただ、ビーチに接して建物がない分、より開放的
ビーチバレーの設備も
ビーチの端はサン・ジャン・ド・リュズのビーチと同じように海に向かってかつての要塞なのか城壁の一部も見えていて、ここも歴史ある町だとわかります
あのマリア像かキリスト像が見える山に登ってみたら、サンセバスチャンの街が見渡せるよ‼️
私の一言は即却下
ウルメラの河口に一番近いクルサール橋
川上方向の写真しか撮らなかったのですが、河口にビスケー湾から入り込む潮というか波の勢いが凄くて、しばし見入っていました
橋を渡り旧市街地へ入りました
時間は4時ぐらい
地元の人も観光客も、やらのお楽しみ時間を待っているよう
中心地にあるコンステシオン広場(憲法広場と訳してあることも)
広場に面している部分はレストランやバル
面白いことにファサードには部屋番号が記してありました
バルコニーの出入り口のドアの上(茶色部分に番号が)
昔は地元民が暮らしていたそうですが、現在は観光客用の施設だとか
この広場を通り抜けると、ついに出現‼️
狭い通路の両脇はズラーッとバルやレストラン
時間的に早すぎてまだオープンしていない店がほとんど
立ち飲み立ち食いは避けたくて、テーブルがある店を選んで、中を覗いていきますが、どの店に入るか迷いっぱなし
意を決して一つのバルへ
バスク特有のピンチョスが、カウンターにびっしり並んでいます
嬉しいことに、番号が振ってある
プーさんが、最低3軒のバルを梯子して、飲んで食べよう❗️と
これがスペインのバルでのピンチョスの楽しみ方らしいのです
4種類選んで、飲み物はもちろん、チャコリ
微発泡酒でアルコール度数も低め
少し酸味があり、爽やかな飲み心地
ピンチョスはフランスパンのバケットを薄くスライスした物に、様々なお惣菜がトッピングしてあるオープンサンドのような物がメイン
でも串に刺した食べ物も
タコもサーモンも美味
バルではキャッシュのみと思っていたので、ユーロをかなり持ち込んでいましたが、カード使えました
お会計は最後
混んできたので、一軒目を退出
2軒目を探します
プーさんがリサーチしてある店はオープン前で入れず
ここでもチャコリとピンチョス3種類選んで
ウニをのせて焼いた物やイワシのマリネのようないピンチョスは選んで大正解
美味しい😋
ところが、チーズに生ハムがのせてある見た目とてもおしゃれなこのピンチョス
大失敗でした
大、大、大嫌いな山羊のチーズ
口の中に山羊小屋の臭いが広がって、もう泣きたい
飲み込んだ後も口の中が山羊小屋😱
持ち歩いているミネラルウォーターを飲んでも、収まらない苦手な臭い(好きな人には匂いなんでしょうが)
これで一気に気分が下がって、店を出ました
3件目は、散歩しながら全ての店が開店する時間まで待つことに
まずはすぐ近くの教会へ
サンタ・マリア・デル・コル大聖堂
ここはミュージアム併設だからと、入場料を取られました
ひとり5€だったかな
こちらも立派なパイプオルガン
ミュージアムの中は、宗教に関する歴史的な数々
階段を上がって一番上の階に行くと、ミニチュアの村がガラスケースの中に再現
残念ながら、朝見学したサン・ジャン・ド・リュズの教会ほど印象に残らず
教会を出て、最初に見た見晴らし良さそうな山へ登ることに
細いながらも散歩道が整備されていて
頂上には城壁が!
中には狭い通路を通って
出てきた所は、やはり要塞の跡地でした
出てきた所は、やはり要塞の跡地でした
見上げると、キリスト像
眼下には、歩いてきたZurriola hondartzaビーチが見え、反対方向の湾にはラ コンチャ ビーチ(La Concha)が
予想した通り、サンセバスチャンの街を見守るようなこの山は、モンテウルグルと呼ばれる12世紀ごろにモタ城と要塞があった所でした
ビスケー湾をしっかり睨んでいた当時の様子が偲ばれます
この山については、詳しい説明をウェブサイトに見つけました
さて、だんだん暮れなずんできたので、山を降ります
着いたのは、ラ コンチャ ビーチ側
左手に見えるバルやレストランが所狭しと並ぶ区域に再度入っていき、とても賑わっている店を見つけました
どうやらパエリア専門の店
テーブルが中にあるか尋ねると、ガラス面の向こうに厨房がある席なら案内されて
ビールで乾杯
サラダとロブスター🦞のパエリアを頼みました
店の中は満席
次々に大きなパエリアを作っていくのを見ながら、ビールをサラダで楽しんで
厨房の中のコックさんが気を利かせて、目の前のガステーブルで私たちのパエリア作りを始めてくれました(何台もガス台が有り)
熱々のパエリアが運ばれてきて、手も使いながら
バル3軒梯子はできませんでしたが、満足の夜
治安が良さそうで、歩いてホテルへ
ホテルに着いたのは9時前
ルームカードで敷地内に入りました
出迎えてくれたのはキャンドル
楽しいサンセバスチャンの夜でした
コメントありがとうございます
サンセバスチャンはとても素敵な町でした
せめてもう一泊したら、もっと街歩きしたりケーブルカー乗ってイゲルド山に登ったり出来たのでしょうが
食いしん坊の私たちにはそちらも魅力が優先で(笑)
バスクはバスク語の表記がしてあり、町の名前に残っていたり、やはり文化の違いを感じました
でも、バスク人なんて⁉️
サンセバスチャン、大成功でしたね。
街も食べ物も、いい所!
バスクはスペインとはちょっと違うっていうけど、表面的には分かりませんね。
情報通のプーさん、大活躍で、最高の旅行が楽しめましたね!