ひとり行動になった土曜日、昼前から上野へ
前回満ち足りなかった「本阿弥光悦の大宇宙」展です
今回も東博の中では、本館で開催の平泉の「中尊寺金色堂」展が長蛇の列
そこを通り越して、平成館へ
今回は最初から展示会場の後半へ入りました
土曜日だけど、混雑は無し
ゆっくりゆっくり、光悦流の書体を見ることが出来ました
特に、お経を写した巻物(法華題目抄)は、書体が楷書から行書、たまに草書体へと変わっていき、数回に分けて書いたのかなぁとか、何故書体が変わったのかを想像しながら見ていく楽しさ
断簡では出来ない鑑賞です
覚えられるわけでもないし、全てが記憶に残ることもないとわかっていながら、ゆっくりゆっくり光悦の書を目で追っていく面白さ
堪能出来ました
茶碗の展示コーナーに入る前に、一旦休憩
そして、茶碗の鑑賞
前回見た時、もう一度見たいと思った白楽茶碗の「冠雪」が見当たらない
記憶違い?
その代わり、全く記憶に残っていなかった同じ白楽茶碗の「白狐」が存在を放っていて、混乱
ここで不安になり目録を確認
何と作品の入れ替えが行われていました
よくある事ですが、前期と後期の両方を見る事が出来たと、この時やっとわかった次第
前回は迷ったけど買わなかった図録を、今回はやはり欲しくなり購入
しばらくは図録を開いて余韻に浸りたい気分でした
2回足を運べた「本阿弥光悦の大宇宙」展に満足して平成館を出ました
まだ気持ちに余裕があったので、本館へ
3時を回っているのに相変わらず「中尊寺金色堂」展は、入場制限中
平泉中尊寺は14年ほど前に行ったので、もう十分
2階を軽く一巡
国宝室は主に東博が保管している国宝を期間限定で一点のみ展示する部屋とだそうです
今回は、曼荼羅図が一点展示
十重の塔が紺色の紙に金泥の字で描いてあるのですが、近づいて見ると、塔を形作っているのは「金光明最勝王経」をそれはそれは細い字で写経してあるのです
面相筆で書いたのでしょうか
写経なので書に分類されるはずが、曼荼羅図の中の塔がお経で書かれているので、絵に分類されているのだそう
とてもとても珍しい物を見る事が出来ました
1時間ほどで館内を出て、上野駅へ
北風が冷たい
でも満ち足りた気分で電車に乗り込みました
これで光悦がスッキリ胸に落ちたのではないでしょうか^_^
羨ましい^_^私はなんとなく消化不良みたいな感覚でいます💦
前期後期、展示入れ替えも経験なさって
ちょっとした混乱もありつつ
なんだかお得気分だったのではないでしょうか^_^
いい一日でしたね^_^
随分コメ返遅くなり、失礼しました
光悦の世界、今回で満足出来ました(笑)
ぎゅうぎゅうに詰まるほど混雑していなかったのも幸いでした
やはり展示物が多いと、記憶に残るのも少なくなりますしね
少なければ少ないで文句言う私ですが😅
コメントありがとうございました