これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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あくまき作りとかからん団子作り・・・鹿児島の郷土食

2021-07-04 | 食 手作りデザート おやつ



火曜日の事ですが、あくまきを作りました

いつもは5月の節句の頃か、6月始めに作っています

今年は遅くなりました

アクは、昨年木灰を熱湯で濾して保存しておいたもの

前日にもち米を洗い、アクに一晩漬けて、小豆も2回アク抜きして固く茹でて、もち米に混ぜ込みました

今年は筍が不作で、大きな竹の皮も採れずに、昨年のもの

水に漬けて戻したものを、たわしで裏表洗って、もち米を包みます

今回は1カップ(250cc・・・アメリカの1カップ)のもち米を包みました

外に大きなかまどを設置して、大鍋で茹でること90分・・・この作業はトトさんが文句も言わず引き受けてくれます

この時期の火を焚く仕事は、重労働

アクエリアスをがぶ飲みしながら、火の番していました

3時間以上、沸騰したお湯で煮ていたいのですが、連日の雨で乾いた炊き木が底をついて、一旦終了

釜からあくまきを出して、圧力鍋で25分加圧しました

熱々をストレッチラップで包みました

次に、残りの小豆を煮て、バイタミックスで皮ごと粉砕

濾し袋で濾して絞って餡作り

出来た餡と団子の粉をよく混ぜ込んみます

かからん葉(サルトリイバラ)の葉っぱで挟んで蒸し器へ

20分蒸して出来上がり

トトの母様、叔母伯母に配ったり、妹や甥っ子に送って、懸案事項を一つ終えました

あくまきは 今では通年売っていますが、小豆入りはありません

年取った母様たちはこの小豆入りを懐かしがって喜びます

最高年齢97才、あと何回食べさしてあげられるのかなと、毎年思いながら頑張って作っています












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3 コメント

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アクマキ~ (frozenrose)
2021-07-05 02:50:10
作り方のご紹介ありがとうございます。うちの夫は薩摩川内の姑様の実家から送ってくれるアクマキが大好きでしたが、今はもう食べられなくなり残念がっています。
まず灰を集めないといけないから無理と申していますが、こちらの記事を参考にいつか作ってみたいです。

アクマキは朝鮮出兵に島津軍も携行したとか。保存食でもあるんですね。今も作っている方がおられて、なんか心強いです。
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カカランハ (frozenrose)
2021-07-05 02:55:11
引き続き失礼します。
カカランハを以前こちらのブログで拝見した時、冬でも葉が青々しているのて驚きましたが、鹿児島では常緑だそうで、それなら年中作れていいですね。
あんも手作りされて素晴らしいです。
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Unknown (おたかさん)
2021-07-05 11:12:49
おはようございます
コメントありがとうございます
あくまきをご存知なのですね
少量なら、圧力鍋で短時間に作れます
それでも半日仕事かな。
木灰は、広葉樹を燃やして出来た灰が一番適しているそうです
同じ団子の生地を使って蒸した菓子で、かからん葉だとかからん団子ですが、月桃の葉や竹の皮で巻いても作ります
竹の皮だと春駒という鹿児島銘菓になります
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