****このライブレポートもあっという間に最終章に突入です!!
心してお読みください。
それではよろしく!!****
バンドの入れ替え時間中は、常に例の白スクリーンがおろされてステージが見えなくなります。
でもその間、80年代の洋楽を中心にMVが流れています。
正にMTV世代のドツボ映像が満載。
カイリー・ミノーグ、ベリンダ・カーライル、シンディ・ローパー、スイング・アウト・シスターなどが次々と登場だ!
その時代に青春を送った人たちにとっては感涙ものだね。
ミキサー&照明担当はクンペイ君が一人でこなしている。
まさにスーパーマンとは彼のような男のことを言うのだろうね。
満を持して大トリに登場したのは、このブログの主人公でもある我らが「the sapporo transit authority(S・T・A)」
7、20:30~21:45
BGMはめっちゃムード満点。
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。
STAはこの日締めくくりのライブだけに、力の入りようが半端でないです。
しかも8人編成。
この日1番の大人数で臨む、飛びっきりにやかましいブラスロック
(まあ、いつものことではありますが・・・)
他のバンドで吹く楽器が所属しているのは、ノース・サイド・ソウルのみ(しかもブルースハープ)。
STAは徹頭徹尾に、ほとんどの曲を初期シカゴで熱烈網羅。
どこでやっても浮きまくりのバンドですが、この日はちょっと事情が違った。
何と言ってもマサのバンド仲間でもある盟友達が一同に集うホットタイム主催「ライブ!ライブ!ライブ!」の集大成というイベント。
よって客層はほとんどが、熟練のロック通で占められているわけです。
うるさ型が大挙しての総動員。
こりゃあ、初心者みたいに下手な演奏をやらかしたら、速攻で袋叩きにあっちゃうという危険も孕んでいる。
初心に舞い戻り、気持ちを引き締めて、ライブに取り組みました。
結果ですか?!
もちろん大成功!!
大受けでした。
それはこれからのレポートで堪能してね
(ところどころに,またもや反省点は勃発しているけど)。
で、このホットタイムに以前STAが出演したのは2019年の12月15日(SUN)リブレーション・クリスマス企画でした。
早いもので4年近くが経過していたんだ・・・・。
その後は例の鬱陶しいコロナ騒動・・・・・。
全くライブ機能がマヒ状態に突入して、残念ながらここホットタイムとはご無沙汰気味でした・・・・。(´;ω;`
(まあ、途中、他のバンドを見に来たり、パープルブリンガーで出演はしていましたが)
その間も、メンバー達、スタッフ達、オーディエンスからホットタイム出演の要望が殺到したため、急遽、めでたく舞い戻ってきたわけです。
さてさて、ゴージャスなるツワモノ達が揃いましたよ。
意外にも、ここのステージに立つのは初のメンバーが多数!。
ステージに全員が収まるのか?・・・・とライブ・ハウスのスタッフさんも危惧していましたが、S・T・Aはすっかりと手馴れたものです。
毎度の事ですからね。
相変わらずメンバーの出入りは激しく、人数やらパートやらの移動も頻繁。
その顔ぶれや担当楽器、ライブハウスの空気感、イベントの主旨、客層、出演時間などを慎重にマサが吟味しつつ、メンバーらの意見を取り込んでタイム計測のもとセット・リストを慎重に組み立てました。
現実問題として、毎月、S・T・Aという名前のもとに新しいバンドを組んでいるような事態が続いています。
周囲からは「よくもまあ、18年もの間、一時たりとも休みなく活動できるね。コツを教えてほしいくらいだよ」と感心されちゃうくらい。
わかったらこんな苦労しないよお・・・私が教えてほしいくらい。
もうこれは単なる意地です。
いつになったら演奏のみに集中できる日が訪れるのか。
それを追い求めてただひたすらに、前進あるのみです。
マサが唯一のオリジナル・メンバーとしてバンドを運営していますが、今度こそは心機一転ニューS・T・Aで再起動する所存であります。
そういった意味でも大きなヒントともいえるライブだったのが、今回のホットタイム。
何といってもすでに中核のポジションにいるアッキーの尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。
普段は癒しのムードメーカーですが、やるときにはバッチリと決めてくれますよ。
他のメンバー達も強力この上ない。
どのパートも歴代中ピカイチ。
コミュニケーションもバッチリで、やっとこさ最高の布陣が整った次第。
長かったなあ・・・・・
「継続は力なり」を実感。
とにもかくにも、通算205回目のターニング・ポイントを迎えた感が強くて武者震いしちゃいました。
新鮮な気持ちでGO!GO!GO!
改めて強力なるメンツの紹介をば・・・・・・
毎度おなじみのマルチで器用なチャーミング・アッキー。
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのソウルクイーン・アイちゃん(この日もカウンターで囲まれていたよ~!)。
彼女のキュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ。
心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクションに専念。
あちこちから常にひっぱりだこの人気者、ミツによる絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀。
ハマピーは目を見張るプレイとパフォーマンスで観客一同から、惜しみない拍手を送られていたよ。
実はこの日は花川にて1ステージを終え、その足で駆けつけてきた猛者なのだ!!お疲れ様です((´∀`*))
心境著しいアンクルキャッツのフクさんも、ギター・パートで猛烈に奮起。
そして頼もしきアルトサックスのトモちゃんが新たに加入したことが、今年最大の収穫です。
彼女は今回S・T・A至上最も難しいセット・リストを、ごく短期間で完全にマスターしてきたのです。
何という恐るべき驚愕のレディ。
ずっと頭を悩ませ続けていたサックス・パートも、これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも次回のライブが待ちきれませんよ。
とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも皆、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。
人数が多いS・T・A。
しかもホットタイムのスタッフはクンペイくん一人で切り盛りしているものだから、セッティングに膨大な時間を要します。
まずは立ち位置決めでひと悶着。
ズラリと3管編成+リードボーカル。
見た目だけでも圧巻。
その後は各ポジションごとに譜面台を立てて、チューニングとイメージ・トレーニング。
マサはミキサー・サイドとステージ上との中継役も担って意思の疎通を図る。
ここいらにてウォーミング・アップは完了。
マサの正面テーブル席に座っている観客の会話から、何やら「テリー・キャス」とかのウンチク話が聞こえてきて、とても気になります。
まあ、時間は押し状態のため、けっこう焦りがありますが、オーナー夫妻から「時間のことは全然気にしないでいいから自由にやって!」と心強い励ましの言葉をもらいリラックス。
トモちゃん、STAライブは久し振りなんだけど、そんなこと微塵も感じさせないほどに(そんなことを知らない人が見たら、まるで毎日ステージに立っているような佇まい)不敵な構えでスクリーンの裏側に仁王立ち。
最終チェックとして(この日は7バンドなので時間の都合上、本番トップのイトシノトシオ君のみがリハありで、他のバンドは一切リハ無しだった)クンペイくんのタブレット指示に従って、各パートがマイクから軽い音出しのバランス&音質コントロール。
マサはボーカル用ワイヤレスヘッドセットマイクのチェックで「HA~I!1・2~!オーケー!サンキュー!HEY!HEY!ロックンロールもっとこいや~!!!」と叫んだら、酔いのまわった観客達も熱狂して「がっつりこいや~!」とコブシを突き上げて挑みかかってくる。
まるでプロレス会場みたいだ(笑)
モニターやPAに近づくとハウリングが発生するので要注意。
さあ、準備万端整いましたよ。
「オーケー!!いいですか!?」
マサとクンペイくんとでアイコンタクトを交わして、「いつでもいいよ」のオーケー・サイン,頭上高く円を描いて発信。
次いでアッキーが、いつの間にかスペイシーかつプログレッシブなSEを開始。
モッチンへ手拍子でテンポのメッセージを送ると、ハイハットで正確無比なリズムを刻みながらガイドライン。
フクさんも歯切れのよいギター・カッティングで彩を添える。
ホーン隊も意気揚々と各自が構えの狼煙をあげる中で、マサによるアナウンス。
「はい、そろそろ盛大にいくよ~~!!」
焦らしに焦らされた状態の観客達からは早くも歓声が沸きあがる。
BGMもストップして、スクリーンがゆっくりと上昇。
それに連動して、鮮やかで派手なる照明がいっせいに焚かれる。
サーヤは、最前列にてネオンスティックを振り続ける。
フジリンはビデオカメラによる撮影を敢行。
すでに熱いライブを終えたマオくんはじめ対バン達も、汗拭きつつリラックスしながら着席してこれから繰り広げられる圧巻の空間へ食い入るようにひたすら注視。
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
AKI・・・KB CHO SLIDEWHISTLE
MOcCHIN・・・DR CHO
HAMAPY・・・TP
TOMOCHAN・・・AS
AICHAN・・・VO CHO PER
MITSU・・・TB
FUKUSAN・・・G
***SET LIST***
1、INTRODUCTION・・・CHICAGO
2、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
3、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO
4、SOULMAN・・・THE BLUES BROTHERS
5、FUNKY STUFF・・・KOOL&THE GANG
6、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
7、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO