会場内に流れているBGMはビートルズ「オブラディ・オブラダ」
3,13:35~14:00
はい!
さてさて、満を持して、札幌や江別界隈では噂が持ち切りの「深雪ーKYON2ーの巻」が初登場だ!
もちろん伝説の昭和アイドル歌手、小泉今日子をトリビュートするべく結成。
キュートなる歌姫ミーちゃんが率いるバンドなのだ。
(キョンキョンのトリビュートバンドというと、真っ先に今年2月26日、雪明りの路に出演していた「ルンルン天国」を思い出す)
こんなにも素敵なバンドが序盤に登場だなんて、もったいないような気もするけど、ある面では華やかだけにこれはこれでもってこいかも。
とにもかくにも、堂々たる名演を繰り広げてくれることを思いっきり期待しよう。
ミーちゃんのバンドを見るのは、今年7月23日小樽浅草橋「オールディズナイト」での「暴れ百恵」対バン以来だね。
それにしてもミーちゃんの近年における活躍ぶりには、目を見張るものがある。
数多くのバンド活動だけでも驚愕ものなのに、自らもライブイベントを立ち上げて気を吐いているし。
正に男顔負け、八面六臂のアクティブさ。
このマサだって、エイベッツ、ゴールドストーンなどでもオファーをいただきました。
しかも、STAへ何人ものメンバーを紹介してもらったり(難攻不落の管楽器ミュージシャンをね!)、写真撮影までしてもらっているのだ。
お世話になりっぱなしだ。
それはともかくも、さてさて、ミーちゃん在籍のバンドはこれまでにもたくさん見てきたり、対バンを組んだりしてきましたが、ここのところ、物騒なバンド名が多くないかい!!??・・・・。
「殺し屋」しかり・・・。
でも、いざ蓋を開けてみたらば、非常に心安らぎ元気も貰えるアイドルチックなポップ系サウンドが満載です。
決してデンジャラスなパンクではありませんですよ、一応念のため・・・・((´∀`*))。
「暴れ・・・」も、どうやら派手なドラミングを繰り広げまくる、ドラマーのパフォーマンスからヒントを得て命名したとのこと。
何から何までもがユニークな遊び心に溢れている。
今回も一体全体、何が飛び出すやら胸ときめきワクワク状態さ。
趣向をふんだんに凝らした内容は保証しますよ。
はい!さてさて、観客達は早速、最前列のダンス・フロアへ一斉に集結しているよ。
粋で賑やかなる6人のメンバー達を紹介します。
ヴォーカルに・・・もはや説明不要のミーちゃん。
黒いシャツ、手袋とフリルの青いスカートは共にシースルー仕様。
黒いベルトも着用。
頭には銀色のティアラという徹底ぶり。
今回も存分に力が入っていますなあ。((´∀`*))
お見事の一語に尽きるよ。
実は彼女はもちろんキョンキョン世代ではないのだよ。
サビだけ聞いたことがあるなあ…程度なのです。
それでもここまで見事自分のものにしちゃうんだから、たゆまぬ努力と、心底、歌に惚れ込んでいる証拠でしょう。
私の知る限りでも彼女が手掛けてきた女性モノは、森高千里、工藤静香、椎名林檎、山口百恵、レベッカ、そして今回のキョンキョン!
たぶん、まだまだありそう・・・・(-_-;)
ギターは・・・リーダーのエレキダくん
毎度おなじみ、愛器のストラトキャスターを使用。
3トーンサンバースト・ボディカラー。
ローズ指板。
すでに有名となった上下スパンコール衣装(写真参照)
以前、ゴールドストーンの楽屋で密かに本人へ取材したところ、3種類の衣装を持っているとのこと。
入手先は主にネット通販。
テンガロンハットは愛妻からのプレゼント。
羨ましいかぎりだ。
驚いたことに、マサと居住地が近い!!
眼鏡姿のキーボードは・・・もはや説明不要のキムキム(KORGのKRONOSを使用。)
イスに座って渋くプレイに専念。
な、な、何と、ハットも衣装もキラキラと輝いているではないか!?。
キムキムがキラキラだなんて、洒落ている・・・。(-_-;)
これってもしかして、エレキダくんからの提供品・・・?!だろうなあ・・・どうみても((´∀`*))
ベースは・・・おーちゃん
腕に刻み込まれたTATOOが神々しい。
愛器は、2年前におニューで入手したという5弦のESP。
紫のサンバースト・ボディカラー。
バーズアイメイプルは、いつまで見ていても飽きのこない木目。
芸術的な美しさ。
PUはアクティブ回路。
更にはドット・ポジションマークも闇夜に浮かび上がるライティング仕様故に、ボディ裏には9ボルトバッテリーが2個も搭載されているというゴージャスぶり。
ドラムは・・・ケンちゃん。
彼もこれまでに色々なバンドで叩いている姿を拝見していますが、安定感抜群でパワフルなドラミングには空いた口が塞がらないよ。
呆れるばかりだ・・・。
手数王の冠は伊達じゃない。
余裕しゃくしゃくで、スリリングな貫禄のステイックワークは群を抜いていた。特筆すべき点は、キムキム同様にハット&ベストが目に鮮やかなる赤いスパンコール仕様だということ。
このバンドは見るたびにドンドンと派手になっているような気がするんだけど、そう思うのは私だけかなあ…いや、絶対に違うね((´∀`*))
そして、コーラスガールにはミキちゃん
ミーちゃんとは対照的に、全身を黒い衣装で統一(ドレス、ブーツ、ストッキング)。
でもティアラは金色に輝いていたよん。
曲ごとに、ありとあらゆるパーカッションをこなしていました。
・・・・・という布陣だ!!
大変前置きが長くなりました。
念入りなるリハーサルとサウンドチェックを終えて・・・・・個人的にも興味津々。
せっかくだから、以前に書いた、濃厚なるライブレポートも引用して加筆していこうと思います。
それでは、怒涛の本編へと突入しましょう!!
「ルンルン天国」とはまた一味違った魅力をまんべんなく発散。
エレキダ君が心底愛してやまない、お気に入りのキョンキョン・ワールドを、たっぷりとご堪能くださいませ。
壮大なるPROJECT最新シリーズお楽しみに!!
アドレナリンの噴出が止まらないからご注意を。
まずは主催のダンディなサイトウ氏が、後方受付テーブルよりワイヤレスマイクを持ってバンドを紹介。
それに導かれてのスタート!
愛くるしいシンガーをフューチャーするべく、豪華絢爛なショーの開幕だ。
早速、賑やかなる応援団が最前列に陣取って、熱烈声援を送っているよ。
とにもかくにも、最初から最後まで元気いっぱいにはじけまくるステージングに要注目。
1曲目の「学園天国」から情け容赦なき波状攻撃開始。
チャーミングヴォイスで「アー・ユー・レディ!?
ヘーイ、ヘイヘイヘイ~~~・・・・・♪」と、いきなりのコール&レスポンス。
1988年12月リリースのアルバム「ナツメロ」に収録。
オリコン週間チャートでは最高3位を記録。
歌のトップテンでは見事1位を獲得!
1989年11月1日に28枚目のシングルとして発売。
累計出荷枚数は50万枚。
小泉主演のドラマ「愛しあってるかい!」の主題歌。
はい、オリジナルは誰もが知っている伝説のグループ、フィンガー5が1974年3月5日に発売した4枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
累計売上は105万枚!。
これらの音源を「深雪ーKYONKYON2-の巻」は、懇切丁寧忠実に再現。
開巻から遠慮なく勢いにのって、爆発の狼煙をぶちかます。
できることならば、本家同様にタップダンスも披露してほしかったなあ・・・・なあんて言ったらとっても欲張りなこと!?。
おお!
オーちゃんの秘技ともいえるベースソロが、惜しげもなくこれでもかあというほどグルーヴィーにブイブイ唸りをあげる。
それに負けじとキムキムもノリノリで応戦する姿が神々しい。
オープニングから皆、やられちゃった感が半端ない。
脳天ヒューズもプッツン状態でいかせてもらいました。
これで掴みはバッチリとオーケー。
そうこうしているうち、アッという間にエンディングを迎えることに。
決めのセリフはもちろん「サンキュー!!」
ミーちゃんはMCも兼任
「こんにちは!深雪キョンキョン2の巻です。
今日は銭函初参戦ですが、盛り上げにやって来ました。
私も江別でのライブイベントを企画していますので、もしよろしければ来てください。
それでは次の曲にいってみたいと思います。
・・・・ヤマトナデシコ七変化」
1984年9月21日リリース。
11枚目のシングル。
10万枚限定で12インチもKYONKYON2名義で発売された(ウィキペディアより)
売り上げはオリコン発表で30,1万枚。
album「セレブレーション」のラストに収録。
当然オリコンチャート、ザ・ベストテン、ザ・トップテンで1位を獲得!
和洋融合の当時としては斬新すぎるサウンドがすこぶるご機嫌。
フラメンコ風ギターは、エレキダ君の真骨頂で活き活きとしているね。
序盤では珍しく被っていなかったトレードマークとも言えるハットを、ここでやっと着用。(もしかして、忘れていたのかな・・・?)
チャイナ風な雰囲気もオリエンタルムードが満点。
早速、勢い余ったのか妖艶なるコーラスガール・ミキ嬢のティアラが後方に吹き飛んだ!
終盤では、隠し玉ともいえるコケティッシュなミーちゃんの新体操リボンがクルクルと空中で弧を描く。
タッチのミナミちゃんを彷彿とさせる図。(体操着ではないけどね・・・・)
このへんにきたら、メンバー達も体が温まってきたようで、リラックスしたような表情を浮かべている。
余裕と貫禄さえ伺える表情を浮かべて。
しかし、キョンキョンの曲ってどれもこれも、理屈抜きにはじけまくっていて個性的でいいなあ!
素晴らしくて大好きさ。
「ギタリスト、エレキダさんへの片思いの気持ちを込めて歌います。
それでは3曲目、バラードで・・・・・木枯らしに抱かれて・・・・」
1986年11月19日に発売された20枚目のシングル。
album「ヒッピーズ」に収録。
ザ・ベストテン&歌のトップテン共に1位を記録。
小泉の主演2作目となった映画「ボクの女に手を出すな」の主題歌となった。
「第38回NHK紅白歌合戦」では本楽曲を歌唱した。
何とアルフィーの高見沢俊彦の作品。
(彼らもシングル「サファイアの瞳」のカップリングとしてセルフカバーした。
歌詞、サビ、間奏など大幅にアレンジしている)
それまでのアップテンポな曲調から一転、マーチング風なスネアによるイントロからグッと胸に迫ってくる。
切ない旋律に浸っていると、迂闊にも思わず泣かされてしまいます。
本来ならば落ち葉を踏みしめながら、秋に聞きたい曲だけに、今の季節にピッタリだ。
やや抑えめに、タイトでストレートでシンプルなアート・ワールド。
しかし、キョンキョンはどんなタイプの曲も歌いこなせる。
色々なキャラクターを演じるカメレオン・アイドルのお手本そのもの。
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている、ぽっと出のアイドル連中とは段違い。
だからこそ、デビュー時からずっと第一線で、多方面にわたって活躍しているんだね。
味わい深い季節感がとても良く表れている歌詞と、アコースティックの冷たく輝いた音色が情景を増幅させます。
延々と流されるコードのタイミングとセンスも絶妙。
ぶっちぎりな完成度の高さも、思わず納得だ。
抒情豊かなフレーズと、幻想的なメロディーに酔いしれてみるのも一興。
アイドルチックな振り付けも交えた、ミーちゃんのキョンキョンに対する、リスペクトの度合いは半端ない。
歌い回しや声質や振る舞いに至るまでソックリ。
間髪入れず、たて続けに5曲目は「渚のはいから人形」で更なるヒートップを虎視眈々と狙う。
キョンキョンって改めて思うに、キャッチーで新鮮にときめく名曲が目白押しだね。
1984年3月21日に発売された9枚目のシングル。
album「セレブレーション」に収録。
オリコン週間チャートでは、初の首位を獲得。
売り上げ枚数は33,1万枚。
この曲のヒットで「第35回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。
(ウイキペディアより)
正に上昇気流期の絶好調時代に、満を持して登場した代表作品。
「深雪キョンキョン2・・・」のパフォーマンスは、すでにレッドゾーンを軽く振り切っている。
小悪魔のような振る舞いで世の殿方を魅了しまくるミーちゃん独壇場。
手の平をヒラヒラする仕草も様になっている。
細部にわたって、熱心に研究してきたんだろうなあ・・・・。
努力は決して裏切らない。
それは、ビンビンとこちらサイドにまで、痛いほど伝わってきます。
憎い演出も加味してのしたたかなる進行。
メンバー間の磨き抜かれたフォーメーションも、全く嫌味がなくて素敵だ。
フロントに居並ぶ麗しきレディ達は、休むこともなく手足を大きく振って猛アピールを怠らない。
今までいくつものライブで積み上げてきた、チームワークによる実績が花開いた瞬間。
この日、このバンドを目撃した人達は超絶にラッキーだ。
「ありがとうございます!
渚のほとりでちょい悪なキムキムと出会ってしまいました・・・( ´艸`)
まあ、それはともかくも、今日は最高責任者のサイトウさんから直々にお招きいただきまして感謝しております。
このイベントへの参加は、ずっと楽しみにしていました。
それでは、次にお送りする曲、小泉今日子さんの一番売れた曲です。
あなたに会えてよかった・・・」
1991年5月21日にリリース。
32枚目のシングル。
album「AFROPIA」に収録。
作詞はキョンキョン自身が担当している。
奇抜な表現はなく、至ってわかりやすくシンプルで素直、そして内向的な詩が心に染み入る・・・・・。
オリコン週間チャートでは4週連続、通算5週にわたって1位を獲得!!
158万枚を売り上げる大ヒットとなった。
キョンキョンが名優の田村正和さんと父子役で出演したドラマ「パパとなっちゃん」の主題歌となった(ウイキペディアより)
悔しいほどの多才ぶりを発揮。
ナイスなタイミングで飛び出してきた金字塔。
しみじみと素敵な要素が凝縮。
信頼度の高いリズムセクションは、常に安定感が抜群。
これならば安心して皆も演奏に専念できるというモノ。
必死にピンクの手作り団扇を左右に振っている、ノリノリなオーディエンスも見受けられますよ。
クドウさんはじめ、熱狂的なダンスを繰り広げている猛者も出現。
メンバー達もようやくステージに馴染んできたけど、残念ながらはやくも終局だ。
「ありがとうございます!
どうぞ遠慮なく前の方で踊ってくださいね。
次の曲でラストなんですが
・・・・・タイトルがわかったら素晴らしいですよ。
応援のほど、よろしくお願いいたします
・・・・なんてったって~アイドル~~~♪」
ドツボにハマるモンスター級ソング。
FINALEにはもってこい。
威勢の良いカウントがこだました
「1・2・3・4~~!!!」
これしかない、と言うばかりの極めつけナンバー。
1985年11月21日に発売された17枚目のシングル。
album「今日子の清く楽しく美しく」に収録。
当然、オリコン週間チャートでは初登場で堂々の1位を獲得。
42万枚を超えるヒットとなる。
「ザ・トップテン」「ザ・ベストテン」では、最高位の1位に輝く。
計8週間連続ランクインしている。
第36回NHK紅白歌合戦に、2年連続2度目の出場を果たした。
オーラ溢れるキョンキョンにしか、絶対にこの曲は歌えないだろうね。
「なんてったって」アイドル自身が、アイドルの内情を自虐的に歌っちゃうんだから。
一歩間違えたら、とんでもない地雷になりかねないところを、好感度や支持層までをもアップしちゃった。
いやはやなんとも、御見それしちゃいました。
恐るべしキョンキョンは、改めて偉大なり。
嬉々としてミーちゃんはステージ手前に設置された階段をホップステップしながら舞い降りての熱唱。
コロナが緩んできたことの証だよね。
もうパーテーションも皆無。
体温検査も無し。
平穏な日々の訪れも、もう一息さ。
この粋な心意気による采配が功を奏した。
益々、熱狂の度合いが増してきたよ。
責任をとってちょうだいな。
ミーちゃんはここぞとばかりに、上着を思いっきり脱ぎ捨てた。
颯爽と構えたポーズもクール。
ダメ押しとばかりに煽りまくる。
手にしていたキムキム文字入り団扇(((´∀`*))を放り投げた瞬間を見計らったかのように、クラッカーが景気よく連続して炸裂!
「パンパンパンッ!!」
その破片のような紙テープがゆっくりと天井からヒラヒラと舞い降りてきた。
「バイバ~イ!
ありがとうございました!
また逢いましょう!!」
****これにて全行程は無事に終了。
お疲れさまでした!!
陽気なお祭り騒ぎのあとには、心地よい疲労感が漂っている。
誰もが満足な表情で席に戻っていきました。
爽やかに汗をかいた後のソフトドリンクはすこぶる美味しいことだろう!!
またすぐにでも見たいバンド。
今度はどのアイドルを取り上げるのか期待にワクワク。((´∀`*))
さあ、この次に控えしは「深雪キョンキョン2」に引けを取らないほどの決定版。
極上の存在感に聞き惚れてしまうことでしょう・・・・****