THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

blue suede shoes/a rockabilly session with carl perkins&friends LD

2023-11-27 20:07:10 | free form space
レーザーディスクだけど、超久しぶりにこれを堪能!
やはり、素晴らしい内容に感動したよ。
エルビスがロックンロールのキングなのは誰もが認めるとこだけど、カールパーキンスも、間違いなくもう1人のキングだ。

これは彼の代表作品「ブルースェードシューズ」発表30周年を記念してのイギリスTVスタジオライブ!

序盤にカールの盟友でもある…ジョニーキャッシュ、ロイオービゾン、そしてジェリーリールイスから賛辞が贈られる。

そして熱いセッションの開始!
とにかく出演するメンバー達が豪華すぎる!
ビートルズはカールの曲を三曲レコーディングしている。
よってリンゴと、何とこの頃は引退同然だ
ったジョージが15年ぶりに元気な姿を現す。
他にクラプトンが燻銀のプレイで圧倒。
ストレイキャッツからはリーとスリムがあのアクションで御大を前に暴れ回る。
職人デイブエドモンズとアールスリック。
紅一点にジョニーの愛娘ロザンナキャッシュ。
カールの息子もベーシストで参加。

もう、カールの貫禄は文句無しに凄い。
彼をリスペクトして多大なる影響を受けたバックミュージシャン達も、皆スター級なのに、ただのロックキッズになっていてニコニコ。
ビックリしたのはギタリスト、レスポールのエコーがかかった曲を、カールはエフェクト効果とは知らずにそのまま指でコピーしてパーフェクトに弾いたシーン。
ギターがめちゃくちゃに上手い!
ジョージなんて真横で、目が点になって固まってしまった!
弾き終えてガハハハと豪快に笑うカールに思わずハグするジョージの気持ちが痛いほどにわかるなあ。
皆がステージ一列に座ってのカール先生ロカビリー授業もなまら愉快。
「君達は小学一年生だよ」とカール先生が先導して次々と名曲のオンパレード!
あまりにも贅沢すぎる。
先生が「皆、これで卒業はできたかなあ?」
演奏は申し分ないんだけど、髭面、タトウやリーゼントにサングラス姿でビール飲んでるし、クラプトンなんか例のストラトブラッキーヘッドにタバコを挟んでるから停学処分だべさあ!😆
カール先生は強面だけど、実は大変な苦労人で、しかも世の子供達に対する優しい想いは半端ないのだよ!

で、ラストは
もちろんブルースェードシューズで大団円を迎える。
50年代のファッションにドレスアップした男女の観客達はステージ前で踊り出してダンスホールと化す。
ラストはドッとカールの元へ駆け寄るバンドと観客達。
カールは感極まって涙…。
カールパーキンスの1番おすすめな映像はこの伝説的な1985年ライブに尽きる!!
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りりィ

2023-11-27 12:10:52 | free form space
今の若者たちにとって晩年のリリィさんは女優のイメージが強くて、シンガーソングライターだと言われてもあまりピンとこないでしょうね。

私が高校生の頃、大ヒット曲「私は泣いています」を、あのアンニュイな雰囲気のハスキーボイスで淡々と歌うりりィお姉さんはなまら強烈でした。
ロングヘアでどこか寂しげな表情が、たまらなくセクシーでしたね。
1974年のこと。
しかも自身の作品をピアノやフォークギターではなく、なんとエレキベースを手にフィンガーピッキングでプレイしていた姿は革新的でした。
度々テレビ出演で歌う彼女を、食い入る様に見入ったものです。
だってあの時代に日本の女性シンガーが、ベースを手にセンターをはっているなんて前代未聞な出来事。
せいぜい対抗馬はスージークアトロくらいではないでしょうか。
鮮烈に脳裏に焼き付いています。

息子さんのギタリスト、JUONの奥様は北海道が生んだJポップディーヴァ、ドリカムの吉田美和さん。

りりィは、友人らがつけてくれた愛称だとのこと。
「ィ」のみカタカナ表記も彼女がなんとなくそうしたのだそうですよ。
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