Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

伊吹山は京極氏の里  弥高百坊をめざせⅠ

2011-11-15 22:37:03 | 山歩き

土塁の幅の狭い踏み跡をたどって降りる。

土塁の反対側に弥高寺の跡地を臨むところがある。

Yatakajiato
樹間に見える開けた地が見えるだろうか? 階段状に台形の土地が積み重なっている。

あれが弥高百坊の跡地だ。 人呼んで西濃のマチュピチュだそうな。

Yadakajiato
前に伊吹山の花散策の時 ドライブウェーから見た景色を思い出す。

その時に掘り割りの話しも出たのだけれど どれがそうなのかよくわからなかった。

手前の尾根が 上平寺跡のある尾根だろうか? だとすると掘り割りのようなものが 尾根を寸断するように走っている。

Ooharikiri大堀切りとある

谷までの深い深い堀切に見える。これでは敵が登ってくるのはかなり難しいだろう。

Kouyabouki弥高尾根にとりつくために左の方へトラバースしていく。

ほとんど歩く人がいないようで 踏み跡は 狭い。時々バランスを崩してふらっとする。

あっぶな~

ハグマさんかと思いきやこちらはコウヤボウキ  よく似ているけれど 花がカールしていないね。

Ibukiyamabunkiすごいよ ここから伊吹山に登れる。

私が知っている伊吹山登山道は 伊夫岐神社からの道と スカイラインからの道。

ガイドブックには載っていない道  大昔には 村人がこの道を辿って伊吹山に行っていたのだろうか?

行く勇気は無いけれど なかなかロマンを感じる道だ。 そしてジオンさんはこの道を辿って伊吹山まで登ったのだと・・・

どんな道なんだろう?

Kirinsou
軟弱者だから 行く勇気は無いけれど気になる。

心を残しながら更に左へ左へと トラバース

Toosenbo
通せんぼがいっぱい

Midori

Torabasu2遅れがちな私を気遣ってジオンさんが立ち止まる。

Asagimadara小さな谷にテンニンソウの群落

アサギマダラガいっぱい飛んでいる。

アサギマダラは あまり逃げないでゆらり ゆらりと優雅に飛んでいる。 こっちだよ~ こっちだよ~

もうすぐ冬

この子たちも旅立ちの日を迎えるために 準備をしているんだね?

Torabasu4とことこ とことこ ひたすら 歩く。

そろそろおなか空いたよ。

Douhyou
この道標を見落として跡で行程の修復を計るようになるんだけれど・・・

私はお任せで歩いているので 道標を撮っているのに 気づかない。

Houtou


ここまで来て「前にここは通らなかった」となる。

戻りますか?

いえ いえ ジオン隊長は 藪こぎの達人

登れそうな斜面を見つけてよじ登っていきます。

行けるかぁ~?

Gekinobori
大丈夫 ちょっと滑ったけれど 滑っては登り滑っては登り。。。。

登ったところは すでに百坊跡の一部だった。

Sandou3
今までと全く違う様相の景色にもう目的地近くに来たことを感じ 心が高鳴る。

すごいぞ 私

弥高寺百坊も 城として使われたことがあるだけに 城跡と何も変わらない。

上平寺と同じように 攻めにくそうな作りになっている。

土塁の下には石垣もしっかり組まれているそうだ。

Isigaki石垣の上に土をかぶせてある形は初めて見たけれど

Sandou4

両側に僧坊があったようだ

よじ登ると 開けた土地がある。 弥高寺の参道に当たるのかな?

あと少し あと少しで あの土地に立てる。

Ryuunougiku

Torikabuto

Dorui2おお~っ

着いたようだよ あそこまで あそこまで

夢に見たあの地に あと数歩

コメント (4)
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