Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

春の京都 桜巡り 京都御所一般公開

2012-04-14 17:58:06 | まち歩き

ある日 亭主が新聞のでっかい広告面を開いてやってきた。

「ね 京都行こうよ  御所の一般公開行ったこと無いもの」 それはクラブツーリズムのものだった。 

春の京都と秋の京都はでら混みで へたすると帰りが次の日になることもあるんだよ

そう言って説得するも 言い出したら聞かない。 しょうがない 覚悟を決めて付き合うか

4月8日 雨男の亭主と同行の割にはとても良い天気で 気温も高い。

今日のメニューは 御所 東寺 哲学の小径アンド銀閣寺 そしてライトアップ前のわずかな時間に滑り込む清水寺

京都ねぇ 良いところだけれど あの大混雑を思うと気が重い。

Gosyo
まず 京都御所  何だ 何だあの人だかりは・・・・ 入場だけでも大行列  手荷物チェックを受けて入らなければいけない。

空港でもこんなに待たないよ

Nyuujyou
やっと入っても人しか見えない。

ん? でも この門は立派やなぁ

杮葺きって言うものでしょうか

見事な美しさですが

パンフレットによると 平安京の時代 大内裏の中ほどに天皇の住まいがあったそうですが それが今に残っているわけではないようです。

たとえば火事になって焼けると天皇は貴族の私邸などを仮皇居と定められます。これを里内裏と呼ぶそうなのですが平安時代後期になると 元の内裏は使われなくなって里内裏が日常の住処になります。

現在は 皇居は東京に移っていますが ここに残っている建物のほとんどが1855年に作られたものだそうです。 土御門東東院殿と言われた里内裏だそうです。

火事がよほど多かったのでしょうね

Map_2

京都御所の一般公開は今日までと言うことで 特別な混雑

回ってみても なんだかドラマやテレビで見ているのとさして変わらず 中に入れるわけでは無し 何だかなぁ  

Kurumayose御車寄

詳伝を許された人が参内する時の玄関です。

いろんな部屋が廊下で繋がっているとのこと

それにしても屋根立派で美しいです。

Sakura_2
諸大夫の間

参内した人の控えの間です。

中のふすま絵が見えるようにあけられていましたけれど

格の高い順に虎の間 鶴の間 桜の間に通されます。

桜の間

Turu
鶴の間

Tora虎の間

絵が違うだけでお部屋の様子は違うようには見えませんでしたけれどねぇ

Sinkurumayose特別に豪華な車寄せです。

大正天皇の即位礼の時に建てられたものだそうです。

以来天皇皇后様専用の玄関になりました。

朱塗りの回廊を巡って紫宸殿の方へ行きます。

Kenreimon_2
建礼門があります

建礼門院徳子を思い出します。 確か安徳天皇のお母さんでしたよね?

壇ノ浦の合戦を思い出します。

ここを回ると人だかりが・・・・日華門の前で蹴鞠をやっているようです。

始めてみます。

Kemari2

Kemari3

Sisinden_2
紫宸殿

中央に高見座 御帳台が置かれている。

これも大正天皇の即位礼で作られたもので今の天皇陛下の即位礼の時には ここから東京まで運ばれたとのこと

東側に 左近の桜 右近の橘が植えられ・・・・・???

反対じゃないの?

と思ったけれど 天皇の側から見て左近の桜だそうで・・・・・なるほど

Sakura2桜 咲いてないし・・・

さて 蹴鞠をのんびり見ていたためか大失敗。

白砂の広い庭なんだけれど ロープがはってあって身動きが出来なくなっていた。

何でもその先の道が狭いから沢山通せないんだとか・・・・

いや~ バスに間に合わないよ

やっとの事で抜け出たものの 先を見ることは難しそうです。 

Onari
お庭 池など見たかったのですが 諦めて「お急ぎの方はこちらから」の案内に従って出てきました。

来た以上は全部見たかった。

残念

Sakura3
御所の桜は これだけでした。

ま 無理もないか? 森にあるわけではないですから

Bentou
その分お弁当は めちゃ花見バージョンでした。

次は東寺です。

コメント (8)
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