次はホトケノザの戦略です。
春になれば何処の道ばたにもありそうなあの赤い花です。
シソ科 オドリコソウ属(えっ! オドリコソウ?) 別名三階草
よく見る花です。
時々こんな花を目にします。
やがて花が開いて咲く花かも知れませんが いくつかは閉鎖花と言って自家受粉で実を付ける力を持っています。
花を咲かせる為のエネルギーを温存し効率的にクローンを残すのだそうです。
また虫たちに頼ることもないので他の花との競争がありません。
な~~んだ じゃあ 初めからみんな閉鎖花で良いじゃん と思ったのですが 同じ種ばかり作っていると弱ってくるのだそうで どっちに転んでも種を残せるようによく考えられています。
と戦略の一つを聞いて 大久保の手前の水場に移動します。
ここはいつでもこの地域で一番早く花が咲いています。 種類も狭い場所ながら多いのです。
そのせいでしょうか? オウレンダマシって言われることも・・・・
あんまりです。
仙人の住処のようなところに咲く花で仙洞草とか 太上天皇の御所仙洞御所に沢山咲いていたと言うことで仙洞草とか
いろいろなエピソードがあります。
あはは あんまり沢山の花でみんな先に進めません。 這いつくばって写真を撮っている人もいます。
毎年 ここで見かけるスハマソウ
今年もありました。見事です。
大きな株になっているので来年も楽しみです。
可憐な春の妖精に思わず笑みがこぼれます。
まるで険しい雪山のように見えますが 伊吹鉱産のセメントの材料採石場です。
伊吹山の西側5-6合目まで削られてしまっています。
林道をとおって そのトラックが通る道まで上がっていきます。 林の中にセツブンソウとスハマソウのコラボが見られるところがあるからです。
林の中だから日影なのにね
斜面を降りていくとスハマソウのいっぱいあるところがあるのですが 今回のメンバーの顔ぶれを考えて敢えて教えませんでした。
今日は登山部の集まりではないですから
何か良いもの無いかなぁ・・・・
ぶらぶら歩きながら予定外の宝物を探して歩きます。
こんな時間が好きです。
スハマソウがあちこちに咲いていました。
あんなに探していたのにおかしいくらいです。
虫が花の蜜を吸っているようです。
大久保の祭り会場入り口に キクザキイチゲ一株
本来ここにあるべき花ではありません。
花を見に来る人へのサービスで植えられたのでしょうが???です。
可愛く美しい花ですけれどね
キクザキイチゲがしぼんでいるという様子を見てにわかに心配になっていました。
セツブンソウを今までのようなゆっくりペースで見ていると下板並のアズマイチゲには 間に合わなくなってしまう。
相談して出来るだけ早く移動することにしました。