Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

てっぺんを歩く旅 礼文島Ⅲ スコトン岬からゴロタ岬へ

2011-08-18 00:44:50 | 山歩き

島の東側を どんどん進んでいく。 スコトン岬の案内に従って 左手に入り登っていく。ゴロタ岬への入り口近くに車を駐めて歩き出す。

Edoyamiti
江戸屋道と呼ばれる道は山を巻きながら スコトン岬に向かっている。 こんな狭い道でも宗谷バスが走っている。(ほかのバスは入れない)

高い木は見られず 見渡す限り草原という感じだけれど。。。。

Edoyaしかし 草原の中に 突然鳥居が見えたり ぽつんとお墓があるという光景はちょっと不思議

後から思ったんだけれど あれは銭屋五兵衛さんの物かしら?

ツアーバスも このあたりでみんなを下ろして 散策させるようで 空を仰ぐようなゴロタ岬に人が点々としている。

Takanenadesiko

Tisimaazami
チシマアザミ だろうか? いっぱい咲いている。

Sukoton島の最北端  スコトン岬

向こうに見えるは トド島

冬になるとトドがやってきて スコトン岬の下で群れているのだそうな

Sukoton2

Minsyukusukoton下に民家があります 石を投げないでください・・・・って  へ~っ こんな斜面に民宿があるよ。 泊まる人あるのかなぁ? 

実は 8時間コースの起点になるから人気の宿なんだそうな  海と山に挟まれた宿

Hangonsou
ハンゴンソウだと思うのだけれど

Todoiwa

カモメ? 海猫? よくわからないけれど 岩の上に羽を休めている。 その向こうにはトド岩。

ここへは船で行けるらしい

Tisimawaremokou
チシマワレモコウ

赤い吾亦紅しか知らない私には新鮮な花に見える。

白い吾亦紅

Ezonokogirisou
可愛くてお気に入りだけれど 何の花?

エゾノコギリソウだそうです。

鋸って 葉っぱぎざぎざしてないし・・・

よく見ると 小さな切り込みがある。わかりにくい。

Syouma

Misogawasou3ミソガワソウ

いくつかの花の集合体 舌を出してあっかんべ-してるみたい。

Gake_2ひょ~っ 大きな岩だこと

断層が 大きな力を受けて丸くなっているのが解る。

車を置いたところから 今度は反対側ゴロタ岬へ登っていく。 かなりの急登だよ。まるで空を目指して上って行くみたいだから。 距離が短いから 我慢できるのかな?

コメント (8)
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てっぺんを歩く旅 礼文島Ⅱ

2011-08-17 19:15:39 | 山歩き

本当はこの時期に礼文島を歩くのは ちょっと時期を外したのかも知れません。 一番の売りのアツモリソウは 終わっていますから。

「花が終わっていてつまらないんじゃないの?」ってつい言ってしまいました。「レブンアツモリソウハ終わっていても 花はいっぱいあるよ。お母さんがいつも言っていることと違うよ。」

と息子に言われてしまいました。 そうでした。その時期その時期の良さがあると日頃に言っている私としたら 失言です。    。。。。とは言え大枚はたいていくのだから そう何度も行けるわけではないのだから  やっぱり もう少し前に行きたかった。。。。。

と言いたい気持ちを呑み込んで・・・・

歩くコース いくつかの提案が用意されています。

桃岩コース  これは島の一番南を歩くコースで 所要時間4時間弱

林道コース  香深港から山の中に入っていくコースはウスユキソウの群落地を通る これは4時間強Rebunusuyukisou

礼文岳登山コース  標高490メートルの頂上に向かって花を見ながら・・・・3時間コース

Rebundaketozanguti

九種湖畔コース  これは一時間ほどで回れるけれど 水芭蕉群生地を今回ってもねぇ

Konbu

4時間コース スコトン岬から海澄岬へと最北から島の西側を辿り 途中で浜中へ出る。レブンアツモリソウの群生地を通る

8時間コース スコトン岬から香深まで 島を北から南へと歩く一番長い道

Kafukakou

さて どれを行くか?

利尻へのフェリーの時間は決まっているので 無理は出来ない。 8時間コースは却下された。8時間コースと 桃岩コースを組み合わせると 島を全部歩くことになるのに・・・・

と言うわけで息子が提案をしてくれた。 「自分は何度も行っているから 車で要所要所で下ろしてやるよ。 次まで迎えに行けば 時間も無駄なく回れる。」

結局選んだのは 4時間コースと 桃岩コース 合体型もどき

さ 出発だよ

Matumusisou

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てっぺんを歩く旅 礼文島Ⅰ

2011-08-16 23:35:07 | 山歩き

何年か前朝寝ていると 旅行中のはずの息子から電話「今利尻岳の頂上 今から降りるよ。」 へ~~? 起きて調べると 上りに6時間が標準時間の山だとか 電話の向こうは大興奮の様子だった。 息子初めての登山で登った山。

「どうしてもお母さんにも登って欲しいから」 ま 今の健康状態では無理ですけれどね

利尻登山は無理でも 礼文と 利尻 出来るだけ歩いて確かめよう・・・と言うことで家族4人の旅行。 嬉しい話です。こんな日が来るなんて

Ferry

一日目は礼文 宿は島でただ一つのペンションうーにー 

息子は花礼文にしたかったらしいけれど 何しろ4人分だからね  で う~に~ 香深港の高台にある。

大忙しの移動だったので あまり食べていなくて おかしボリボリ。。。。 なんだか欲求不満

Kafuka
香深港についた頃には おなかぺこぺこ

港煮立つ背高のっぽのホテルが花礼文

中腹にある 水色の建物が(見えるかっ!)う~に~

えらい違いや

それでもご飯おいしかったよ。

Zensai

Misosiru何のスープかなと思うでしょ?

味噌スープ。 変に洋風にすること無いのにね。

Uni_2出ました ウニ 蝦夷バフンウニです。

とても甘くて味が濃い。

これは後でウニご飯にして食べます。

後ろにあるのは 刺身 あんど春雨入りサラダ

面白い取り合わせです。

お刺身を食べた後 ドレッシングをかけて食べます。

Unigohan_2
ほれ ウニご飯

おいしそうでしょ?

昔息子がまだ学生だったのでお金もなく 手のひらに入るような小さなウニをやっとこ思いで買ってきて とても大事そうに差し出して 一緒に食べよっ!って言ったときのことを思い出す。

Karei
カレイのフライ

魚が新しいからでしょうか? 本当においしかった。 時々唐揚げにするけれど こんなに身のほっくりした魚なら 良いね。

Nukahokke糠ホッケのマリネ

ヘシコの様な物かと思ったら 全然しょっぱくなくておいしいの

礼文の名物は ウニとホッケ。。。らしい。

Korokke_3
う~に~のお遊び料理だそうな

ジャガイモコロッケ ハッシュポテトの味がなかなか良い。

ウニのいがいがは パスタを揚げた物

Dezato
最後に チーズケーキが出た頃にはおなかいっぱい。

くるし~ぃ

一流ホテルのような華やかさは無いけれど おいしくて素敵な宿でした。

Asagohan
朝ご飯も礼文の幸てんこ盛りでした。

また来られるかな?

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最北端の地 稚内 

2011-08-16 20:24:28 | 旅行記

「お母さん マイルが貯まったから 利尻 礼文行くよ。 休み取っといて。」

いきなり言われた6月のある日  何言っているの? そんな簡単に休み取れないよ。日にちも締めにかかっているし・・・・ぶつぶつ

恥ずかしい話だけれど 礼文 利尻がどこにあるか 長いこと知らなかった。北方領土の一部?ぐらいに思っていた。

Hikouki

愛知県から礼文 利尻へ行くには 飛行機が一番楽なのだけれど 一日一便しか無くて とても中途半端な時間。 まず稚内に降りて そこから礼文に向かう方法を取った。 稚内から礼文はフェリー  礼文から利尻までフェリー 

帰りは利尻から千歳まで飛行機 更にセントレアまで飛行機を乗り換え。。。 案外遠いのである。

稚内での滞在時間はフェリー出発時間までの わずかとなる。 レンタカー借りて急げ-

いやいや 急ぐとおまわりさんに追いかけられるよ。 去年道南で痛い目に遭った。 私のゴールド免許証が 青色に変わった原因になった北海道。

アハ やっぱりいた 草むらに隠れていた。 北海道は 反対車線でも捕まえに来るからね

Ohotuku
海岸線にはオホーツクの海が広がっている。 すごい オホーツクだよ

ソ連を意識せざるを得ない。 日本の果てまで来ている。

Souyamisaki宗谷岬 最北端の地

今日は何となくもやっていて 樺太見えない。

Souyamisaki2_2北緯45度31分14秒

愛知県から見て10度ぐらい違うな。。。と息子と亭主が話していた。

愛知県の北緯や経度を意識したこと無いのでふ~~ん

それより 16度 

涼しいでしょう? と言うよりちょい寒

Mamiyarinzouこの間宮林蔵さんは この海を見ながら何を思っていたんだろう?

世界地図に自分の名前を残したただ一人の日本人

すごい決意だね。 自分のお墓を作って出かけたとか

この岬を見下ろす公園まで行ってみる。 

Kaigunbourou
明治7年 樺太千島交換条約により樺太全島はロシアの土地になってしまって宗谷海峡での日露の関係はとても張り詰めた物だったらしい。

ロシアの動きを観測するために作られた望楼

国境の監視所の役割を務めてきた建物です。長い間の風雪に耐えてきたがっしりした物でした。

Hi祈りの塔

大きく翼を広げたツルのように見えます。

1983年に起きた大韓航空機墜落事件で犠牲になった人々を弔うための塔だそうです。

確かにありました そんなことが

考えられない事件にショックを受けました。

大急ぎで次行くよ

本当はこのあたり歩いて回ろうよ 「フットパス」なる提案があるのだけれど 仕方ない。またの機会に。

Usi_3
どこまでも続く緑の平原

「阿蘇みたいやねぇ」と。。。

牛さんのんびり 草を食んでいる。 どうしてか同じ方向を見て

Daiheigen

Nosyappu稚内からフェリーに乗って二時間ほど ノシャップ岬を回って西側に出る。

礼文へのフェリーは揺れるよ~と聞いていたけれどさほどではなく。。。

退屈だけが敵だった。

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ニッコウキスゲにつられて 霧ヶ峰から白樺湖Ⅳ

2011-08-11 11:59:34 | 山歩き

Sirakabako
頂上にあるお社すぐ脇から降りていく。

これから行く道が見える。 歩きにくい道が続くけれど 見た目ほど急では無い。

夏のさわやかな高原の景色を惜しみながらゴールを目指す。

時々 ゴンドラに乗っちゃおうか?と言う誘惑とも戦いながら。。。。

あ でもうちのお嫁さん ゴンドラ怖いんだって。。。。ここでも意外な面を発見。

Otogirisou2
どこにピントを合わせたのか 撮った本人にも説明の出来ない写真だけれど オトギリソウの花の後?

ニッコウキスゲはこのあたりでもちらほらと登山道に咲いていて しばらくいくと 群落が

電気柵までに2メートルほどの緩衝帯のような物が出来ているのだけれど 写真撮りたいばかりに 柵まで分け入るご婦人グループ

ここはただの柵ではなく 電気柵なんだけどなぁ 「大丈夫?」と注意を促すと「電気通っていないらしく 大丈夫」と 驚くべき答えが・・・・感電すればいいのにぃ・・・・とも言えず  複雑

Nikkkoukisuge3
クガイソウ ヨツバヒヨドリ キンバイ等 花は咲き乱れているも ちょっと 遠くてうまく撮れないんだよね。

Kinbaisou

Jyakousouおっ イブキジャコウソウが

あんまり 良く育っているから 違う花かと思っちゃったよ。

手を当ててみると・・・

う~~ん さわやかな良いにおい。

Gibousi2

Utubogusa

Kaeamatusou
再チェックするように花を見ながら降りてきたらあっという間に付いたよ。

カラマツソウを見て来た道を見上げたら青い空。

Tozandou2右上に 白い点々が続いているの解りますか? 中学生と思われる団体さんでした。 良く統率されたグループで 先生の気配りが印象的でした。

ありがちな怒鳴り声も聞こえません。さわやかな団体さんです。

さて 思ったより日差しが強かったらしく ひどく日焼けして しばらくは鼻の頭からぼろぼろ皮が落ちてきて 右手はケロイドのようで 困りました。

あまり身の回りを構わないというのも考え物ですね?Nohanasyoubu2



コメント (4)
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