【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

孫崎享×ファクラー「崖っぷち国家日本の決断―安倍政権の暴走と自主独立への提言」本日発売

2015-02-18 19:43:00 | 転載と私見
孫崎享のつぶやき
孫崎享×ファクラー「崖っぷち国家日本の決断―安倍政権の暴走と自主独立への提言」本日発売
2015-02-18 06:4610




従米・戦争国家へ──。日本はもう後戻りできないのか!? 集団的自衛権の行使、原発再稼働、特定秘密保護法の施行、格差社会の推進……。日本の大きな進路変更を目論む安倍政権の暴走で、まさに「崖っぷち」に立たされた日本。元外務省国際情報局長の孫崎享とニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーが、真実を伝えない日本のメディア、安倍外交の脅威、沖縄独立からジャパン・ハンドラーズまで、国民が知らない不都合な真実を明かす。安倍政権の正体、対米従属の秘密、日本と世界の今がわかる! 20万部超のベストセラー『戦後史の正体』の著者、孫崎享と、2012年、ピュリッツアー賞最終候補の世界的ジャーナリスト、マーティン・ファクラーによる渾身の大型対論。

{担当者コメント}
歴史家、半藤一利氏は、太平洋戦争に至った戦前の様子を踏まえ、歴史には、状況が引き返せなくなる「ノー・リターン・ポイント」があると自著で指摘しています。集団的自衛権の行使、戦争参加の道に突き進む安倍政権の暴走は、日本の大きな針路変更であり、日本の民主主義の真の危機です。今、まさに日本が「ノー・リターン・ポイント」にあることを、この孫崎享先生、マーティン・ファクラー先生の大型対論本で世に知らせます。

{著者コメント}
「崖っぷち」を前にして、われわれは本質をしっかり議論し、それでも原発を再稼働するか、集団的自衛権を行使するか否か、という道を選ばなければならないのです。(「はじめに」より)/孫崎 享

日本の民主主義が、活気に満ち、正しく機能するためには、国の将来について健全で活発な議論が行なわれなくてはなりません。(「おわりに」より)/

著者紹介:マーティン・ファクラーマーティン・ファクラー 1966年生まれ、アメリカ合衆国アイオワ州出身。ニューヨーク・タイムズ東京支局長。ダートマス大学卒業後、イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校でも修士号を取得。.ブルームバーグ 東京支局、AP通信社 東京支局、ウォールストリート・ジャーナル東京支局などでも記者として活躍。2005年、ニューヨーク・タイムズ東京支局記者、2009年2月より現職。

 目次

第1章 真実を伝えない日本のメディア
   ピューリッツアー賞最終候補記者がみた大新聞報道の歪み
 外国人からみた日本のメディア
 ピューリッツアー賞最終候補の背景
 ピューリッツアー賞の選考対象になったSPEEDIに関する記事
 ワシントンのほうが東京より情報が正しかった
  原発の危険を指摘したジャーナリストは抹殺されていく
  日本の新聞報道はソ連時代の「プラウダ」に逆戻り
  オリンパス粉飾決算で感じたリアリティ
  アメリカのジャーナリストは専門家の領域
 アメリカと日本のジャーナリストの違い
  安倍政権では「報道自由度ランキング」が下がる不思議
 小沢一郎はなぜ失脚させられたか

第2章 日米・既得権益勢力の策謀
 アメリカを牛耳るネオコンとジャパン・ハンドラーズの企み
 アメリカの「イスラム国」空爆はどこまで拡大するのか
 ウクライナ紛争を操るネオコンと既得権益層の脅威
 日本の独自外交をいつも妨げるアメリカの横暴
 日本外交を操るジャパン・ハンドラーズの存在

第3章 戦争参加への道を拓く安倍外交の正体

第4章 日本を崩壊させる安倍外交の行方

第5章 沖縄の独立から始まる日本政治の胎動

第6章 日本に求められる「平和外交」の役割

==================================
私見
 本の宣伝、をしたくて引用したのではありません。目次に書かれた事実認識の論理を皆さんに知ってほしいと考えたからです。