【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【仮説 安倍総理と小池百合子候補の高等戦略はあと3日で成功か?】

2016-07-28 19:42:37 | 政治・文化・社会評論
【仮説 安倍総理と小池百合子候補の高等戦略はあと3日で成功か?】

                      櫻井 智志


A:
 東京都知事選について、私はずっと経過は東京新聞本紙としんぶん赤旗デジタルで追ってきた。水面下の裏事情については、
「日刊ゲンダイ」デジタルとインターネットサイト「リテラ」を参考とした。大手の新聞は一切参考としなかった。テレビもJ
NNネットワークTBS「報道特集」(土曜日夕方)以外は、情報としてであり、真偽や本質については鵜呑みにしたものはな
にもない。

 自民党が担いだ猪瀬・桝添の直近の歴代知事が、汚職辞職で連続中途退場。危機感をもつ安倍政権が繰り出した高等戦略が今回の手法である。
①自民党員の小池百合子氏が、小泉劇場の手法で浮動層票、女性同情票を集める
②県知事の実績をもつ増田寛也氏を与党公認候補として担ぎ、二面作戦を進める
③-1 反与党候補が野党統一候補と決まった段階から、自民党に親しい民進党関係者を使い、候補決定をのばしにのばす
 ^2 そのことが災いして、鳥越俊太郎氏と宇都宮健児氏の離反が生じた
 -3 マスコミ・インターネットを駆使して、鳥越候補の醜聞を前代未聞の抵触法規の最大限度規模でキャンペーン化する
 以上は仮説である。

これらの仮説が事実かどうかは、7月31日に結果となって、真偽が明確となる。


B:
===(資料のひとつを転載します)===


【日刊ゲンダイ】転載
安倍首相が都知事選に“白旗” VTRで増田氏応援のお茶濁し
2016年7月28日


前回の都知事選では応援にシャカリキだった(C)日刊ゲンダイ

「増田さんは厳しい。小池さんに追いつけそうにない。官邸は諦めました」(官邸事情通)

 都知事選は投票日まであと3日。自民党東京都連は組織をフル稼働させ、大逆転劇に望みをつないでいるが、安倍官邸はすで
に“白旗”を揚げたようだ。
 その象徴が安倍首相の「ビデオメッセージ」だ。自公推薦の増田寛也候補を応援するもので、26日午前に自民党本部で収録
、その日から個人演説会やSNSで流されている。内容こそ、〈都民の皆さんの信頼を回復できるのは増田ひろやさんが最も相
応しい〉というものだが、選挙は官邸のお膝下の東京だ。遠方で行けない場所じゃないし、首相動静を見ても、多忙を極めてい
るわけじゃない。勝ち目がないから応援に入らないわけで、ビデオメッセージでお茶を濁しているのは明らかだ。

 実際、メッセージを収録した26日は、午後2時から党本部のホールで増田氏のために「23区各種団体総決起大会」が開か
れ、菅官房長官が出席している。その時間、安倍首相は官邸におり、来客との会談もなかった。車で1分かからない党本部に行
くのは訳ないはずだ。さらに、午後7時には板橋で個人演説会が開かれていたが、安倍首相は外神田で食事をしていた。相手は
要人でも財界人でもなく、身内の秘書官だ。

 27日は福岡で開かれた全国自治体首長の懇談会と「一億総活躍・地方創生全国大会」に出席したが、「総務相か1億総活躍
相か地方創生相が出席すればいい会議。安倍さんは都知事選の応援に行きたくないので、無理やり日程を入れている」(前出の
官邸事情通)というのが実情だ。

「前回知事選で舛添さんは『都連推薦』だったのに、安倍さんは街宣車に乗って応援した。今回の増田さんは『党推薦』ですか
ら、支援レベルが一段高いはず。それでも応援に行かないのは、行けないのではなく、行きたくないからでしょう。もっとも都
連は、最終日土曜の安倍さんの応援演説にまだ期待しているようです」(自民党関係者)

 都連とケンカしている小池百合子候補は「自民党とは戦っていない。官邸も分かっている」と日刊ゲンダイ本紙のインタビュ
ーで断言していた。安倍首相も増田氏が出馬表明する前、「小池さんでいいんじゃない」と容認していたというから、シナリオ
通りか。

===転載終了===


C:この情勢を打開しうるか

 mixi、Facebookのネット上の団体「国民的統一戦線への探求」では、以下の公開書簡を7月26日を提起した。

-------------------------------------
C-1
公開書簡(転載歓迎)【鳥越俊太郎氏陣営と宇都宮健児氏へのお願い】2016/07/26

鳥越俊太郎様・宇都宮健児様
「都政を都民の手に取り戻す会」御中
「希望のまち東京をつくる会」御中
               

             「国民的統一戦線への探求」
             主宰者 櫻井智志・小鮒 智拝


 突然の公開書簡をご寛恕ください。
私たちは、宇都宮健児様が都知事選に立候補した過去二回の都知事選では、宇都宮当選を、今回は候補鳥越俊太郎様をそれぞれ応援してきた任意のインターネット上での団体です。

 都知事選まできょうを含めてわずか五日間の選挙運動期間となってしまいました。当初、小池百合子候補とトップを競っていました鳥越俊太郎候補のマスコミ報道は、「鳥越候補、失速」「苦戦」「第三位」と喧伝し、都民の心理的ダメージをはかる報道を大々的に広げています。北海道補選池田まき候補の市民選挙に始まり、参院選一人区での野党統一候補の当選、まもなく行われる「市民と野党共闘」連帯は、今回の都知事選を剣が峰として迎えています。

 そんな情勢下で、私たちは当選そのものを求めるだけにとどまらず、活性化している運動の今後を懸念しています。「市民と野党共闘」連帯運動と草の根から続々と鳥越当選に向けて規模の大小にかかわらず、続々と東京都の再生のために鳥越俊太郎候補応援のためにとり組んでいます。けれど、三つの問題があります。

①宇都宮氏が候補をやむなく辞退させられる経緯
②鳥越俊太郎氏への根拠に乏しい醜聞が週刊文春記事となると大手マスコミがスキャンダルとして大々的に拡散したこと
③宇都宮健児氏への同情から一部に、小池候補への投票や鳥越候補への支持減退が噂されている実態

 上記三点を克服する上で、私たちはお二人と二団体へ、以下の三点の要請をよろしくお願い申し上げます。

Ⅰ 鳥越氏は、慌ただしい選挙公示前日程のため、宇都宮氏の三度の都知事挑戦の成果をきちんと生かしきれていない。鳥越氏は宇都宮氏と対談し、二回都知事選と今回の出馬に向けて練りに練り上げられた「希望のまち東京をつくる会」の政策を十二分に生かすこと

Ⅱ 鳥越俊太郎候補は宇都宮健児氏を、政策顧問か政策参謀として迎え、都知事選の政策を練り上げるとともに当選してからも政策アドバイザーとして尊重すること

Ⅲ 都知事選公示があまりに遅れたために、ポスター、パンフレット、ちらし等の選挙準備が選挙戦に悪影響を及ぼすことを懸念した宇都宮氏と支援陣営は、準備のために相当の予算を使い、立候補辞退を四野党と鳥越擁立陣営から要請され、間に合うようにとり組んだすべての準備したものが一気に無駄なものとなってしまい巨額の赤字欠損が発生。「希望のまち東京をつくる会」では「うつけんニュース」で二度三度と、赤字補填のためのカンパを要請する状態に陥っている。鳥越氏と「都政を都民の手に取り戻す会」など鳥越支援団体は赤字カンパに協力し、組織的に広範なカンパ運動を展開すること

以上三点につきまして、
ご検討いただきますよう、お願い申し上げます。

------------------------------------------------
 この提案には何の応答もなかった。

 その後、鳥越候補苦戦と伝えられるなかで、鳥越陣営は宇都宮健児氏に応援を依頼した。それに対して、宇都宮氏は公式サイトで以下の意思を表明された。

---------------------------------------
C-2 宇都宮健児氏公式ブログ転載

都知事選の応援要請について
2016.07.27

お知らせ

東京都知事選も終盤を迎えています。
私たちのもとに、電話やメールなどという形で、「鳥越候補の支援に入ってほしい」(あるいは「入るべきではない」)といったさまざまな声が多く寄せられています。

これについての現時点での私たちの対応をご報告します。

本日27日午前中、希望のまち東京をつくる会に対し、鳥越候補の側から初めて公式に応援要請がありました。
これを受けて、私たちは午後、選対スタッフとの協議の場をもち、本日20時、宇都宮が応援要請を受ける政策面などの条件について書面で回答しました。現在そのお返事をお待ちしている状況です。
これまで鳥越候補への支援について多くのご意見を頂戴しておりましたが、私たちは、どこまでも政策本位であること、また、支援について多くの都民の納得を得られる状況が必要であること、また今日まで正式な要請もなされておりませんでしたので、みなさまへのご報告が遅れました。こころよりお詫び申し上げます。また進展がありましたらご報告させていただきます。

-------------------------------------------
 二度都知事選で奮闘し、今回も早くから準備に余念のなかった宇都宮健児氏に、四野党は礼節を以て対応してきたか。その返答が鳥越氏苦戦になってのにわかな応援要請をしても、身勝手と思われてもしかたあるまい。今後、万一宇都宮氏の鳥越候補への街頭応援があれば、それは常人の忍耐限度を超えた聖人君子の為せるわざである。
 野党共闘の側は、候補擁立の過程であきらかに不様な失態があったと言わざるを得ない。今後の課題として教訓化するべきであろう。

D まとめ

 参院選一人区で野党統一候補が11人も当選し、前回の参院選でわずか数人だったからして、飛躍的な野党候補の発展を示した。衆院選との間にある首都東京の知事選は、今までの都知事選と異なる意味合いをもつ。

 ここまで安倍政権側が高等戦術を仕掛けたかどうか?「仮説」と称したゆえんである。
しかし、政権側をここまで猛追した背景には、野党統一候補を支える陣営、応援されている人々、国民的な声援がある。
どのような仕掛けを弄しても、道理にあわぬ戦術はやがて破綻をきたす。投票日まで全力で鳥越俊太郎氏の身を粉にした奮迅を国民的規模で応援しよう。

【ネット人気も当然? 小池百合子は“自民党ネトサポ”の親玉だった!】の記事に共感

2016-07-28 00:56:00 | 転載と私見
【ネット人気も当然? 小池百合子は“自民党ネトサポ”の親玉だった!】の記事に共感


                                櫻井 智志

前説

 世間で出回っている「小池ダントツトップ、追う増田、苦戦する鳥越」の大手報道のパターンは、最初に小池候補らで作られ、それが大手マスコミに流れ、ついには「情報に身の丈をあわせた現実」が生産されてしまうのではあるまいか?リテラの優れた報道感覚に感謝して今回のみ全文を転載させていただく。



【転載】
リテラ > 社会 > 政治 > 小池百合子は“ネトサポ”の親玉だった
ネット人気も当然? 小池百合子は“自民党ネトサポ”の親玉だった! 都知事選では自民党から会員を奪取か

編集部選挙 2016.07.27




 投開票日が間近に迫る東京都知事選挙。各候補とも街頭演説や挨拶回りだけでなく、FacebookやツイッターなどSNSを活用した空中戦を繰り広げているが、なかでもこのネット利用に熱心なのが、優勢が伝えられる小池百合子氏だ。地域訪問や街頭演説の模様を写真に収め、すぐさまツイッターにアップ。キーカラーだという緑色のものを身につけるよう支持者に要請し、演説を見物する群衆の姿とともに「感動!感動!感動!」「もはやこの動きは誰にも止められません」などと猛烈にアピールしている。そして、小池氏がアップした写真をもとにネット右翼たちが「パヨク逝ったwww」「ブサヨの短い夏は終わった模様^^;」などと書き込み、これをネトウヨ系まとめサイトが記事にして投稿。現在、こうして“小池氏圧勝のネット世論”が醸成されているのだ。


 まさに狙いどおり、と小池氏はほくそ笑んでいるだろう。というのも、もともと小池氏は、ネット工作別働隊・J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ、通称ネトサポ)の監督責任者を務めるなど、自民党の“ネトウヨ動員戦略”の中心にいたからだ。念のため確認しておくと、J-NSCとは、自民党が下野時、有志に呼びかけて設立した党「公認」のボランティア集団。その活動内容は、自民党の政策や方針などをネットに日々書き込むこととされているが、実態は、ネット上で他党のネガティブキャンペーンを行う“別働ステマ部隊”だ。J-NSCの会員専用サイト内には掲示板があって、ここに自民党関係者が他党に関する情報を書き込み、ネトサポが拡散する仕組みだ。


 J-NSCについて記事にした「週刊現代」(講談社)2014年11月22日号には、自民党関係者によるこんな談話が掲載されている。
「J-NSCの会員専用サイト内にある掲示板に、例えば『△△党の××候補が、こんなことを言っている』と書き込むんです。すると、『有志』の会員が勝手にその候補者に対してネット上で匿名の批判を浴びせたり、ネガティブキャンペーンを展開してくれるというわけです」



 こうしたネトサポの問題は本サイトでも何度か取り上げてきたが、周知の通り、J-NSC会員の多くがネット上で韓国や中国への悪罵を連ねるネトウヨだ。実際、ツイッターのプロフィールをサーチできるウェブサービス「ツイプロ」で「J-NSC」を検索してみると、その会員を自称するアカウントのプロフィール欄には以下のような文言を確認できた。「日韓断交希望!嫌韓嫌中」「今、日本は売国奴の手によって切り売りされようとしています」「保守支持!日本大好き、韓流嫌い!」「特亜、マスゴミ、放射脳、地球市民、反日似非日本人は大嫌い」「ネトウヨ上等! 国士上等!!」


 ようするに自民党はこうしたヘイトスピーチを繰り返すネトウヨを組織して他党のバッシングを展開してきたわけだが、そもそも自民党には、NTTあがりの世耕弘成官房副長官や電通出身の平井卓也ネットメディア局長などを中心に、メディアを使って世論を誘導するなど、選挙で有利な状況を作り出すためのコミ戦(コミュニケーション戦略)部隊が存在する。J-NSCもその一環だ。なかでも注目すべきは、ネット選挙が解禁された13年参院選前に発足したネット対策特別チーム、平井ネット局長率いる「Truth Team(T2)」だ。その主な業務は、専門の業者に委託するかたちでツイッターやブログの書き込みなどを24間監視し、自民党に不利な情報があれば管理人に削除要請をすること。他にもスキャンダルなどネガティブな情報が検索エンジンに引っかかりにくくさせるための「逆SEO(検索エンジン最適化)」まで行っている。



 そして、このT2が誕生したときに自民党の広報本部長を務めていたのが、何を隠そう小池百合子氏なのだ。しかも小池氏は、10年にはJ-NSCの設立総会で「相談役」に就任していた。つまり自民党のなかで、専門的なネット対策チームで指揮をとる平井ネット局長などの“上司”にあたる小池氏は、ネトサポ誕生時からその監督責任者の立場にあったわけである。なお小池氏は、2013年参院選前、前述したネット工作についてNHKの取材にこう答えている。「選挙中にですね、この候補者おかしいとかなんか言われるとですね、それは、大変なダメージになるわけですね」小池氏は“ネットで悪口を言われてはたまらないので取り締まってるんですよ”とのたまっているが、自民党がネトウヨを組織化してライバルのバッシングを展開してきたのはれっきとした事実だ。これは完全にブーメランというやつだろう。



 事実、小池氏が広報本部長だった13年の参院選の前後にJ-NSCを自称するツイッターアカウントがどんな発言を行っていたかあらためて調べてみると、〈TVタックルに佐藤まさひささんや、片山さつきさんが~\(^o^)/#テレ朝〉などと自民党候補の告知に熱心なだけではなかった。ネトサポたちは、ニュースやネトウヨ系まとめサイトのURLを引用しながら野党や対立候補のネガキャンをこれでもかと繰り出し、さらには、自民党に不利な情報や報道を打ち消すための悪罵まで振りまいていたのだ。こんな感じである。
〈すっから缶の頭にはウジが沸いてるのな〉(菅直人氏が安倍氏を提訴したことについて)
〈大げさな絆創膏だね、酔っ払い女に絡まれただけでしょ。言論の自由を守るために闘いますだってさ、臍が茶を沸かすだね、左翼野郎!〉(当時民主党候補の鈴木寛氏が演説中に女性に殴られた事件について)
〈国賊、売国奴の民主党、岡崎トミ子は日本国に損害を与えている。多かれ少なかれ、民主党は皆同じ穴の狢〉
〈公務員当時に背任行為を疑われ、米国からは怪しい奴と言われ、ご家族も不信感を持ち輩を総理が批判することは至極当然ですね。モナ男(註:細野豪志氏の蔑称)はやっぱり浅はかで駄目ですね〉(安倍首相が田中均・元外務審議官をFacebookで批判したことに細野氏が自制を促したことについて)
〈民主党といえば無能。民主党といえばパフォーマンス。民主党といえば反省なし。民主党といえば売国。民主党といえばマスゴミの手先。他にも色々〉


 とくに目に付いたのは、ネトサポたちが産経新聞ウェブ版のニュースをよく引用することだ。自民党はこうした安倍応援団メディアの記事をネトサポに送って、それをもとにバッシングを繰り広げることを促していたのではないかとも推測できる。いずれにせよ、小池氏が広報本部長として、自民党のネット工作やJ-NSCの相談役をしていたことは、結果的に“財産”になったのは間違いない。小池氏が広報本部長として自民党のネット工作に携わったノウハウを都知事選でもフルに利用していると考えるべきだろう。


 今回の都知事選でJ-NSC会員のツイートを調べてみると、案の定、鳥越俊太郎候補に対する悪辣な言葉を盛んにばら撒いているが、一方で自民党が推薦している増田寛也候補をヨイショするようなものは比較的少なく、むしろ一部のネトサポたちは小池氏や元在特会会長の桜井誠候補を応援している様子が見て取れた。


「今回、J-NSCのほうで小池応援の指示が出ているとは思えませんが、J-NSC会員の多くはネット右翼と重なっています。とくに、ツイッターで会員だと公言するようなアカウントは中国・韓国への悪質なヘイトスピーチを繰り返すなどコアなネトウヨ層ですから、岩手県知事時代に外国人参政権に賛成していた増田よりも、反対を明確にしている小池や桜井誠を心情的に推したい。つまり、自民党の意図とは別に、ある意味では勝手に小池氏をネットで支援しているという状況です。まあ、ネトウヨのなかには『桜井さんは泡沫だから票割れ防ぐために小池さんにしよう!』みたいな動きもあるようですが(苦笑)」(週刊誌記者)
 つまり、今回の立候補で自民党から公認を得られないことを計算していた小池氏は、韓国人学校への都有地貸与の白紙化や、外国人参政権反対などネトウヨ受けする公約を打ち出し、まず“安倍自民党シンパ”の支持者を割った。そしてやはり、選挙戦でどの候補よりもSNSを活用しているのは、かつての自分の“手下”であるネトサポ、そしてネトウヨたちに猛アピールするためとしか思えない。


 “自民党にパージされても腐敗した都政に挑むジャンヌ・ダルク”なるセルフプロデュースで無党派層を狙い、さらに自前のヘイト体質や中身のない極右思想を売り物にネトウヨ・ネトサポの支援を取り付ける小池氏。この節操のない政治家を、本当に日本の首都の首長にしてしまっていいのだろうか。
(編集部)

==========================