【永岡浩一さんからの通信】 2022年05月06日 午前 8:44
ABCラジオ おはようパーソナリティ古川昌希です(2022/5/6) 小西克哉 プーチン氏のウクライナ侵略解説、戦争はナチスのように殲滅してのものは少なく妥協で終わり、しかしロシアもメンツがあり、中国も党大会まで動けず、戦争は大国の論理と市民の意識は乖離するもの、この戦争はまだまだ続くことを語る
永岡です、ABCラジオの、おはようパーソナリティ古川昌希です、にて国際ジャーナリストの小西克哉さんが出られて、プーチン氏のウクライナ侵略について解説されました。アシスタントは去来川奈央(いさがわ・なお)さんでした。テレビ、新聞で得られない情報があり、書き起こししました。
5月9日の旧ソ連のナチスへの戦勝記念日に宣戦布告するかは小西さん否定、戦争犯罪を問われて、ロシアに兵士が足りずアジアの兵士をかき集めて、そして国家総動員は国民反発、母の会も反発、この戦争はだらだらと続き、マリウポリの製鉄所、プーチン氏は兵糧攻めにしろと、援軍のこないように、だが軍とプーチン氏は一枚岩でなく、そしてロシアはアメリカのように暗いところで戦争できるカメラがなく、地下を攻められない。製鉄所は象徴的、西からの高速道路があり、そこは膠着状態、輸送網を争っている。2014年にロシアは製鉄所を取れず、あそこをプーチン氏はネオナチというが、ウクライナの民兵、この作戦の大義名分はナチを叩くことだが、ロシアのいうことと、やることは異なり、ロシアは東のドンバスを制圧(今は半分のみ)したらプーチン氏のメンツは立つが、欧米の専門家は年内に出来るとは思わず、その前にプーチン政権破綻、兵士死亡、経済アウト、ロシアの中で変化がないとプーチン氏を押さえられず、殿、ご乱心になる可能性は低い。
そして、オリガルヒが自殺している報道は小西さん、眉唾、プーチン氏重病説があり、甲状腺がんの信ぴょう性は高いが、統合失調症の可能性は低い。ロシアの情報は信用できないが、西側の情報にも問題はある。そしてEUは委員長がロシアの石油拒否を言うものの、各国はロシアのガス、石油に頼るもの、小西さん、急にできることとできないことがあり、石炭はすぐに拒否できるが石油、ガスは拒否できず、ロシアの収入減を押さえるのに1年かかり、ドイツはロシアのガスが5割で大変。しかし、ロシアに戦争するお金があるか、ゼロにしたら巨大なDPRK、ロシアが武器を買えないようにしたらいい、ロシア経済を壊滅させる必要はないが、オースティン国防長官、キーウ、ポーランドにブリンケン氏とともに、ロシアが戦争を継続できなくするまで弱体化といい、アメリカは当初、ウクライナを勝たせる、しかし兵士は出さないというが、米兵は1万人程度ウクライナの周り、軍事顧問は数千人、歩兵はいないが、アメリカはロシアに戦争できないようにする=第3次大戦!
古川さん、ロシアの弱体化は大事だが、ウクライナで罪のない人が殺されないようになのにどうかと問われて、小西さん、戦争終結に2つの矛盾する目標があり、将来の危険を取り除くため相手を叩く、第2次大戦で連合軍がナチスを壊滅させたやり方、しかしそれだと双方に大犠牲、数千万人犠牲、ロシアで2700万人、日本の10倍、それほどえげつないが、大半の戦争は妥協、朝鮮戦争はその典型、マッカーサー氏、DPRKに攻めたら第3次大戦なのでその前に妥協、ベトナム戦争はパリで交渉して妥協、それでアメリカの敗北。
第3のチャンネルはトルコだが、ロシア、ウクライナともに勝つとして交渉は進まず、双方強気だと和平だと自分が損になり進まず、小西さん、国連が力を持たず、アメリカが国連軍を守りながら製鉄所から救出すべき。軍事介入ではなく、民間人救出のため。戦闘員が死ぬのもダメだが、ともかく民間人を助けるべき、しかしそれをロシアも許さず、アメリカも負けないので妥協できない。民間人を守るために国連は機能すべきが、国際世論を見ているのみ。体温計で熱を測るのが国連の限界、グテーレス氏、ロシアに行きウクライナという順番を間違えた、これは本人も失敗と見ている。
仲介はどこができるか、トルコが大きく、そして今は困難だが中国、ロシアは中国頼り、武器をくれであり、しかし中国は拒否、中国は沈む船に乗りたくないが、過去の仁義、そして習近平氏はプーチン氏を買っているもので仲介するしても、半年以上、ロシアの疲弊、日露戦争は日本もロシアもヘトヘト利の時にルーズベルト氏が仲介して何とか日本の勝ちになったが、トルコは仲介困難でも世界的には株を上げて、中国は秋の党大会の後まで動けない、それよりアメリカは前のめり、バイデン氏が派兵しないと明言したのは大失敗、あれをうまく言うとプーチン氏を追いつめられていた、しかしアメリカはロシアを弱体化させて、そして中国とガチンコで対立できるようにする、中国と向き合うため、ロシアを弱体化させるために、戦争は続けるかになり、アメリカは当初、ウクライナは敗北だと見ていたが、ウクライナの善戦でもっと支援に、となった。
古川さん、去来川さんも民間人の犠牲に心を痛めて、小西さん、プーチン氏は現代のナチスだと説かれて、古川さんも的確な解説に感謝、小西さん、大国の論理と市民の意識はどんな戦争でも離れていると説かれて締めくくられました、以上、小西さんのお話でした。
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ABCラジオ おはようパーソナリティ古川昌希です(2022/5/6) 小西克哉 プーチン氏のウクライナ侵略解説、戦争はナチスのように殲滅してのものは少なく妥協で終わり、しかしロシアもメンツがあり、中国も党大会まで動けず、戦争は大国の論理と市民の意識は乖離するもの、この戦争はまだまだ続くことを語る
永岡です、ABCラジオの、おはようパーソナリティ古川昌希です、にて国際ジャーナリストの小西克哉さんが出られて、プーチン氏のウクライナ侵略について解説されました。アシスタントは去来川奈央(いさがわ・なお)さんでした。テレビ、新聞で得られない情報があり、書き起こししました。
5月9日の旧ソ連のナチスへの戦勝記念日に宣戦布告するかは小西さん否定、戦争犯罪を問われて、ロシアに兵士が足りずアジアの兵士をかき集めて、そして国家総動員は国民反発、母の会も反発、この戦争はだらだらと続き、マリウポリの製鉄所、プーチン氏は兵糧攻めにしろと、援軍のこないように、だが軍とプーチン氏は一枚岩でなく、そしてロシアはアメリカのように暗いところで戦争できるカメラがなく、地下を攻められない。製鉄所は象徴的、西からの高速道路があり、そこは膠着状態、輸送網を争っている。2014年にロシアは製鉄所を取れず、あそこをプーチン氏はネオナチというが、ウクライナの民兵、この作戦の大義名分はナチを叩くことだが、ロシアのいうことと、やることは異なり、ロシアは東のドンバスを制圧(今は半分のみ)したらプーチン氏のメンツは立つが、欧米の専門家は年内に出来るとは思わず、その前にプーチン政権破綻、兵士死亡、経済アウト、ロシアの中で変化がないとプーチン氏を押さえられず、殿、ご乱心になる可能性は低い。
そして、オリガルヒが自殺している報道は小西さん、眉唾、プーチン氏重病説があり、甲状腺がんの信ぴょう性は高いが、統合失調症の可能性は低い。ロシアの情報は信用できないが、西側の情報にも問題はある。そしてEUは委員長がロシアの石油拒否を言うものの、各国はロシアのガス、石油に頼るもの、小西さん、急にできることとできないことがあり、石炭はすぐに拒否できるが石油、ガスは拒否できず、ロシアの収入減を押さえるのに1年かかり、ドイツはロシアのガスが5割で大変。しかし、ロシアに戦争するお金があるか、ゼロにしたら巨大なDPRK、ロシアが武器を買えないようにしたらいい、ロシア経済を壊滅させる必要はないが、オースティン国防長官、キーウ、ポーランドにブリンケン氏とともに、ロシアが戦争を継続できなくするまで弱体化といい、アメリカは当初、ウクライナを勝たせる、しかし兵士は出さないというが、米兵は1万人程度ウクライナの周り、軍事顧問は数千人、歩兵はいないが、アメリカはロシアに戦争できないようにする=第3次大戦!
古川さん、ロシアの弱体化は大事だが、ウクライナで罪のない人が殺されないようになのにどうかと問われて、小西さん、戦争終結に2つの矛盾する目標があり、将来の危険を取り除くため相手を叩く、第2次大戦で連合軍がナチスを壊滅させたやり方、しかしそれだと双方に大犠牲、数千万人犠牲、ロシアで2700万人、日本の10倍、それほどえげつないが、大半の戦争は妥協、朝鮮戦争はその典型、マッカーサー氏、DPRKに攻めたら第3次大戦なのでその前に妥協、ベトナム戦争はパリで交渉して妥協、それでアメリカの敗北。
第3のチャンネルはトルコだが、ロシア、ウクライナともに勝つとして交渉は進まず、双方強気だと和平だと自分が損になり進まず、小西さん、国連が力を持たず、アメリカが国連軍を守りながら製鉄所から救出すべき。軍事介入ではなく、民間人救出のため。戦闘員が死ぬのもダメだが、ともかく民間人を助けるべき、しかしそれをロシアも許さず、アメリカも負けないので妥協できない。民間人を守るために国連は機能すべきが、国際世論を見ているのみ。体温計で熱を測るのが国連の限界、グテーレス氏、ロシアに行きウクライナという順番を間違えた、これは本人も失敗と見ている。
仲介はどこができるか、トルコが大きく、そして今は困難だが中国、ロシアは中国頼り、武器をくれであり、しかし中国は拒否、中国は沈む船に乗りたくないが、過去の仁義、そして習近平氏はプーチン氏を買っているもので仲介するしても、半年以上、ロシアの疲弊、日露戦争は日本もロシアもヘトヘト利の時にルーズベルト氏が仲介して何とか日本の勝ちになったが、トルコは仲介困難でも世界的には株を上げて、中国は秋の党大会の後まで動けない、それよりアメリカは前のめり、バイデン氏が派兵しないと明言したのは大失敗、あれをうまく言うとプーチン氏を追いつめられていた、しかしアメリカはロシアを弱体化させて、そして中国とガチンコで対立できるようにする、中国と向き合うため、ロシアを弱体化させるために、戦争は続けるかになり、アメリカは当初、ウクライナは敗北だと見ていたが、ウクライナの善戦でもっと支援に、となった。
古川さん、去来川さんも民間人の犠牲に心を痛めて、小西さん、プーチン氏は現代のナチスだと説かれて、古川さんも的確な解説に感謝、小西さん、大国の論理と市民の意識はどんな戦争でも離れていると説かれて締めくくられました、以上、小西さんのお話でした。
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