昨晩、自宅のある埼玉県地方は天気予報通り雷雨がありました。
例年、この時期になると写真の画面構成に考えるのが紫陽花や朝顔等の植物に加えて、
真っ青な空に「かなとこ雲」こと入道雲(積乱雲)。電関人はこの「かなとこ雲」という呼び名が
気に入っています。「金床」とは鍛冶屋等にあって真っ赤な鉄をたたく台のことでこの形状に
入道雲の形が似ているのでその呼び名になったようです。
昨年の北陸遠征で、白昼堂々と倶利伽羅峠を越える「能登」や「北陸」を撮影できたのも
まさにこの「かなとこ雲」のおかげ(!?)だったのです。
上越国境の上昇気流が、大きな「かなとこ雲」を作りそれが危険雨量を超す大雨を降らせ、
結果上越線の列車を長い時間抑止させたのでした。
しかし、倶利伽羅峠に行った午後はその雷雨に追われる撮影となってしまいました。
倶利伽羅峠に向かう途中の駄賃とばかりに寄った速星貨物の撮影では、
うまくこの「かなとこ雲」を取り入れられました。
撮影日が土曜だったせいか荷が少なく、DE10をベストな位置でシャッターを切ったカットは
空コキとバックに隠したはずの建物がシンクロしてしまいましたので、
ちょっとDE10の位置が手前のカットをアップいたします(笑)
撮影;2009年7月4日 高山本線 西富山~婦中鵜坂 1090レ OLYMPUS E300 Zuiko D zoom