本当は昨日のアップで餘部ネタは最後にしようと思っていたのですが・・・、
やはり、私の鐡道人生の中で究極の撮影地でしたので最後の夜もこのネタにします。
最後の夜ということで、彼の鉄橋を渡っていたブルートレインである出雲といなばの2列車。
どちらも、大先輩の餘部鉄橋を置いて一足先に廃止になってしまいました。
出雲号は昔は下りが5時前の通過で夏至の頃にデジイチで撮影できるかもしれませんが、
当然、当時そんなものがあるわけもなく、定宿から21時前に上っていく出雲の光跡を
バルブで1度だけ撮影しました。画面左上の方が薄っすら山影が見える光は、
山の向こうにある灯台の明かりによるものです。
ネガカラーでの撮影で、今のように鉄橋のライトアップもないのでほんの雰囲気だけです。
餘部Y.H.から撮影した2002レの光跡 1977年3月
寝台特急いなば(1978年10月から出雲2・3号になる)は下りが撮影可能な時間で
数回ほど餘部で撮影しました。
できればHM復活後一度だけでも撮影に訪れたかったのですが、
何となく防風フェンスもできて、超有名撮影地餘部に食指が動かずそのままに。
私にとっての餘部鉄橋は1980年代で時計が止まったままになってしまいました。
餘部鉄橋を渡る2003レ 1978年1月 寝台特急いなばとしての最後の冬だった。
撮影機材;OLYMPUS OM-1 ZUIKO50㎜/Nikon F2 PhotomicSB Nikkor50㎜
コダカラーⅡ