狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

ポール集電器の頃 京福叡山線

2011年06月18日 22時01分46秒 | 昔の写真

菱形のパンタグラフがだんだんとみられなくなりつつあります。

小さい頃から、電車の絵を描くと必ず菱形のパンタグラフがお約束でした。
それが、少し進化して下枠交差式パンタになって、でも形は菱形でした。
そのあと最近ではシングルアームが増えてきて・・・。

昔、鉄道雑誌を見ていて驚いたのがポール集電器の存在でした。
その名の通り、1本の竿の先に滑車が付いていてそれで集電するのです。
1車両に2つ付いていて終点で反対側のポールと上げ下げして常に後ろ側を使います。
実際にポール集電器を使っていた京福電鉄叡山線にポール電車を撮りに行きました。



ちょっとわかりづらいかもしれませんが、向かって左側の窓下にリールが付いていて
ここからポール先端に付いている紐でポールを上げ下げします。



この角度だと、運転台上のか細いポールが分かります。
デナ21形(121)は窓上部が丸くなっていてとてもレトロな雰囲気が好きです。
車内も白熱灯でした。



前面窓は、運転席前のみHゴム改造されていましたが京都の奥座敷の可愛い電車は
とても魅力的でした。残念ながら晩年は菱形パンタグラフに換装されました。

1978年8月 京福電鉄叡山線 貴船口付近にて
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コメント
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