狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

鳩胸機の栄光 ブルトレ運用

2011年06月09日 22時05分29秒 | 昔の写真

急客機にとっての本務は、当然その名の通り優等列車の運用です。

でも、38年の眠りから覚めたハドソンことC6120は、
あまりの客車の少なさにさぞかし驚いていることでしょう。

今やPもFも無く、残り少無くなった客車列車と貨物を数形式で黙々と牽くのみに。

逆に、牽く列車が沢山あっても運用の限定が無いことは
今となっては想像がつかないことでしょうね。
要するに何が牽いてくるかわからないということ。
これはこれで、次の列車はどの機関車が牽いてくるのかワクワクしながら待つという
楽しみが有りました。

ゴーマルサン(昭和50年3月改正)以降、九州管内は優等列車から旧型客車が一掃され
これにより罐の限定運用が無くなりました。そして速度制限改正による運用離脱までの
数年間、九州交流電化のパイオニアであるED72やED73の鳩胸機が
栄光のブルトレ運用にしばしば入り楽しませてもらいました。



5レ6レのみずほには晩年まで良くED72やED73が入っていたように覚えています。

14~15両もの14系寝台列車を牽き出す際には、その小柄な車体を揺さぶりながら
出発していきました。

1977年3月12日 鹿児島本線博多駅にて ED731011 6レみずほ
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コメント (2)
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