少し日が経ってしまいましたが、先輩のCedarさんがインタアーバンの事業用車両をアップされていたので
電関人も大好きな西鉄の裏方さんたちを集めてみました。
先ずは何と言ってもコイツですね!
ガキの頃から「でんしゃのトラック」と呼んでいたモト901形(901・902)です。
筑紫車庫ができてからは、おもにこちらに常駐していて最初はとっくに廃車になったと思っていたのですが、
かなり晩年の1980年代に入ってからの撮影です。晩年はセンターの窓がHゴム化されてちょっと残念でした。
そして、西鉄貨物扱いの生き証人であるモワ801です。
向かって左側が、電動貨車のモワ804。
晩年は、救援的用途と二日市車庫の構内入替用でした。
そして右は、かつての九鉄の名ロマンスカー301形を改造した事業用車モワ811です。
こいつは台車も履き替えていました。
さらに、5000形増備に伴い余剰の100形を改造して先に紹介したモト901形の後継車であるモト911・912を造りました。
ちょうど1979年に二日市車庫を見学の際、落成間近でした。
大牟田線の裏方さんたちは以上ですが、最後に最も珍しい車両をお目にかけます。
これは1978年の福岡市内線全廃の前年に多々良工場で見つけた車両です。
残念ながら形式が不明ですが、間違えなければブリル製の台車を履いている
骨董品です。
ブレーキ用の空気ダメを剥きだして括りつけて、お粗末な運転台と、
櫓の上のパンタが何とも微笑ましい珍車です。
以上西鉄の裏方さんたちでした。
1970年代終盤から1980年代初期にかけて撮影。
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