つい先日までの暑さが嘘のようにぐんと気温が下がった今日この頃。
気温が下がると、蒸機の白煙が美しかったり、沿線に柿の木を探したりと色々と写真の中に季節感を演出する。
鉄道のある風景の中で晩秋から初冬の季節感と云うと電関人の場合、何といってもこのSG暖房のスチーム。
濛々とスチームをたなびかせながら、早朝の博多駅に滑り込むながさき号。
荷物車の床下からも漏れて立ち上がるスチーム。
キンと冷えた朝の空気の中でこの光景を見ると今年もこの季節が来たなと痛感したものである。
1978年11月12日 鹿児島本線博多駅4番線 422レ
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C11325号機と旧客3両による試運転列車、試9184レが十日町駅に到着後、
入替、機回しを撮影すべく入場券を購入し構内へ。
折り返しの分の火床を見守っているのだろうか、助士の姿にレンズを向けた。
赤く炎で浮かび上がる顔に、定刻、安全に罐を走らせる真摯な眼差しがあった。
2012年11月3日 飯山線十日町駅 C11325 試9184レ
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