筑豊地区から蒸機が消えて約五年
炭鉱はまだ稼働してしているものもあり
白い鉱石輸送も盛んになっていたころ
筑豊の象徴だった北九州入り口の複複々線は消えさったものの
未だその輸送力には余韻が感じられた
折尾の地上ホームに到着する香月線からの直通列車
2月の底冷えする中でしっかりとDE10が蒸気発生装置から出されたスチームが心地よい
炭鉱と一大工業地帯で四六時中はたらく戦士たちをピストン輸送した名残だろう
二両目には特急鴎で使用されたナハ10軽量客車も見える
行き先は確か若松
今も若松機関区を覗きにいかなっかのは何故かという問いが頭を巡る
1979年2月 筑豊本線折尾地上駅 Nikon F2 photomicSB KR
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