毎年今頃になると6年前の北遠征のことを思い出す。
それは良い思い出というより寧ろ撮り足らなかったという後悔の念からだ。
ED79という形式の薄命さからかもしれないし、
海底トンネル繋がりで関門トンネルを頻繁に行き来していたことから、
津軽海峡トンネルに対するシンパシーからなのかもしれない。
最後の夜行急行となったなまなすも海霧の中のカットが残るのみ。
三脚に据えたカメラが濡れるほどの多湿の中での撮影だった。
その後奥羽本線内の名撮影地を巡ってD51によるDC記念列車も押さえたのち、
薄暮の中の上りあけぼの撮影を最後に東北道で帰路についた。
2011年6月 津軽線 左堰~奥内、奥羽本線 浪岡~北常盤
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12月中旬の吹雪の中、ED79牽引の3両の50系客車の車窓から見えたカーブでの勇姿が、
今も記憶に鮮明です。
一般型や100番台の改造グループはまだしも、
50番代機は悲劇の短命機となってしまいましたね。
一時九州へ改造の上配転も構想があったようですが、50hzから60hz改造は容易ではないようでそのまま廃車が決まりました。
雪の中で奮闘する機関車、カッコいいですよね!?
休日高速1000円乗り放題だったからこそ出来た遠征でした。
海峡線はこの時期スッキリ晴れる日が少なく、苦労させられましたね。
いくら乗り放題1000円でも、体力が要りますね。
そのバイタリティに感心いたしました。
単独行、お疲れさまでした。