今日、この列車のために休みをいただき朝早くから出掛けていました(汗汗)。
全検に入る前のE26系を使用して仕立てられたクルージングトレイン。
ここまでは普段の臨時列車なのであるが、その牽引機がEF8195号機に前補機としてEF641051号機が長岡までエスコート。
この前補機に色めき立ったのである。
電関人の小さな脳味噌をフル回転させて様々なことを鑑みて、弾き出された答えは上越線岩原のΩカーブ。
遡ること30数年、上越国境の補機はそれまで水上区に所属のEF16から新鋭機のEF641000番代に置き換えられ始めていた。
まさにその新型の上越国境の門番が通いなれた場所で、優等列車の走行シーンが押えられる絶好のチャンス。
願わくは雪のシーズンだったのだがさすがにそこまでは叶わぬ夢か!
本日の前哨戦であるEF65501+24系25型を宮原で撮ったのち関越道を一路岩原へ。
出来れば、国境の山間をモーター音を唸らせながら連続勾配を上っていく姿をやや俯瞰で狙いたかったが初秋の山肌の木々には
まだしっかりと葉が残り、これは断念。
だとすると、あとは敢えてアウトカーブでその隘路振りを強調させて撮ることにした。
さすがに国境のトンネルの向こうは時折冷たい小雨が混じる肌寒い生憎の天気だったがかえって光線を気にせずに撮れる好都合。
なんとかイメージに近いカメラポジションを確保して暫し待つとやがて大きく湾曲した鉄路の奥方からターゲットの9011レが現れる。
前走列車が無く、列車の長さは当てずっぽうなので重連と判る角度では最後尾まで入らない。
ようやく編成が収まるところまで来た時には次位のEF8195は目立たなくなる角度に・・・。
最後は、重連を強調して左側に列車を3両ほど見せ、罐の右手には後方数両を残すほぼイメージ通りに。
俯瞰撮影こそ叶わなかったが、数十年越しでかつての働き場所に往年の輝きを放つロクヨンセン補機重連列車を撮影することができた。
感無量の1日。
2012年10月12日 上越線 中里~岩原スキー場前 EF641051+EF8195 9011レ
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まさか反対側にいらっしゃたとは...
ご挨拶も出来ずに申し訳ございませんでした。
電関人さま、このアングルですか!
上越国境独特のイメージと車両後部を残して機関車もバッチリ収めた計算され尽くしたカット。
インカーブは完敗です。
岩原大カーブはポール間隔が短く、重連が抜けないので最初からパスでしたが...盲点でした。
Pトップの送り込み回送は捨てて、前日から越後中里に...
鉄橋大俯瞰を下見するも天候悪くて断念し、ここも通り過ぎました。(^^ゞ
ロクヨン・セン、本来の姿、しかも客レの先頭に立っていて凛々しいですね。
岩原と云えばスキーを一番に思い浮かんでしまうのです。
奥に見えるのはリフトの鉄柱かな。
お勤めご苦労様です。
この手の写真も微妙なアングル取りが大変ですなあ。
ようやく30年来の念願叶いましたね。
ここまできたら、「怨念がおんねん」(激爆)の世界!?
ちょうど線路を挟んで裏側だった様な感じですね(笑)
足場が悪く、手持ちでええいなるがままっと
マニュアルフォーカスで合わせながら連写したら
意外に上手くいき、ラッキーでした。
最初、岩原スキー場からの俯瞰を考えましたが思い描く
ポイントが無くこのアングルにしたのでした(汗)
数年前の夏に、ご一緒にロクヨンセンの重連を撮って以来でした。
俯瞰の良いポイントが見つからず、時間切れで
選んだ場所でしたが結果オーライでした。
まさしく岩原スキー場の鉄塔です。冬にゲレンデから見えていたポイントがありましたが、残念ながら
見つけられませんでした。