久々の貨車(?)ネタです。
「ヒ」という貨車(事業車?)を知っていますか?
その昔は、連絡船が発着する宇野、高松、青森、函館のヤードでは良く見かけた、
2軸貨車を改造した手摺だけの得体のしれない車両です。
用途はおもに、連絡船入替等機関車の重量を船に掛けないように、
貨車と機関車の間に挟んで使います。
連絡船が有った頃の青森駅構内。写真ではちょっと分かりずらいですが、
特急はつかりの横で、DE10(15かも)が連絡船に貨車を押し込んでいる様子。
DEと貨車の間に数両のヒが付いています。
それ以外の用途もあったようですが・・・、あまりピンときません。
出雲市駅の構内で、季節臨「だいせん51号」用の12系を煉瓦庫に押し込むのに
DE10との間に箱付きのヒが挟んでありました。(1976年8月3日撮影)
この入替にヒを使う理由はいまだ謎です。
小学生の頃、何じゃありゃ?と思ったものです。
毎度お立ち寄りありがとうございます。
私の場合は、まさに2枚目の出雲市が最初でした。