石北本線でも述べたが、現在の道内本線筋のダイヤは完全に特急優先。
始発から昼過ぎの上りダイヤを見ても、
釧路~新得で、通して走る各停は始発の1本、帯広までの列車が1本の設定。
対して、この間スーパーおおぞらが4本。
今やこんなダイヤで、
「ゆっくり走ろう北海道」でもなければ、「でっかいどう北海道」を感じることすら難しい。
まぁ全てが鉄道旅の標語では無いにせよである。
主催側が用意した、特定の観光地を巡ってこれまた用意された産品を土産にする画一さで
その土地の何が分かるというのであろうか?
この国が本気で循環型継続的社会を目指すのであれば、スマホなんざでスルスル出てくる旅の情報なんかあてにせず、
旅人ひとりひとりが道内の違うところを違う目的をもって訪れて、それぞれの価値観で何かを見出すという、
旅本来の醍醐味を味わえるよう、国の責任によって少々無駄であっても公共交通機関としてのダイヤ整備をすべきと、
個人的には思うのである。
選択肢を持てない画一的で効率重視な社会構成は何も新たな価値を生まない。
2018年水無月 尺別 D5
朝の尾幌から取って返して尺別、そして狩勝へと
ロングロングで繋いでいきましたので、この日も些末な取材でしかなく、
できれば、道東と道南に照準を合わせもうひと旅したいのですかね。
尺別の写真楽しみにしております。
この日は、起床から遅延で押し押しダイヤで火葬場の脇に車を止めて間もなく、近寄るエグゾースト音に慌てて
カメラを撮りだし撮ったのが上の写真です。クマザサ藪に
幾筋かの獣道のようなものがありましたが、散策する余裕もなく
次の立ち寄り地を目指し車を出しました。
おっと番号が9613です!!
この場所も東風が吹くと直ぐにガスってしまいますから、夏場は晴れていても安心できません。
音別、尺別は、我が家にとっては特別な場所です。一昨年、尺別の奥地を探索してきました。
そのうち、ちょっとディープな尺別をお送りしようと思っています。
これは、葬儀場のすぐ近くかしら?
もう少し歩くと、音別側も尺別側も見渡せる
俯瞰場所に到達しますが・・・うまくすると、
海岸へりを走るシーンもほぼ真上から。
もっとも墓地の中を歩くことになるのかしら?