狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

非電化を流離う2 水無月の章二二 特急街道

2018年08月27日 09時11分33秒 | 国鉄・JR 北海道

石北本線でも述べたが、現在の道内本線筋のダイヤは完全に特急優先。
始発から昼過ぎの上りダイヤを見ても、
釧路~新得で、通して走る各停は始発の1本、帯広までの列車が1本の設定。
対して、この間スーパーおおぞらが4本。

今やこんなダイヤで、
「ゆっくり走ろう北海道」でもなければ、「でっかいどう北海道」を感じることすら難しい。
まぁ全てが鉄道旅の標語では無いにせよである。



主催側が用意した、特定の観光地を巡ってこれまた用意された産品を土産にする画一さで
その土地の何が分かるというのであろうか?

この国が本気で循環型継続的社会を目指すのであれば、スマホなんざでスルスル出てくる旅の情報なんかあてにせず、
旅人ひとりひとりが道内の違うところを違う目的をもって訪れて、それぞれの価値観で何かを見出すという、
旅本来の醍醐味を味わえるよう、国の責任によって少々無駄であっても公共交通機関としてのダイヤ整備をすべきと、
個人的には思うのである。

選択肢を持てない画一的で効率重視
な社会構成は何も新たな価値を生まない。


2018年水無月 尺別 D5


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4 コメント

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見覚えあるな・・・ (マイオ)
2018-08-27 11:37:28
と思えば、2月に撮影した音別・尺別でしたか。
これは、葬儀場のすぐ近くかしら?
もう少し歩くと、音別側も尺別側も見渡せる
俯瞰場所に到達しますが・・・うまくすると、
海岸へりを走るシーンもほぼ真上から。
もっとも墓地の中を歩くことになるのかしら?
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尺別の記憶 (こあらま)
2018-08-27 22:35:27
尺別の丘にも行かれましたか。今の尺別は僅かばかりの開拓農家が残っているだけです。
この場所も東風が吹くと直ぐにガスってしまいますから、夏場は晴れていても安心できません。
音別、尺別は、我が家にとっては特別な場所です。一昨年、尺別の奥地を探索してきました。
そのうち、ちょっとディープな尺別をお送りしようと思っています。
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強行軍の途中で、 (狂電関人)
2018-08-28 08:36:52
マイオさま

この日は、起床から遅延で押し押しダイヤで火葬場の脇に車を止めて間もなく、近寄るエグゾースト音に慌てて
カメラを撮りだし撮ったのが上の写真です。クマザサ藪に
幾筋かの獣道のようなものがありましたが、散策する余裕もなく
次の立ち寄り地を目指し車を出しました。
おっと番号が9613です!!
返信する
貴重な1カット。 (狂電関人)
2018-08-28 08:40:45
こあらまさま

朝の尾幌から取って返して尺別、そして狩勝へと
ロングロングで繋いでいきましたので、この日も些末な取材でしかなく、
できれば、道東と道南に照準を合わせもうひと旅したいのですかね。
尺別の写真楽しみにしております。
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