狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

非電化を流離う2 水無月の章一八 春採の休日

2018年08月21日 16時00分00秒 | 専用線

4日目の朝、やや寝坊してホテルを出発し糸魚沢方面を目指す。
が、途中でコンビニに寄ろうとしたら目の前にホッパー車が連なるのが見えて暫し撮影タイム。
休日のため、構内は静まり返るが現役で操業する炭鉱鉄道の威風たるや十分。



DD13タイプの2色の機関車がプッシュプルに先頭と殿を固め長く連なるホッパー車は壮観。



静まり返った選炭プラントはむしろ凜として見えた。





2018年水無月 春採 D5

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眠る急客機たち

2018年08月18日 16時04分06秒 | 国鉄・JR 近畿

9年前の夏、久々に訪れた梅小路。

昔と変わらず、本線を彩ってきた名機たちは静かに休んでいた。



※ ちょっと千葉の出城に行ってくるので2、3日更新が途絶えます。


2009年 葉月 梅小路

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非電化を流離う2 水無月の章一七 アトサヌプリとシラルトロ沼

2018年08月17日 09時12分22秒 | 国鉄・JR 北海道

折角の釧網本線なのでもう一本欲張りたく、時刻表と地図を開く。

かつて鉄道雑誌で見た硫黄山=アトサヌプリバックの写真が頭を過る。
地図を見ると、道路は釧網本線よりショートカットで川湯温泉に出ているので、
その場所を探してみることにする。



アトサヌプリと線路の位置関係から、ポイントは直ぐに割り出せたが
鉄道誌の写真からすでに40年近くたっており木の生長と夏故の葉の茂りでテレ系レンズは使えず。
山の覆い被さりの迫力に欠けるものの何とか鉄道敷地外からの抜けを確保した。
この日最後の撮影を終え、あとはひたすら湿原を抜けて釧路を目指す。



道路と線路はほぼ並行しているが、湿原部の入り口辺りに位置するシラルトロ沼に阻まれて
道路は線路と泣き別れ。ちょうど沼の奥あたりが芽沼駅だろうか?
雄大な大自然に陽が沈む夕景をちょっと感傷に浸りながら眺める。
もっともハードだった3日目が終わろうとしていた。


2018年水無月 アトサヌプリ(上)、シラルトロ沼(下)D5

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非電化を流離う2 水無月の章一六 止別にて

2018年08月16日 11時07分25秒 | 国鉄・JR 北海道

釧網本線では、最初から狙いを定めていたことがある。

天気が良けりゃ斜里岳バックが撮りたいと。

なので、丸瀬布から寄り道はあったものの北浜には脇目も振らず、

長駆一直線で止別に来た。



結構ポイントに悩んだ挙句、
止別川河口に架かる鉄橋下を潜り抜け、海側の丘に登った。



標津線亡き今、斜里岳を望む路線は釧網本線になったが、

41年の時を越えて念願が叶った。



2018年水無月 止別 D5/E5

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非電化を流離う2 水無月の章一五 失われたときへ~卯原内

2018年08月15日 09時24分22秒 | 国鉄・JR 北海道

丸瀬布から車載ナビで釧網本線止別界隈を目的地へ設定すると、
北上してオホーツク沿岸に出るコースが奇しくも選択された。

途中、常呂で漁師が経営する海産物直売所で大方の土産品を購入し網走方面に移動中
驟雨の先に現れたのは能取湖沿岸に佇むキュウロクと客車だった。



ここは、湧網東線開業当初の終着だった卯原内駅跡。



急ぐ行き足を暫し休めて、77年夏計画しつつも様々な都合で果たせなかった湧網線の旅を空想しつつ、
さらには九州のそれとは似て非なる北のキュウロクとの偶発的な対面を噛みしめる。



廃線跡も遊歩道として整備され、いにしえの旅情を味わえる。


2018年水無月 旧卯原内駅 tablet撮影


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