朝日デジタルの記事より、一部抜粋
http://www.asahi.com/articles/ASG2V6SRHG2VUTFK016.html
森喜朗元首相が26日、BSフジの番組で、「真央ちゃんを大好きな孫からものすごく怒られている。そんなつもりはなかったんだけどな」と語った。浅田選手が「森さんが今、少し後悔しているのではないかなと思います」と語った。これに対し、森氏は「後悔はしていない」とぴしゃり。一方で、森氏は「自分の気持ち、真意を伝えるのって難しい。マスコミに自分の言いたいことが必ずしも伝わっていなかった。自分も反省しなければならない」とも述べ、恐縮しきりだった。
反省と後悔の言葉が気になり、gooで調べてみました。
反省;
1. 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。
2.自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
後悔;
自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと。
悔やむ;
失敗したことや、十分にできなかったことなどを、あとから残念に思う。
反省は後悔があって始まるようにも思いました。
森元首相はよくなかったと思われたでしょうか。政治家で大物になるには、後悔するよりもどんどんやっていくことなのでしょうか。過去は後悔するものではなく、今に生かす(反省して次に生かす)ためのものであるとも言われています。後悔がずっと尾を引かなければよいのでしょう。
下記のWebサイトに森元首相の失言集がありました。ご自分の立場を十分理解され、その発言がどのような影響を及ぼすかを想像できると失言も減るのでしょうか。
http://forestiwa.s13.xrea.com/mori.htm
幾つかは記憶にあります。ここまであると、反省はどうだったのだろうと思いました。
よく失言する方がいますが、失言を確信犯で言っている方もいます。NHK会長は自ら失言でないと言っています。
失言はその人の考え方が出て来たもののように思えるのですが。言葉は文脈の前後で受け取る人は解釈しますから、多少言葉が適切でなくても、問題にならない場合があります。問題になるのは考え方に問題があるようにも思います。
浅田選手が森元首相の発言を聞いたのは、フリーの演技後だったそうです。演技後でよかったと思います。良寛禅師は貧しくて人に何もあげられるものが無かったそうです。そこで良寛禅師はその人に適した言葉をプレゼントされていたそうです。名言集として残すか、失言(迷言)集として残すか。