ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9
オオウミガラス(大海烏、Pinguinus impennis) は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。かつて北大西洋と北極海に分布していたが、乱獲が主原因で1840年代または1850年代頃に絶滅した。
オオウミガラス(大海烏、Pinguinus impennis) は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。かつて北大西洋と北極海に分布していたが、乱獲が主原因で1840年代または1850年代頃に絶滅した。
属名"Pinguinus"の通り、本来はこの鳥が「ペンギン」だった。古くからウェールズやブルターニュの人々はこの鳥を"Pen-gwyn"と呼んでいた。この語は古代ケルト語で「白い頭」を意味し、頭の白い斑点に由来した呼称である。また、ラテン語では"Pinguis"が「脂肪」を意味し、呼称はこれに由来するという説もある。後に南半球でオオウミガラスに似た鳥が次々と見つかり「南極ペンギン」と呼ばれたが、本家ペンギンであるオオウミガラスが絶滅した今となっては、それらが単に「ペンギン」と言われるようになっている。
オオウミガラスの天敵はホッキョクグマしかいなかったので、人に対しても恐れずに近づいて来たそうです。食用や脂肪用に乱獲され、最後の繁殖地が天災で失われ、希少価値が生じ一攫千金を狙った人々に絶滅しました。
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%BC%EF%A4%CE%C0%E4%CC%C7より
現在、人間による活動によって引き起こされている種の絶滅は過去とは比較にならない速度であることが問題視されている。1600年~1900年の絶滅速度は1年に0.25種であったものが、1900年~1960年には1年に1種、1960年~1975年には1年に1,000種、1975年以降は1年に40,000種と、種の絶滅速度は急激に上昇し続けている。
生物が住めなくなる自然は、いずれ人も住めなくなっていきます。人も生物ですから。今借金をして子孫にそのつけ(支払い)を回すようなものです。
インディアンの言葉に「自然は子孫からの預かり物」があります。子孫に今の自然を引き継ぐために努めているとありました。
星新一のショート・ジョークに次の話がありました。
「大きな穴があったので、石を投げたらコーンと音がして落ちて行きました。石を数個投げてみると同じように落ちて行きました。時間が経っても戻って来ません。いろいろな物を投げ込んでも落ちて行き、戻って来ません。いくら投げ込んでも底が見えません。その噂が広がり、産業廃棄物業者がその穴を購入しました。そして、産業廃棄物を投げ込んで行きました。その産業廃棄物業者は多くの利益を得ました。数年経過したある時、別の大きな穴から石が1個飛び出して来ました。暫くしてから数個の石が続いて飛び出して来ました」