先日、前の会社の同期の送別会があり、28人が集まりました。入社してから35年が経過しました。
この3月を以って退職する人が6人いました。会社が早期退職制度を導入したことによります。私は昨年60歳の定年扱いで退職しました。
入社して、研修で顔を合わせ、時々集まったりしてきました。亡くなった仲間も数人います。途中、他の会社に転職した人も数人います。話を聞いていると大病を患った仲間もいました。私も38歳の時に胃がんになり、胃を2/3切除しました。それぞれの人生がありました。
退職する人が退職後の予定を話したり、私は退職して5か月が経過したので、その5ヵ月間のやってきたことなどを話しました。まだ退職後のことはまったく考えていない仲間もいました。退職は65歳でまだ7年前後あるからのようでした。
年金のこと、ハローワーク通い(失業給付金支給)のこと、健康保険のこと、住民税の負担が大きい(所得の1年後)ことなど、関心が寄せられました。
この3月で退職する人が、個人年金に厚生年金に追加して入って来て、60歳からその年金が貰えるので何とかなるので退職するとの説明がありました。今から個人年金は間に合わないなあとのつぶやきなどもあり、退職後の生活を真剣に考える場にもなりました。
入社した時の写真と今の写真を私の説明の時に紹介しましたが、気持ちは入社した時とほとんど変わっていないのですが、やはり見た目は大きく変わっていると実感しました。
38歳の時に胃がんになりましたが、幸いまだいのちが繋がっています。これからは、少しでも周りの人へ、社会に返して行けたらと思っています。