ツキがある・ないと感じる時が時々あります。
ツキが悪いことが重なることもあります。
何故そうなのかを不思議でしたが、ある時本を読んでいたら、
ツキがない時はより強くこころに印象が残るからだということが書いてあり、なるほどと思いました。
ツキがよかったときのことはきっと忘れてしまうからなんでしょう。
ですから、ツキがないことだけをよく覚えてしまうのだと思います。
目の前で電車のドアが閉まってしまった。次の電車は20分後。
「あー、いつも目の前で閉まってしまう!」
この記憶が強く残るので、ツキが悪い時の印象が強くなるとありました。
もう一点は、
ツキが悪い時の自分の気持ちの落ち込みや対応で悪い事象をさらに呼び込んでしまうことがあります。
何か上司からきつく言われた。その日は痛飲してしまい朝起きられなかった。当日は重要な会議があったが休んでしまった。
何かマイナスのことがあっても、
淡々と日々をこなすことが悪いことを呼び込まない生き方かもしれません。
よく、何か良いことないかなと口に出ることはありませんか?
良いこととは何でしょうか?
良いことが自分に舞い降りてくるための種蒔きをしているかどうか。
宝くじも、買わないと絶対に当ることはありません。
何か良いことないかなと思うことは、宝くじを買わずに宝くじが当る、当選券を拾うとか、そんなことを期待していることではないかと思います。
良いことは、何かをした結果が良かった場合ではないでしょうか?
何かをした時のそれに費やしたエネルギーが大きいほど、良いことだったとの思いが大きくなるように思います。
ツキがあるとは、いろいろな種蒔きをして何か幸運もプラスし、花が咲いたときがツキがあったということに繋がるように思います。
ツキがないと思ったら、日ごろの日々の一つひとつを大切にしているか、何かよいことに繋がる種蒔きをしているか。
それとなにより、ツキがないのも人生の重要な一部分であると思うことではないでしょうか。
ツキがないと思う心がツキを失くしていると思います。
最近読んだ本、清水真砂子著「もう一つの幸せ -挫折と成長-」より。
挫折と挫折感。恐いのは挫折感を持つことではないだろうか。
挫折はその時点ではよくない事象ですが、それが何かのきっかけになれば成長に繋がる。
挫折感を持ってしまうと、本当の挫折になってしまう。
本に、今まで幸せだったと思ったことを思い出してくださいと。
何かを貰ったとか何かに合格したとか以外に。
自分の物語を創ることができるかどうか。
昨日までのことはこれまでの物語にして、これからどのように自分の物語を創っていくか。
病気になったら、物語の中にどう取り込んでいくか。
自分の物語が進行しています。その物語の著者は自分自身です。