ギリシャ戦ドローにセルジオ越後氏「“自分たちのサッカー”とはこの程度。日本はどの国よりも未熟」
http://soccer.news.goo.ne.jp/news/soccerking-202858.html より引用
セルジオ越後氏のコメントはなるほどと思いました。
「これが実力だ。結果は驚きでもなんでもない。今大会の他の試合を見れば一目瞭然だ。日本はどの国よりも未熟で、どの国よりも走っていないし、迫力がない。にも関わらず、一番期待されている国だ。海外組ブランドが喧伝され、選手たちは大スターのように扱われてきた。ヌルい親善試合と、本当のことを言おうとしないメディア。強化よりも興行に気を取られてきた結果、自分たちの実力が実態以上に大きく見えるようになってしまった。しかし、現実は隠せないということだ」
「『自分たちのサッカー』がどうこうというフレーズが騒がれているけど、一つ答えを出すとすれば、今日のこの試合で見せたプレーが、まさに『自分たちのサッカー』だよ。本来の力を出せていないのではなくて、これが世界における我々の本来の力なんだ。そこを見誤っては成長がない。他の試合をよく見てほしい」
「『自分たちのサッカー』がどうこうというフレーズが騒がれているけど、一つ答えを出すとすれば、今日のこの試合で見せたプレーが、まさに『自分たちのサッカー』だよ。本来の力を出せていないのではなくて、これが世界における我々の本来の力なんだ。そこを見誤っては成長がない。他の試合をよく見てほしい」
「グループステージ突破は、限りなく可能性が低い。コロンビアはメンバーを落としても日本より強い。実力で言えば、グループの1位はコロンビアで、2位はコートジボワールが妥当だ。けれど、突破どうこうではなく、とにかく最終戦には勝って帰ってきてほしい。意地と可能性を見せてほしい。このままでは、本当に何もなくなってしまうよ」
感想;
FIFA世界ランキング(6月)では、
コロンビア8位、ギリシャ12位、コートジボワール23位、日本46位。
セルジオ越後氏のコメントに「日本はどの国よりも未熟で、どの国よりも走っていないし、迫力がない。にも関わらず、一番期待されている国だ」がありました。46位の実力のチームが予選を突破すると多くの人が信じて応援していますが、突破できたならそれはすごいことなんだと思います。
ギリシャ戦も前半後半でギリシャが一人退場したから、引き分けで終わったとの見方もあります。一人減るということは大きなハンディですから。
サッカーはランキング1位のスペインが予選を突破できなかったように何が起こるかわかりません。その何が起こるかわからにないことへの期待が大きくなっているのだと思います。
コロンビアは日本戦は若手起用など戦力を落として戦ってくると思います。そこに勝機があり、ギリシャにもリーグ突破の可能性があることから、勝ちに行くかと思います。ギリシャが勝てば、得失点差では日本がギリシャを上回る可能性が高いので大逆転の可能性があります。
6月25日(水)午前5時に日本:コロンビア、ギリシャ:コートジボワールが同時間にスタートします。
終わって反省よりも精一杯戦ったと思える悔いのない戦いをして欲しいと思います。反省なら今後、地道に世界ランキングを高めること、そのために自分のレベルを高める努力を積み重ねることなのでしょう。
人の振り見て我が身を振り直せですが。世界ランキング46位の日本が32チームの戦いに出場していること自体がすごいことだと思います。