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野々村県議が会見 支出の正当性強調 政務活動費問題

2014-07-03 00:30:34 | ブログ

野々村県議が会見 支出の正当性強調 政務活動費問題

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140701-00000011-kobenext-l28 より一部引用

兵庫県議の野々村竜太郎氏(47)=無所属、西宮市選出=が2013年度、豊岡市など遠方を日帰りで195回訪問したとして、政務活動費(政活費)から約300万円を支出していた問題で、野々村氏は1日、県議会で会見し、「精力的な議員活動の結果」などと支出の正当性を強調した。一方、訪問先などについては「公表しないという前提で政策教授や意見交換をしてもらっている」として説明を拒んだ。

野々村氏は会見で、195回の訪問を「全て行った」「うそや偽りはない」と明言。東京都と福岡市には新幹線、豊岡市と兵庫県佐用町には特急を利用し、グリーン車がある場合は全て利用したと説明した。経路や金額の根拠などについては「無頓着なので覚えていない」と話した。

感想;

この問題を聞かれた方は、どう思われるでしょうか?どなたも、『195回の訪問を「全て行った」「うそや偽りはない」』とは信じられないでしょう。政策活動日として提出された日付が公開されれば、その日、野々村県議がどこにいたかは直ぐにわかります。

野々村県議一人が架空の請求をしていたようには思えません。誰かから聞いて、だったら自分もと思ったのではないかと思います。ただ、度が過ぎていたのでしょう。国会議員は夏休みに海外視察が多く入っています。要人との会見は形だけで、後は観光だと言われています。そうなると不正かどうかは判断が難しくなります。野々村県議も実際に行くなどして事実の中に架空を混ぜていれば記者会見でもう少し違った説明ができたのではないかと思います。そこまでの悪知恵がなかったようです。

間違いが分かった時に、どう対応するか。今回の記者会見で二重の間違いを犯しているのではないかと思いました。

都議会のセクハラヤジでも、鈴木都議は、「私はやっていません」と明言していました。その後、自分がやったとの記者会見で、「何故やっていませんと否定したのですか?」との質問には答えませんでした。

嘘をつき通すには、何度も嘘を重ねてしまいます。間違いを正すには勇気が必要になると思います。

野々村県議の対応の仕方で、「一部勘違いがあって間違って申請したものもあるかもしれないので、再度確認して間違いがあれば修正あるいは、返金などの対応を行いたい」とすることもできたのではないでしょうか。そこまでの悪知恵はやはりなかったようです。逆の号泣までしてしまい、全国ニュースまで取り上げられました。全国ニュースに取り上げることを意図して行ったとするなら、悪知恵がないどころか悪知恵を越える大物になりますが。

野々村県議の異常と思える交通費請求をチェックできなかったことも驚きました。チェックできる仕組みがあれば、このような問題も未然に防ぐことができたはずです。兵庫県出身の私としては恥ずかしく思いました。

追記;

今朝のTVで、記者会見は野々村県議自ら開催したとのことでした。ツイッターは今は閉じられているそうです。野々村県議が投稿した記事に、「理で説明するより情で訴える方が伝わる」との主旨の投稿があったと紹介していました。朝日新聞の記者の「質問に答えていない会見で、途中号泣があったので、もう質問する気持ちも失せてしまった」とのコメントを紹介していました。情に訴えて上手く行くと思われたのでしょうか?あるいは有名になりたかったのでしょうか?それならツイッターを閉じずに多くの人に見て貰えばよいと思うのですが。書いてある内容が良ければそれなりの評価を得るでしょうし。ことが大きくなり過ぎ、自分の予想していたことと変わってしまったのでしょう。西田ひかるさんが西宮に住んでいて、昨日TV出演した時にコメントを尋ねられ、「西宮市民として恥ずかしい」と言われていました。