渡辺和子さん NHK 朝イチ出演 ウィキペディア&NHK番組より
9歳の時に二・二六事件で日本陸軍中将渡辺錠太郎が殺された現場にいた。
18歳でキリスト教の洗礼を受ける。29歳でノートルダム修道女会に入会。
36歳で岡山県のノートルダム清心女子大学の学長に就任。
1984年にマザー・テレサが来日した際には通訳を務めた。
番組中での渡辺和子さんの言葉
・人生に穴が開いた時、その穴から見えるものがある
気をつけていても人生に穴があいてしまうことがある
・財産となるような歳を取る。無駄になるような歳を取りたくない。
・いただくものは両手でいただく。今日より若い日はない。
・自分を見棄てない。誰も自分を拾ってくれない。自分を好きになる。
坂村真民氏の詩 「冬が来たら」 の”冬”を”老い”に代えて紹介されました。
http://www.shinmin-museum.jp/blog/ 坂村真民記念館Webサイトより引用
冬がきたら
冬のことだけを思おう
冬を遠ざけようとしたりしないで
むしろすすんで
冬のたましいにふれ
冬のいのちにふれよう
冬がきたら
冬だけが持つ
深さときびしさと
静けさとを知ろう
( 後 略 )
感想;
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子著の本が2012年の新書販売No.2でしたが、まさに置かれた場所で自分が咲けるかどうかが問われたのだと思います。クリスチャン、シスターの渡辺和子さんもうつ病を数年体験されました。クリスチャンであっても人生悩むことがあると思うと凡人の私など悩むのは当然のように思いました。大病(とっても痛かったそうです)も経験され、うつ病も経験され、人生に穴が開いた時期でした。大病やうつ病の辛さを自ら体験され、それを生かして来られたからこそ、言葉に優しさや温かさがあるのでしょう。
ピーマンが嫌いだそうです。シスターたちが何とか食べさせようと様々な色のパプリカなど使われるそうですが、身体に合わないからと食べないそうです。お肉が好きだけど、シスターたちが身体を考えてお肉は2回/年くらいしかないと残念がられていました。きっと、お肉のメニューが増えることと思います。