http://news.goo.ne.jp/topstories/sports/990/da059094af7beef027fbfea83441d799.html(毎日新聞) 08月17日
ベルギーの劇場ロゴのデザイナーらが2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの使用差し止めなどを求める訴えを起こしたことを受け、大会組織委員会は17日、「我々の詳細な説明に耳を傾けようともせず、自らの主張を対外発信し続けたうえ、提訴する道を選んだ態度は公共団体としての振る舞いとしては受け入れがたい」と、非難する声明を公表した。
組織委はアートディレクターの佐野研二郎さんがデザインしたエンブレムを「独自の創作行為に基づく完全にオリジナルな作品」としたうえで「大会の価値やメッセージを包含し、1964年(東京五輪)のエンブレムとの結びつきも示した作品」と改めて正当性を主張した。国際オリンピック委員会(IOC)も「エンブレムは大会のメッセージを反映させたオリジナルな作品。この議論は終わりにすべきだ」との見解を示している。
公式エンブレムは、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと似ていると指摘され、劇場とデザイナー側は14日にIOCに対し、エンブレムの使用差し止めと使用された場合に1回につき5万ユーロ(約690万円)を支払うよう求めてベルギーの民事裁判所に提訴していた。【浅妻博之】
感想;
デザインが盗作かどうかは裁判の結果を待たないとわかりませんが、似ていること、盗作の疑惑が起きてもおかしくないことは、多くの人がデザインを見て感じたことではないでしょうか。
さらに、佐野研二郎氏が責任を持って出したデザインが模倣並びに盗作であったことを自ら認められました。つまり、そのようなことをするあるいはきちんと管理していない人がデザインしたものに疑いの目が向くのは自然です。
痴漢したことを認めた人が、「あの時の痴漢行為は違います。決してやっていません」と言って、世間は、裁判所は信じてくれるでしょうか?事実やっていなくても残念ながら疑われても仕方がありません。
非難する声明をわざわざ出したと言うこと自体、自分たちが疑われるようなデザインを採用してしまったことを正当化するために出しており、盗作されたと思っている被害者を責めるのはお門違いのように思います。
非難よりも「今回は結果として似たデザインでしたが、決して盗作や模倣はしていないと確信しています。結果として裁判まで起こされるほど嫌な思いになられたことに関してはお詫びを申し上げたい。盗作や模倣ではないことは裁判で明確にして行きたいと思います」とのコメントが大人の対応のように思いました。
心理学で怒る人ほど自信がないからと言います。非難するということは自信がない証拠のように思えてしまいました。本当に自信があるなら、誰から、何処から裁判を起こされても無視する、受けて立てばよいだけのことですから。”弱い犬ほど吠える”という言葉もあります。
誰が見ても、似ていると思うようなデザインを掲げて東京オリンピックを開催するのは、気持ち的にマイナスです。ここは、盗作・模倣関係なく、再度デザイン募集をされて、国民の気持ちをさらに高めて行くことの方が良い施策のように思います。それに今回の裁判はやはりリスクを抱えているように思います。あの発想は無から同じものが2つも出るようには思えません。
裁判では、佐野研二郎氏を含めデザイン事務所のスタッフがベルギーに旅行したことがあるかどうか。リエージュ劇場のロゴの写真が雑誌などに掲載されたことがあり、それが日本などで出ていなか等も調べると、それを目にしたことがあり、そのイメージが知らない内に脳に残っている場合もあります。それは悪意ではなく、自然ですが、その場合はなにがしかの使用料を払うことになるのではと思います。それで和解するようなことも選択肢のように思います。
ベルギーの劇場ロゴのデザイナーらが2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの使用差し止めなどを求める訴えを起こしたことを受け、大会組織委員会は17日、「我々の詳細な説明に耳を傾けようともせず、自らの主張を対外発信し続けたうえ、提訴する道を選んだ態度は公共団体としての振る舞いとしては受け入れがたい」と、非難する声明を公表した。
組織委はアートディレクターの佐野研二郎さんがデザインしたエンブレムを「独自の創作行為に基づく完全にオリジナルな作品」としたうえで「大会の価値やメッセージを包含し、1964年(東京五輪)のエンブレムとの結びつきも示した作品」と改めて正当性を主張した。国際オリンピック委員会(IOC)も「エンブレムは大会のメッセージを反映させたオリジナルな作品。この議論は終わりにすべきだ」との見解を示している。
公式エンブレムは、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと似ていると指摘され、劇場とデザイナー側は14日にIOCに対し、エンブレムの使用差し止めと使用された場合に1回につき5万ユーロ(約690万円)を支払うよう求めてベルギーの民事裁判所に提訴していた。【浅妻博之】
感想;
デザインが盗作かどうかは裁判の結果を待たないとわかりませんが、似ていること、盗作の疑惑が起きてもおかしくないことは、多くの人がデザインを見て感じたことではないでしょうか。
さらに、佐野研二郎氏が責任を持って出したデザインが模倣並びに盗作であったことを自ら認められました。つまり、そのようなことをするあるいはきちんと管理していない人がデザインしたものに疑いの目が向くのは自然です。
痴漢したことを認めた人が、「あの時の痴漢行為は違います。決してやっていません」と言って、世間は、裁判所は信じてくれるでしょうか?事実やっていなくても残念ながら疑われても仕方がありません。
非難する声明をわざわざ出したと言うこと自体、自分たちが疑われるようなデザインを採用してしまったことを正当化するために出しており、盗作されたと思っている被害者を責めるのはお門違いのように思います。
非難よりも「今回は結果として似たデザインでしたが、決して盗作や模倣はしていないと確信しています。結果として裁判まで起こされるほど嫌な思いになられたことに関してはお詫びを申し上げたい。盗作や模倣ではないことは裁判で明確にして行きたいと思います」とのコメントが大人の対応のように思いました。
心理学で怒る人ほど自信がないからと言います。非難するということは自信がない証拠のように思えてしまいました。本当に自信があるなら、誰から、何処から裁判を起こされても無視する、受けて立てばよいだけのことですから。”弱い犬ほど吠える”という言葉もあります。
誰が見ても、似ていると思うようなデザインを掲げて東京オリンピックを開催するのは、気持ち的にマイナスです。ここは、盗作・模倣関係なく、再度デザイン募集をされて、国民の気持ちをさらに高めて行くことの方が良い施策のように思います。それに今回の裁判はやはりリスクを抱えているように思います。あの発想は無から同じものが2つも出るようには思えません。
裁判では、佐野研二郎氏を含めデザイン事務所のスタッフがベルギーに旅行したことがあるかどうか。リエージュ劇場のロゴの写真が雑誌などに掲載されたことがあり、それが日本などで出ていなか等も調べると、それを目にしたことがあり、そのイメージが知らない内に脳に残っている場合もあります。それは悪意ではなく、自然ですが、その場合はなにがしかの使用料を払うことになるのではと思います。それで和解するようなことも選択肢のように思います。