2015-08-20 http://ameblo.jp/kumiko926/entry-12063766785.html?frm_src=favoritemail ミドリちゃんのこと
ミドリちゃんは広島のオンナだ。
そのミドリちゃんは、大震災の年、広島で開かれた「母親大会」という大集会に参加した。
そこでたまたまゲストとして唄っていたのが私だ。
そこでなぜか、クミコという歌い手が好きになったミドリちゃんは、広島から石巻に行く。
看護師という仕事なので、どこでも生きていける。
石巻の介護施設で働くようになる。
石巻の「ツナガリ隊」にも参加、すっかり友人になった人たちと活動を続ける。
仮設住宅で子供たちやお母さんと、一緒になって大声で唄う。
石巻の冬は寒い。
広島という暖かい街で育ったミドリちゃんは、凍えそうになりながら冬を越す。
石巻の温かい人情に支えられ、いくつかの冬を越す。
そうして。
ミドリちゃんは定年を迎えた。
昨日、ミドリちゃんの送別会が開かれた。
「ツナガリ隊」からの感謝状も贈られた。
みんなといつも一緒にいてくれてありがとう
どんな時も笑顔で真心を尽くしてくれてありがとう
りんとして真っ直ぐに自分の道を進むあなたは私たちの誇り
文章のアタマをつなげると「みどり」となる、その感謝状をケータイに送られた写真で見た。
泣いた。
まったく見ず知らずの土地に、一人で乗り込み、そこで一生懸命地元のために働く。
一番ツライ時期の被災地で働く。
こんなことなかなかできない。
ううん、あたしさ、天涯孤独だからさあ。
シャイなミドリちゃんは、言葉少なにいう。
自分のこれまでの人生を語らろうとしない。
でもさ、ミドリちゃん、やっぱりすごいと、私は思うよ。
その証拠に、石巻にたくさんたくさんの友達ができたもの。
ミドリちゃんを涙で送ってくれる友達がたくさんいるもの。
東京で友人たちと暑気払いをしていた私は、石巻に電話をする。
ご苦労さまでした。
東京の友人たちも、みな声をそろえる。
今度はこっちで飲もうね!
そう、ミドリちゃん、今度は東京にやってくる。
きっと、また誰かの力になるために。
その一人が、もしかして私かもしれない。
そう思うと、なんだか心強い。
人生って不思議だ。
縁って不思議だ。
一つのことは次の一つにつながっている。
点と点で線になる。
いつのまにか、長い長い線になっている。
はるかな線になっている。
感想;
一人の力は小さいです。でもその小さな力がつながることで大きくなって行くのだと思います。
先ずは、自分ができることをする。それができることに感謝したいです。
ミドリちゃんは広島のオンナだ。
そのミドリちゃんは、大震災の年、広島で開かれた「母親大会」という大集会に参加した。
そこでたまたまゲストとして唄っていたのが私だ。
そこでなぜか、クミコという歌い手が好きになったミドリちゃんは、広島から石巻に行く。
看護師という仕事なので、どこでも生きていける。
石巻の介護施設で働くようになる。
石巻の「ツナガリ隊」にも参加、すっかり友人になった人たちと活動を続ける。
仮設住宅で子供たちやお母さんと、一緒になって大声で唄う。
石巻の冬は寒い。
広島という暖かい街で育ったミドリちゃんは、凍えそうになりながら冬を越す。
石巻の温かい人情に支えられ、いくつかの冬を越す。
そうして。
ミドリちゃんは定年を迎えた。
昨日、ミドリちゃんの送別会が開かれた。
「ツナガリ隊」からの感謝状も贈られた。
みんなといつも一緒にいてくれてありがとう
どんな時も笑顔で真心を尽くしてくれてありがとう
りんとして真っ直ぐに自分の道を進むあなたは私たちの誇り
文章のアタマをつなげると「みどり」となる、その感謝状をケータイに送られた写真で見た。
泣いた。
まったく見ず知らずの土地に、一人で乗り込み、そこで一生懸命地元のために働く。
一番ツライ時期の被災地で働く。
こんなことなかなかできない。
ううん、あたしさ、天涯孤独だからさあ。
シャイなミドリちゃんは、言葉少なにいう。
自分のこれまでの人生を語らろうとしない。
でもさ、ミドリちゃん、やっぱりすごいと、私は思うよ。
その証拠に、石巻にたくさんたくさんの友達ができたもの。
ミドリちゃんを涙で送ってくれる友達がたくさんいるもの。
東京で友人たちと暑気払いをしていた私は、石巻に電話をする。
ご苦労さまでした。
東京の友人たちも、みな声をそろえる。
今度はこっちで飲もうね!
そう、ミドリちゃん、今度は東京にやってくる。
きっと、また誰かの力になるために。
その一人が、もしかして私かもしれない。
そう思うと、なんだか心強い。
人生って不思議だ。
縁って不思議だ。
一つのことは次の一つにつながっている。
点と点で線になる。
いつのまにか、長い長い線になっている。
はるかな線になっている。
感想;
一人の力は小さいです。でもその小さな力がつながることで大きくなって行くのだと思います。
先ずは、自分ができることをする。それができることに感謝したいです。