幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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パリ郊外の「ふつうの若者」 数年前から過激思想に ”生活不安が元凶に”

2015-11-18 09:00:20 | 社会
 http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASHCK5W00HCKUHBI01G.html朝日新聞
 パリ同時多発テロは、過激派組織「イスラム国」(IS)の国境を超えるネットワークの存在を浮かび上がらせた。シリアで立案し、ベルギーで準備。過激思想に染まったフランスの若者らが自身の命を投げ出して市民の命を奪う。ふだんの暮らしのすぐ隣に、闇が広がっていた。

 パリ北東の移民が多い郊外の町ドランシー。赤や青の遊具を備えた子どもの遊び場を囲むように、れんが造りの公営団地が立ち並ぶ。ここでサミー・アミムール容疑者は育った。

 3階にある容疑者宅を訪ねると、玄関の扉は木の板でふさがれていた。テロの直後、警察が突入したと聞いた。容疑者は13日夜、パリのコンサートホール「ルバタクラン」で自動小銃を乱射し、観客らを無差別に殺害したと疑われている。自身はその場で死亡。28歳だった。

 「静かで、礼儀正しい青年だったよ」。容疑者宅の隣に住むリシャル・ベラセムさん(65)は取材にそう語った。アルジェリア出身の両親と、姉、妹の家族5人暮らし。容疑者はエレベーターで近隣住民と乗り合わせると、気軽にあいさつを交わすような「ふつうの若者」だったという。

 目立たないとはいえ、変化はあった。向かいの部屋に住むイスラム教徒のハムダさん(63)は「何年か前にアラブの民族衣装を着るようにはなった。急にジムにも通い始めた」。ただ、容疑者が過激思想に傾倒していると感じたことはない。

 容疑者はなぜ、凶行に走ったのか。仏メディアによると、容疑者は2012年10月、国際テロ組織アルカイダの拠点があるイエメンに渡航しようとして、友人とともに仏警察に逮捕された。パスポートも押収されたという。

 逮捕される前、容疑者は地元の路線バス運転手として1年半ほど働いていた。この間に起きた変化に、同僚の女性は気づいていた。「採用されたころは気さくだったのに、だんだん目を合わせなくなっていった。運転手の休憩所で会っても、握手を拒否されるようになった」

 この会社は運転手を採用する際、心理的な耐性を調べるテストを義務づけている。同僚は「問題があれば不採用になるはず。ここにいた間に洗脳されたんだと思う」と話した。

 容疑者宅と同じ団地に住む40代の女性は、若者たちが昼間から過激主義について話しているのを見たことがある。「勧誘だったのだと思う。年長者がほかの若者を説得するような口調だった」

 16日に記者会見したドランシー市長は容疑者の母親の話として、容疑者は12年ごろ、隣の市のモスク(イスラム礼拝所)に通うようになり、イマーム(宗教指導者)に過激な思想を吹き込まれたと語った。

 13年夏ごろ、容疑者はISが勢力を伸ばしていたシリアへと渡った。連れ戻すため後を追った父の説得にも応じなかったという。そして今回、生まれ育った母国で犯行に及んだ。(パリ=渡辺淳基)

感想
若者層の貧困があるのではないでしょうか。生活の不満があるので、その不満、怒りが過激な行動に導かれたのではと思います。

日本でも、「若者を見殺しにする国」 赤木智弘著で、
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/c/fd0268eb4721f22141d66f39dce95d3d/45より
「今の社会は、若者が頑張ろうと思っても300万円未満でうごめいている層から這い上がれない社会になっているとのことです。著者はその層の若者に、①金を与えてくれ、②仕事を与えてくれと主張しています。金がないと学ぶこともできないからです。

平和とは今の社会が安定することであり、今の社会で裕福な層はその安定を望んでおり、それがその層における平和である。苦しんでいる若者層にとっては、この平和(安定)が続くと、上(300万円以上)に行くチャンスがないと訴えています。

戦争になるとこの安定が破壊され、若者も苦しむが、それまで安定な社会で恩恵を受けている層も苦しむことになり、国民全員が苦しむ平等をが得られるとの発想で、戦争を希望しているとのメッセージになっています。

「希望は戦争!」は過激な発言ですが、今の安定が続いていると苦しんでいる若者層は引き続き苦しむので、その安定を破壊すれば、上に上がれるチャンスがあるとの考えです。」

武力で仮に解決しても、貧困を抱えている若者はまた何か違うところで社会に不満をぶつけ、それが社会の不安定につながっていくと思います。この貧困を解決する施策が必要なのだと思います。

それと武器を製造し、武器を販売し、かつ闇市場でイスラム国に武器を売っている商人がいます。また資金提供をしている人々がいます。そこにも何か手を打たないと武力だけでは解決しないのではないでしょうか。







国と沖縄、法廷闘争に 辺野古、代執行へ国が知事提訴 ”県民の反対を押し切ってまで”

2015-11-18 07:56:26 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12072956.html?rm=1502015年11月18日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、石井啓一国土交通相が17日、翁長雄志(おながたけし)知事の埋め立て承認取り消しを知事に代わって撤回する代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。翁長氏は同日夕、記者会見で国の姿勢を批判した。▼3面=双方引かず、4面=国の主張要ログイン前の続き旨、18面=社説、39面=「沖縄差別だ」

 国と沖縄県知事による法廷闘争は、1995年に県内の米軍用地強制使用の代理署名をめぐり、当時の村山富市首相が大田昌秀知事を相手取った例などがある。今回の第1回口頭弁論は12月2日に開かれる。高裁判決は数カ月程度で示される見通しだ。

 国の訴状は、翁長氏の承認取り消しについて「日米両国間の信頼関係を崩壊させかねないもので、甚大な不利益をもたらす行為だ」などと批判し、取り消しの撤回を求めた。国が勝訴した場合、知事に代わって撤回することができる。菅義偉官房長官は17日、「普天間飛行場の危険除去が原点だ。今回の提訴はやむを得ない」と訴えた。

 一方、翁長氏は同日夕、県庁で開いた記者会見で「『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせる。政府の態度は多くの県民には理解できない」と批判。自らの承認取り消しについて「違法と決めつけられるいわれはない」と徹底して争う考えを示した。

 また「あらゆる手段を尽くす」と語り、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」の審査結果次第では提訴を検討するほか、結論を待たずに国交相による効力停止の撤回を求める抗告訴訟を提起する可能性も示した。(鈴木拓也、上遠野郷)

感想
県民の反対を押し切ってまでやることなのでしょうか?
県民のお一人が、「政府が沖縄県を提訴したということは、翁知事に投票した私たちまで提訴されたように思う」とインタビューに答えられていました。
沖縄の歴史、島津藩、明治政府、そして戦争での多くの犠牲、そして基地の大きな負担、沖縄の人々に負担をかけ続けてよいのでしょうか?
沖縄県民の意向を無視するやり方は、他のことでも県民の声を聴かない、国民の声を聴かない政府のやり方なのだと思います。よりどころは選挙での多くの議席数と安倍内閣の支持率です。つまり、支持率が高いということは、集団自衛権での憲法解釈を変える、福島第一原発の対応を本腰で行っていない(汚染水が今も海にながれています)政府を支持していることになるのだと思います。



賞味期限、「2106年」=記載ミス、カップ麺回収―日清食品 ”なぜ気が付かないか?”

2015-11-18 02:46:24 | 社会
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/144/68c12f39e7290e48420ae0b95fbd4722.html(時事通信) 21:24

 日清食品ホールディングス(HD)傘下の日清食品(東京)は17日、賞味期限の日付を誤って90年後の「2106年4月19日」と印字したカップ麺を出荷したと発表した。本来は「2016年4月19日」と表示するはずだった。同社は安全性や品質の問題は全くないとしているが、対象となる約8400個を回収するという。

 表示を間違えたのは、カップ麺「日清のでかやき大盛ソース焼そば からしマヨネーズ付き」。10月に埼玉の関連工場で生産し、商品側面に印字した賞味期限の日付を間違えたまま出荷した。同社は原因について「人為的なミス」と説明している。

感想
何でこんな単純なミスが起きたのかと多くの方が思われるかと思います。
製造では下記のミスがあったと思われます。
1)製造指図か機械に使用期限を入力するときに間違った
2)それを確認する人が気が付かなかった。
3)品質管理の人が抜き取り検査をしたが気が付かなかった。
4)実際の使用期限の捺印個所を切り取り、製造記録に貼付しているとおもわれるので、
  その記録の記入者や責任者が気が付かなかった。
数年に一度起きるかどうかの間違いを見つけることは難しいです。
何故なら、問題ないとの思い込みがあり、検査などで十分確認されていないので、見つからないことが多いのです。
前の会社で6人が製造記録を間違う(あるいは間違いを見つけられず)ことがありました。
同じく品質管理の抜き取り検査で気が付きませんでした。
普段から、いかに確実に行うかがいかに難しいかです。
ただ、多くの確認事項の中で製造番号や使用期限の誤りは製品回収になる重要な項目であるとの考えを持って確認すると見つける確率が高くなります。