「ありのままに、ひたむきに 不安な今を生きる」大谷光淳著 ”考え方次第で幸福感が変わる”

・自分自身の問題を解決できない人が悩みや悲しみをかかえながらも生きて行けるのはやはり一人ではないからだ。
・自分の限界を知る。都合が悪いこともありのまま受け入れ、その状況の中で精一杯生きていく
・思いどおりにならないとき、病気や死をプラスマイナスでとらえるのではなく、ありのままに受け容れていく。
・悩みや苦しみをかかえながら、それに押しつぶされることもなく生きていく
・人間関係は変化し続ける、その中で一人ひとりが輝いて自分のいのちを大切にしていけるように
・すべて自分自身が正しいと考えるのは仏教的に見れば正しくない。自分の至らなさに気付いて行動する。
・相手を自分の思いどおりにしようと押しつけようとするといろいろな問題が出てくる。
・世界平和は私たち一人ひとりの問題。そういう意識を持たないと状況に流されてしまう。
・死ぬということがすべて終わると思うから、いまいきていることに執着する。苦しみも多くなる。
・いのちの長い短いや、お金を稼いだか、有名になったかは重要ではない。精一杯生きた“いのち”だったかだ。

大平光代さん（弁護士、元大阪市助役）との対談がありました。40代で浄土真宗本願寺派の中央仏教学院通信教育部専修課程を卒業されていました。

感想；
亡己利他
　己を亡くして、他を利する。それが自分の幸せになる。

自明灯
　自ら明かりを灯す。真っ暗でも自分で希望という光をもてると道を歩むことができる。
　またその明かりで周りの人の道も照らす。

過去も未来もない、あるのは今だけ
　多くの人が過去を悔やみ、未来を心配して今の貴重な時間を費やし、本当は今ここで全力でしないといけないのに心が今から離れている。

一隅を照らす人はこれ国の宝
　細事に神宿る。小さなことも大切にする。

七施
　その中に、和眼施、顔施、愛語があります。
　優しい眼差し、笑顔、相手を気遣う言葉。できることはたくさんあるようです。

ロゴセラピーでは眼差しを外に向けるようにします。
その眼差しの先には世界共通の良いこと。宗教の違いに影響されない共通事項。
「人生が自分に問いかけてくる」と考えます。どうするか。

まさに、自分がどう生きるか。
それが、自分を幸せにもし、不幸にもするのでしょう。

首相「米の雇用７０万人創出」 日米首脳会談で提案へ "安倍首相はどの国の首相？”

http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/164/1c0d2dab3521fed503f542e7706ce036.html(朝日新聞)
　日米首脳会談に向け、政府が検討する経済協力の原案が２日、明らかになった。トランプ米大統領が重視するインフラへの投資などで４５００億ドル（約５１兆円）の市場を創出し、７０万人の雇用を生み出すとしている。日米間の貿易不均衡を批判するトランプ氏に１０日の会談で示して理解を得たい考えだが、日本の公的年金資産の活用をあて込むなど異例の手法だ。

　題名は「日米成長雇用イニシアチブ」。経済協力の５本柱で「両国に成長と雇用をもたらし、絆をさらに強化」するとうたう。米国でのインフラ投資では、約１７兆円の投資で６５万人の雇用創出を想定。テキサス州やカリフォルニア州の高速鉄道計画への協力、都市鉄道や地下鉄車両の３千両刷新などを盛り込む。

　巨額の投資には「日本のファイナンス（資金）力を最大限活用」と明記。メガバンクや政府系金融機関による融資のほか、外国為替資金特別会計、公的年金を長期運用する年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）の資金活用も見込んでいる。

感想；
日本の雇用はどうなっているのでしょうか？
若者の正規労働比率が下がり、若者が苦しんでいます。
保育所の問題で働けない女性もまだまだ多くいらっしゃいます。
下流老人の問題、年金だけで生活できない人の問題が大きくなってきました。
年金支給65歳を70歳に延長する案も検討されています。
そうしないと年金財政はこれまでの散財（グリーンピアの失敗）でこのままだと崩壊が目の前に迫っています。

トランプ大統領はアメリカ　第一優先です。
ヨーロッパでも自国優先の党の台頭が問題になっています。
ヨーロッパの国のどこに、アメリカ　第一優先の施策を選択する国があるのでしょうか？
ちょっと驚いてしまいました。
厳しく言えば、なんとでもなる会社、なんとでもなる国。
トランプ大統領は自分に反旗を翻したデモをした大学の補助金を減らすと警告しています。
自由な意見が言える社会、その社会でなくなると、いったいどんな社会が待っているのでしょう。