幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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菊間千乃弁護士、問題噴出の「桜を見る会」に「「疑惑のオンパレード。安倍総理も菅官房長官も言い切った後に平気で前言を撤回していく…」 "言葉の軽さ”

2019-11-24 09:12:44 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20191124-134-OHT1T50044.html?from=gootop#cxrecs_s 2019/11/24(スポーツ報知)
 23日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜・後10時)で首相主催で全額税金で賄われる「桜を見る会」を巡る問題を特集した。
 番組では、当初は「ない」としていた推薦枠が20日に菅義偉官房長官(70)は招待客の推薦者の内訳を明らかにし、安倍晋三首相(65)は約1000人、菅氏自らも数百人規模の推薦をしていたと述べた。さらに昭恵・首相夫人(57)も推薦枠を持っていたなど噴出した様々な問題を報じた。
 こうした現状にコメンテーターで元フジテレビアナウンサーの菊間千乃弁護士は「疑惑のオンパレードですよね」としたうえで「数年前のモリカケ問題を思い出しますし、安倍総理も菅官房長官も言い切った後に平気で前言を撤回していくので、何を言ってもその発言に信用性がないというか、どうせまた嘘言っているんだろうなって気に見ている方はなってしまうので、もっと疑惑をひとつひとつ丁寧に回答する姿勢がないと、もういいかげん国民も辞めてくれって思っているんじゃないでしょうか」と提言していた。

感想
森友学園、加計学園、桜を見る会と、お友だちに税金を使っていても、そして発言を撤回しても、安倍政権を支持する人が多いです。
それは視点を変えると、この安倍政権で得をしていると思われている人なのかなと思ってしまいます。



支持固め、政治ショーの様相=識者「脱法的」指摘も―本来の趣旨逸脱・桜を見る会政 ”治資金規正法違反逃れる方法”

2019-11-24 08:54:18 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-191123X396.html 時事通信社2019/11/23

 税金が投じられた首相主催の「桜を見る会」が、安倍晋三首相の支持固めに利用されたとの見方が広がっている。支援者らが多数招待され、各界の功労者をねぎらう本来の目的が変質したとの指摘が識者から出ている。

 ◇尋常でない推薦枠
 政治資金問題に詳しい日本大法学部の岩井奉信教授は「尋常じゃない人数だ」と驚きを隠さない。招待者約1万5000人のうち約7000人は安倍首相と自民党の推薦枠。「本来の目的を外れ、政権と自民党の巨大な選挙区サービスの道具に変わった」と話す。
 元東京地検特捜部副部長で、衆院議員も務めた若狭勝弁護士は「4回招かれたが、首相を中心に盛り上がる一種の政治的セレモニーだった」と明かす。「1回でも呼ばれると印象深く刻まれ、支持は揺るがなくなる。与党の支持者拡大が狙いで、そこに功労者をねぎらう意識はない。(会場の)桜の花も散っていて名目だけだ」と断じる。
 会では飲食などが提供され、公選法が禁じる寄付行為に当たるとして、市民団体が告発を検討している。ただ、若狭氏は「首相自ら資金を出して飲み食いさせているわけではなく、違法性を問うのは難しい」と指摘。岩井氏の見立ても同様だ。

 ◇巧妙な仕組み
 会の前日に首相の地元支援者の観光ツアーが組まれ、高級ホテルで開催された後援会主催の夕食会にも疑惑の目が向けられている。
 政治資金パーティーなら後援会の収支報告書に記載義務も生じることなどが理由だが、岩井氏は「脱法的。巧妙でうまいやり方だ」と話す。
 岩井氏が指摘するのは、2014年に関連政治団体の観劇ツアーに端を発した不正経理で経済産業相を辞任し、元秘書が政治資金規正法違反罪に問われた小渕優子氏のケースとの違いだ。「小渕氏の場合は事務所がツアー代金を取りまとめるなどしたため費用補填(ほてん)の問題が出たのに対し、首相の事務所は関わらない仕組みになっており、(同法上の)報告事項がない」とする。
 岩井氏は「事実関係はまだやぶの中。ホテル側の明細が出てこない限り収束しないだろう」と話す。 

感想
税金を使って、安倍首相並びに自民党の支援者拡大と後援会の人の慰労に桜を見る会は活用されていたようです。

前日のパーティも政治資金規正法を逃れるために、安倍首相事務所が関与しないようにしていましたが、案内は事務所だったので実質は事務所主体で行っていました。

ずるがしこさ(法逃れ)がなかった徳井さんは追徴金1億円と仕事なし。
一方は、税金を自分のために使っても責任を取らされない安倍首相。
この問題を問題だと認識してもらうためには、支持率低下しかないのかもしれません。

「いじめと探偵」阿部泰尚著 ”いじめに探偵が必要になる教育現場の状況”

2019-11-24 03:33:33 | 本の紹介
・いじめ対策は学校の仕事で、探偵が出向くようなことではないと思った。ところが、相談してくる親御さんの中には、「学校にはとっくに相談したが、学校からは『子供がいじめられているというなら、その証拠を持ってこい。証拠がなければ学校は動けない』と言われた」という人がすくなからずいる。また、一言でいじめといっても、さまざまである。使いっ走り、仲間はずれ、といった軽度のものから、度重なる暴力、カツアゲ、中学・高校生による集団クラスメイト・レイプという極めて悪質なものまで存在する。・・・
このような事例では、ほとんどの場合、被害生徒本人は、そのことを周囲に相談しない。むしろ必死に隠す。親御さんも、子どもの異変に気付いてはいるが、いったい何が起きているのかわからない。このような時は、事態を打開する上で探偵の調査が非常に有効だ。

・私の事務所が初めていじめ調査を請け負ったのは2004年。これが探偵業界における初めてのいじめ調査だった。そして、これまでに約250件のいじめ調査を行った。電話やメールによるいじめ相談の件数は、年々増え続け、2006年あたりから年間約500件に上がるようになり、今日までこの数字に大きな変化はない。いじめの内容は多岐にわたると言ったが、電話で相談に乗るだけで解決を見るものも多数存在する。いじめられている生徒本人がそのことを正直に周囲の大人に報告し、親御さんや学校の先生が適切に対処すれば、相談内容の大半は、探偵の出る幕なく解決する。しかし、現実には家庭や学校の解決能力が低いために、探偵への調査依頼が後を絶たない。

・依頼者である被害生徒のお父さんは資料(万引き強要ケース)を持って校長と面談し、「この事実を警察にもマスコミにも全部出す」と言ったようだ。学校側はパニックに陥り「やった側の子はちゃんと処分するから、それだけはやめてくれ」と懇願したという。

・私は親御さんい対し「いきなりいじめの話を出すのではなく、お子さんともっとコミュニケーションを取るように努めてください。その上で、『どんなことがあっても、自分たちはお前の味方だよ』というメッセージをお子さんに伝えましょう」と話す。

・相談を受けた担任は、最初はだいたい「家で何かあったのではないですか」という反応を示す。しかし、いろいろ状況を説明すると(ここで資料が役に立つ)、担任の側も「では、確認しておきましょう」「よく見ておきます」と言い出す。中には生徒の自宅を訪ねて話をしたいという担任もいるが、そういう先生は全体の1%程度だ。保護者から、こういった類の相談を受けた先生の99%が「では、ふだんから様子をよく見ておきますね」と言って電話を切る。だがほとんどの場合、学校では何の変化も起きない。つまり、学校側は有効ないじめ防止策を講じない。

・いじめられている子がいじめの事実を認めると、学校側の対応が大きく変わる場合がる。道徳の授業でいじめ問題をしつこく取り上げる、いじめられている子を保健室に隔離する、いじめている子を監視対象に置くなど、学校によって手法はさまざまだが具体的ないじめ防止策を講じようとする。私の経験から言うと、そういう変化が、全体の6割の学校で起きる。そして、いじめ自体が解消し出す。

・子供がいじめを告白し、具体的事実を示したにもかかわらず、全体の4割の学校では有効ないじめ防止策を講じない。それが今の日本の学校の現状だ。この場合はもちろん親御さんの依頼を前提に探偵が調査に乗り出す。

・当事者録音・録画に協力してよい案件なのか、そうすること自体が非常に危険な事案なのか、判断するのは難しい。だから、探偵は、いじめている側の凶悪性が極めて高いと疑われるケースでは、相手生徒の周囲を注意深く観察する。・・・このような状況では、探偵は、被害生徒と、その親御さんである依頼者の、身の安全を最優先に考える。当然のことながら、当事者録音・録画を行わない方向で、打開策を検討する。

・いじめを受けていた小学校5年生の女の子は、私に「先生は知っているのに何もしない。知らないはずはない。先生は信用できない」と言った。

・その被害生徒の相談に対し、担任の先生は「わかった。なんとかする。だから、探偵にだけは頼むなよ」と言ったという。しかい、実際には「その先生は何もしてくれなかった」。それどころか「もうちょっとで卒業だからそれまで頑張れ」と被害生徒に卒業までいじめが続くと匂わす発言をした。・・・「そうか、探偵にだけは頼むなということは、探偵が出てきたら困るんだろう」その生徒は、こう確信した。「先生の弱点は探偵だ」。ならば、探偵に相談すればいじめがなくなるかもしれないと判断して私の事務所に電話した。

・学校の成績を向上させていじめられなくなった高校生
 ある時、地方の高校2年生の男子から電話がかかってきた。その男子は電話口で「死にたい」とつぶやいた。・・・彼は成績がビリに近い。私はその男子生徒に向かって「まあ、死ぬのもいいが、死ぬ前に、一度くらい本気をだしてみない?」と言ってみた。成績が悪くて周囲から見下されているなら、成績を上げればいい。「勉強は嫌いなのか?」と尋ねてみた。すると、「中学2年くらいまでは勉強が好きだった」と言う。・・・
彼には男子大学生の家庭教師がついていた。家は比較的裕福だ。その家庭教師にも電話口に出てもらい、「本人は、今日から勉強を中2からやり直すと言っていますので、ドリルでも何でもやらせて徹底的に鍛えてください」と伝えた。家庭教師はすんなり同意した。電話口からその家庭教師が、これは面白くなってきたぞと感じている雰囲気が伝わってきた。そして、この男子生徒は実際に猛勉強した。・・・3、4か月が経過した頃から彼の成績が上昇し始めた。・・・ほどなく、ほぼビリだった彼の成績が学年平均の水準に到達。するとどうだろう、それまで彼をからかっていた周囲の生徒たちの態度が徐々に変化した。これまで馬鹿にした連中が一目置くようになった。それが男子生徒にも伝わった。これに気をよくしたのだろう、成績が学年平均を超えた頃から彼の不平不満メールは来なくなった。その代わりに「自分は、大学進学を諦めていたが、やっぱり大学に行きたくなった」というメールが届きだした。やがて彼は学年トップになり私学で最も難関と言われる大学に合格、今は首都圏で暮らしている。私は、この間この男子生徒と一体何度めーるのやりとりをし、電話ではなしただろう。もちろん相談だけなので料金は発生しないし、親や先生もこのことを知らない。

・友だちに1000万円カツアゲされた男子高校生
 私の事務所が扱ったカネとセックスがらみのいじめにおける連例別発生比率は、中学生が60%、高校生が35%、小学生が5%。・・・カネとセックスがからむいじめのうち、半分弱を占め、最も発生率が高いのがカツアゲだ。

・私の事務所が扱ったカツアゲ事例の最大被害額は、1000万円だ。・・・私が介入したカツアゲ事例のうち、実に7割が被害総額100万円を超えた。

・ある日、同級生の女の子が3年生の先輩の家に遊びに行こうと誘ってきた。彼女はついていった。・・・被害生徒(中学2年生)は、無理やり、男子生徒に服を脱がされ、全裸にされたうえで中学3年生の先輩男子に強姦された。先輩の強姦された後でその場にいる男子全員に次々と強姦された。いわゆる、まわし=輪姦されたことになる。その場にいた女子生徒はというと、被害女性以外は誰も強姦されることなく、ただ被害生徒が強姦されるのを横で眺めていた。また、そこにいた被害生徒以外の全員が、集団レイプの一部始終をケータイのカメラで動画撮影した。
⇒調査はまず加害生徒全員の名前と住所を調べるところから始まる。
⇒加害生徒と直接対峙すると、探偵ははっきりと「〇〇さんをレイプしたときの動画を返してくれ」と告げる。・・・
⇒男子生徒の中には、「お前らに関係ねーだろうー」とって凄んだり、暴れ出すヤツもいるにはいる。そういう時には、「お前は強姦犯人なんだぞ。これが表に出たら本当に困るのはお前なんだぞ。これ以上、おれを怒らせるな」と一喝する。すると、どんな生徒でもこちらの言う通りにする。加害生徒の親は、ほとんどの場合このやりとりを聞いている。
⇒中・高生のレイプ、告訴する割合は1割
⇒被害生徒の親御さんから聞いた話によると、先に損害賠償を話題にするのは加害生徒の保護者だ。被害生徒側が損害賠償請求訴訟を起こさなくても加害生徒側から、平たく言えば「お金を払うから今回のことはなかったことにして欲しい」との働きかけがあるようだ。
⇒レイプ被害者の半数は転校、あとはほとんどが不登校

・私たちが提出した報告書を見て依頼者である被害生徒のお父さんは、こう言った。
「これを学校に持っていっても仕方ない。あの学校は、まともな先生を解任するようなところだ。私としては、この報告書を教育委員会に持ち込みたい。・・・資料の説明を行う際、うっかりして名刺入れに入っていた知人んの新聞記者の名刺を机の上に落としてしまった。これを教育委員会のメンバーは、マスコミ流れるとマズいんじゃないのか?というメッセージとして受け取ったのかもしれない。いや、きっとそう受け取ったのだろう。なぜんら、その後彼らの態度は豹変したからだ。

・事実を突きつけられると泣き出す校長

・「あの友だちと話せなくなっちゃったら死んじゃう」と言う女の子がいたとする。そういう子には「じゃあ、どうやったら友だちと話ができるかな」と、同じ土俵で話すようにしている。「友だちと話せなくても大丈夫だよ。自分らしく堂々としていればいい」というのは大人の価値観では正しくても、それを言うと、はなっから相手の価値観を認めていないことになる。

・いじめ相談の電話をしてくる親御さんに対し、私は「まずはお子さんと真剣に向き合ってください」と言うようにしている。・・・私の経験から言えば、いじめ問題の大半は周囲の大人、親御さんや先生が本気でその問題に取り組む姿勢を見せれば解決できる。・・・だが、それでもいじめ調査が必要な案件は存在する。援助交際強要、レイプ、集団レイプ、猥褻行為の強要、万引き強要など犯罪性が高く調査しなければいじめの実態が把握しにくいケース。この種の過酷ないじめを受けている子供が、貝のように口を閉ざして親にも真実を告げないケース。電話で相談を受けた時点でこの種の事案だと疑われる場合は、私は積極的に調査を受件する。また親御さんが「いじめを認知し学校に相談したにもかかわらう学校が対処してくれないケース。これが相変わらず多いのだが学校の先生が「いじめの証拠を持ってこい」と言うケース。この場合も私は積極的に調査受件する。

・いじめは子供たちだけの問題と考える限り解決不可能だろう。

・先生の世界、あるいは大人の世界を、まともな人間関係があるといえる世界にしていくほうが先決なのではないか。何しろ子供は大人の真似をしていじめを行っているのだから。子供たちが行ういじめの材料は全部大人の世界にそろっているのだから。

・二言目には「子供の教育が大切だ」と言う大人は実に多い。でも教育する側の自分たちが変わることなくまともな教育ができると思っているとしたら、これほどおめでたいことはない。

・「お前らのような不良が神聖な教育の場に土足で踏み込むな」
 ある高名な教育学の大学教授が、私に吐いた台詞です。でも我々からすれば、そもそも教育者たる教師が、いじめを受けた子供やその親に「証拠を持ってこい」と要求して始まった調査ですから、呼び出しておいて出てくるなとはどういう道理なんだと思います。
彼はこうも言いました。
「証拠だ証拠だと偉そうに言ったって、問題には始まりと経緯がある。その一部だけを切り取って、いじめというのは、事実を誤認する原因を貴様らが作っているにすぎないんだ、馬鹿者が!」

感想
いじめに真剣に向き合っている多くの先生がいらっしゃると思います。
一方、取り組まずに、いじめが起きても対処しない先生もいらっしゃるようです。
そんな先生に限って、「証拠がないから」と発言されるため、探偵に頼んで証拠をつかまないと動いてくれないようです。
そして証拠がでると、今度は子供のためではなく、ご自分の保身のために行動されるケースが紹介されていました。

いじめがあって、子供が自殺したときの多くの校長の記者会見や教育委員会委員長の記者会見を聞くたびに、「教育者なのだろうか?」と思うことが多かったが、この本を読み、納得しました。
子供たちにとって力強い存在になっているように思いました。

怒る教育者。怒ること自体がご自分で教育者でないと言っていることに気づかれていないのでしょう。