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大学で非常勤講師の事実なく…「常勤の対義語から非常勤とつけた」“経歴詐称疑惑”の岬麻紀衆院議員が釈明 ”もしそうならまさに非常識な、国語力もない人”

2022-05-17 03:46:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/c12b2ae6b8bafa19af76ac43e7b435764df0d01d 5/16(月) 21:09 東海テレビ

 3年前の参院選に出馬した際の経歴に詐称疑惑が浮上していた、日本維新の会の岬麻紀衆院議員。16日午後に会見を開き、確認が十分でなかったと陳謝したうえで、詐称の意図はなかったと釈明しました。

 16日午後4時ごろに会見した、日本維新の会所属で比例東海ブロック選出の岬麻紀衆院議員。

岬衆院議員
「当時十分な確認ができておらず、有権者の皆さまには重ねて深く陳謝をいたします」

 岬議員が有権者に陳謝した理由。それは、3年前に出馬した参議院選挙を巡って浮上した「選挙公報での経歴詐称疑惑」です。

 2019年の参院選で、名古屋市の河村市長率いる地域政党・減税日本と日本維新の会のダブル公認で愛知選挙区に出馬した岬議員。

河村名古屋市長
「生活実感にあふれた人を出して、日本に広げないといかん、本当に。岬麻紀、お願いしまーす」

 河村市長も街頭に立ち、全面支援をしていましたが、この参院選の選挙公報に記載したプロフィールが事実と異なる疑いが浮上していました。

 その選挙公報には、岬議員のプロフィールに「亜細亜大学非常勤講師」と書かれています。しかし…。

河村名古屋市長(5月6日):
「亜細亜大学さんに照会をかけたんです。『非常勤講師の事実はありません』と文書で返事がきました。(参院選の前にも)調べたんですね、これ。だけど、どうもご本人が間違いないと言ったようです」

 河村市長によりますと、今年2月ごろ、一部の報道機関から「経歴詐称」を指摘され、弁護士会を通じて亜細亜大学や同じく経歴に非常勤講師と記載があった杏林大学に確認したところ、「非常勤講師を委嘱した記録はない」と回答があったということです。

 実際、参院選の2年後、去年10月の衆院選のときの選挙公報をみてみると、大学の非常勤講師の肩書は岬議員のプロフィールからなくなっていました。

 現職の衆院議員に浮上した「経歴詐称疑惑」。岬議員は16日の会見で、「講義をした事実はあった」などと釈明しました。

岬衆院議員:
「非常勤講師との記載については、当時の私の認識と確認の甘さが原因であると考えております。常勤の講師ではないという意味で、『常勤』の対義語から単純に『非常勤』とつけたという、そして非常勤講師と記載をするに至りました。経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ございません」


 日本維新の会は岬議員を口頭厳重注意としていて、岬議員は反省の意思を表すため、議員報酬1か月分を寄付する意向を示しています。

感想
岬衆院議員
「当時十分な確認ができておらず、有権者の皆さまには重ねて深く陳謝をいたします」

ご自分のやったことを確認ができないことがあるとしたら、それは痴呆です。

常勤⇒非常勤の非です。
講師でないのですから、講師の名称を使うことはできません。
大学で話をしたら講師になることになります。
河瀨直美さんは東大で講演しました。
そうすると、東大非常勤講師となるということです。
大学で話をすれば皆非常勤講師になります。
岬衆院議員はそこまで、非常識で、知識もなく、国語力もないとご自分で言われたのです。

実際は”肩書”が欲しかったのでしょう。
日本人は肩書で判断しがちなことだけは、しっかりと理解されていたようです。
当選すればよいと。そのための手段は選ばない。javascript:void(0)
しかしさすがに参議院選挙のときは、やばいと思い、もう肩書なくても良いだろうと思われたのかもしれません。
維新も十分確認しなかったという責任もあります。
維新の候補になる人は自称〇〇でOKなようです。

「右脳思考 ロジカルシンキングの限界を超える観・感・勘のススメ」内田和成著 ”左脳と右脳をうまく活用する”

2022-05-17 03:14:44 | 本の紹介
・結局、人間を動かすのはそれが正しいか、間違っているか、あるいはやるべきかどうかという理屈、すなわちロジックではない。やりたいとか、面白そうとか、やらないとまずいなといった気持ち、すなわち感情である。

・直観や経験から気づいたこと、つまり右脳的なことを、後からきちんと理屈づけた、すなわち左脳で理論武装した。

・経営会議の承認や稟議でOKを得るとき、あるいは部門内部での承認を得るときに、馬鹿正直に書類だけ準備して、会議に臨むのは愚の骨頂である。そもそもこの案件には誰が賛成なのか、あるいは反対しているのかは誰か、さらにはどんな疑問や不安をもっているだろうか、こうしたことに敏感でないと、現実の会議で痛い目に遭うことになる。

・人間はロジックで動かず、感情で動くのである。

・感情の部分
1) 提案そのもに対する好き嫌い
2) 提案者に対する好き嫌い
3) 「なんとなく」気に入らない、気分が乗らない
4) 「ちょっと待て」と勘が働いている

・コミュニケーションの極意は「理屈通りにいかない」と心得ること

・物事を決めるに当たって、勘は重要であるが、一方で勘だけに頼ってよいのかという疑問もある。そこで、実際の意思決定に当たっては、自分の勘で考えた答えを別の切り口から検証するプロセスがあるとよい。

・4つのステップで反応-理屈で反論する前に
1) 左脳で文字通りに何を言っているか理解する
2) 右脳で発言の「真の意図」をつかむ
3) 右脳で何をどのように答えればよいか理解する
4) 左脳でどのように伝えればよいかを考える

・相手にいま、やる気スイッチが入っているのかどうかを見極め、もし入っていないのであれば、どのようにしたらやる気スイッチを入れられるかを考えてみるくらいの冷静さが、人を動かすためには必要である。

・提案した本人がどうしても自分でやりたいと言えば、私も真剣に考えたであろう。しかし、本人にその気がないということはオーナーシップのないプロジェクトになりがちで決してうまくいかない。したがって、提案を通そうと思ったら、どうしてもそれをやりたいという思いがにじみ出ている必要がある。

・要するに企画を通したいと思ったら、論理的に素晴らしいプランだけではダメだということである。当事者の想い・責任感と、意思決定者を動かす何かの両方が必要だ。

・人を動かすのはこの4つの要素
1) 論理性
 聞いている者が、なるほど正しい、あるいは間違いないと思うこと。 
2)ストーリー
 単に論理的な整合性があるだけでなく、全体がひとつのストーリーになっていること。わかりやすさと考えてもらってもよい。聞いた人間が理解するだけでなく、それを他人に語れるようであれば最高である。
3)  ワクワク・ドキドキ
 加えて、楽しそうだからやってみたいとか、よくわからないけれど面白そうという印象を与えられればなおよし。
4)  自信・安心を与える
 いままでと異なることをやるのであれば、それは難しい話ではないとか、御社あるいは自社にもできると思わせる。あるいは、仮に失敗したところで、取り返しがつくとか、大したことがないと思わせる。

・観察、感じる、勘、この3つがカギを握る
1) 観察する
 ものを見たり、聞いたり、読んだりすることである。 
2) 感じ取る
 五感を働かせてさまざまなものを感じ取ることを言う。 
3) 勘を働かせる
 見たり・聞いたり、あるいは感じたことが自分の会社、ビジネス、業界、社会にどんなインパクトがあるのか、想像力たくましく思い浮かべてもらうことだ。

・具体的なステップ
1) 観察して感じたことを書き出す
2) 観・感・勘の検証(証拠探し)
3) 進化させる(修正)

・人は経験を積めば見方が変わる。あるいは、素人と玄人では同じ現象を見ても、違う解釈をする。

・異常値に注目
「外れ値」と呼ばれる異常値に注目することも大事だ。

・ボストン コンサルティング グループ(BCG)
『相手の靴に自分の足を合わせる』
いわゆる「感情移入」である。

・『壁を壊す』吉川廣和著

感想
内田和成先生の早稲田大学での最終講義「プロとして生きる」

「論点思考 BCG流 問題設定の技術」内田和成著 "問題の本質を間違えない!”

ボランティア団体の会議では、左脳を使って論理的に説明しても理解してくれません。
論理よりも感情が優先しているのです。
おかしなことであっても、感情が優先していることを痛感しました。
1+1=2ではない判断基準が優先していました。

『翔ぶが如く』司馬遼太郎著
大久保利通を中心に明治政府の初期を記した記録に基づく小説を読むと、好き嫌いで政治が動いていたことを知りました。

内田先生は理系で左脳タイプと思われていたそうです。
しかし、BCGにはもっと左脳が高い人がいたそうです。
ご自分のことを振り返ると、右脳の感性が高いことを気付かれたそうです。
そしてBCGの代表までされた後、早稲田大学の教授に転籍され、研究、学生の教育に尽力されました。

若いとき、コンサルティングでまだ利益のでていないけど、将来性のあるIT企業を10億円で買収する案を提案されたそうです。
その会社はIT事業を広げたいとの相談でした。
責任者が「わけのわからん会社を10億円も出すところがあるか」で採用されませんでした。
その時は左脳だけで提案されていました。
右脳を使うなら、それはITの将来の勉強代であり、IT人材を確保することで未来に夢を持つものと説明するのでしたと当時を振り返って述べられていました。
その企業は、市場3,000億円を狙うIT企業として成長したそうです。

メコバラミンの新規医薬品が何社か競合して開発していました。
ところが、水俣病の原因が企業で排水していた無機水銀が自然界で有機水銀に変わったために起きたことがわかりました。
そのためほとんどの会社がその開発を諦めました。
ある会社の開発者だけは諦めずに、社長に直訴し、体内では無機水銀は有機水銀に変わらないことを証明し、承認取得、販売にこぎつけました。
年間数百億円の売り上げを達成するほどのニーズがありました。
その熱心な人がいなければ実現しませんでした。

異常値に注目
品質管理では、異常値に注目します。
それがエラーなのか、意味がある値なのかです。
意味がある値であれば、それは品質問題を発見するチャンスであり、改善の糸口になるからです。
ジェネリック企業の品質問題では、異常値を充分な調査せずに、異常値として取り扱ってしまいました。
人が不足していたからと説明がされていますが、そうではなく、異常値が価値ある値だとの認識がなかったからだと思います。
異常値に関する知識と興味があれば調査して改善できるのです。
まさに、ワクワク、ドキドキを持って仕事に取り組んでいなかったのも大きいように思います。