https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1ac3009c1c70b71cefdd2016dd59dc7e9790395/18(水) 16:12 文春オンライン
「給料月100万円しか」発言が物議を醸している細田博之衆院議長(78)。地元・松江市議会の議長から36万円の政治献金を受け取ったにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していないことが「 週刊文春 」の取材でわかった。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。
【画像】毎月3万円の寄付が記載された松江支部の収支報告書
元運輸相の父・吉蔵氏から地盤を継いだ細田氏は当選11回(島根1区)。官房長官や党幹事長、清和会会長などを経て、昨年11月に衆院議長に就任した。
「5月10日に自民党議員の政治資金パーティに出席した細田氏は『議長になっても、毎月もらう歳費は100万円しかない。上場会社の社長は1億円をもらうんだ』などと発言し、与野党から批判を浴びています」(政治部記者)
その細田氏が代表を務める政治団体が、「自由民主党島根県第一選挙区支部」。この団体は細田氏が所有する松江市内の一軒家に事務所を置く。
一方、この一軒家に事務所を置く政治団体がもう一つある。「自由民主党松江支部」だ。事務所だけではなく、「自由民主党島根県第一選挙区支部」と同様、細田氏の秘書が事務担当者を務めている。
松江市議が語る。
「『自由民主党松江支部』の代表を務めるのが、松江市議会の立脇通也議長です。議長のかたわら、細田氏の自宅から目と鼻の先にある神社の宮司も務めている。細田氏とは同じ地域の生まれで、長年、政治活動を支えてきました」
毎月3万円ずつの寄付が記載された松江支部の報告書
「自由民主党松江支部」の政治資金収支報告書によれば、2020年に毎月3万円ずつ、合計36万円を「自由民主党島根県第一選挙区支部」に寄付している。ところが、同年の「自由民主党島根県第一選挙区支部」の報告書にはその記載が一切ないのだ。
政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。
「政治資金規正法違反の不記載罪に当たります。36万円分を“裏金”として使ってしまったがために、その分の収入を隠したと見られても仕方ありません。細田氏には説明責任が求められます」
5月17日朝、細田氏の事務所に事実関係を尋ねる質問状を送付したが、期限までに回答は無かった。
「月100万しか」発言が批判を招く中、政治資金に関する疑惑が浮上したことで、どのような説明をするのか注目される。
5月18日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および5月19日(木)発売の「週刊文春」では、細田氏がスナックやラウンジに対して「会合飲食代」などの名目で多額の政治資金を支出していた問題や、細田氏が複数の女性記者にセクハラを働いた疑惑についても“被害者”の肉声を交えながら詳報する。
感想;
100万円発言なければ、文春も調べなかったでしょう。
文春には売り込みもあるので、きっと細田氏のことについていろいろタレコミがあり、それを調べて確証得たのを紹介しているのだと思います。
細田氏はどう対応されるか?
1)だんまり
2)事務所に任せていて、単なる漏れだったので修正したと事務所にせいにする
3)意図的に記載していませんでしたと正直に話す
1)か2)ですが、たぶん2)でしょう。
女性記者は匿名で暴露されたのでしょう。
火のない所に煙は立たぬ
衆議院議長として資質が問われます。
「給料月100万円しか」発言が物議を醸している細田博之衆院議長(78)。地元・松江市議会の議長から36万円の政治献金を受け取ったにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していないことが「 週刊文春 」の取材でわかった。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。
【画像】毎月3万円の寄付が記載された松江支部の収支報告書
元運輸相の父・吉蔵氏から地盤を継いだ細田氏は当選11回(島根1区)。官房長官や党幹事長、清和会会長などを経て、昨年11月に衆院議長に就任した。
「5月10日に自民党議員の政治資金パーティに出席した細田氏は『議長になっても、毎月もらう歳費は100万円しかない。上場会社の社長は1億円をもらうんだ』などと発言し、与野党から批判を浴びています」(政治部記者)
その細田氏が代表を務める政治団体が、「自由民主党島根県第一選挙区支部」。この団体は細田氏が所有する松江市内の一軒家に事務所を置く。
一方、この一軒家に事務所を置く政治団体がもう一つある。「自由民主党松江支部」だ。事務所だけではなく、「自由民主党島根県第一選挙区支部」と同様、細田氏の秘書が事務担当者を務めている。
松江市議が語る。
「『自由民主党松江支部』の代表を務めるのが、松江市議会の立脇通也議長です。議長のかたわら、細田氏の自宅から目と鼻の先にある神社の宮司も務めている。細田氏とは同じ地域の生まれで、長年、政治活動を支えてきました」
毎月3万円ずつの寄付が記載された松江支部の報告書
「自由民主党松江支部」の政治資金収支報告書によれば、2020年に毎月3万円ずつ、合計36万円を「自由民主党島根県第一選挙区支部」に寄付している。ところが、同年の「自由民主党島根県第一選挙区支部」の報告書にはその記載が一切ないのだ。
政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。
「政治資金規正法違反の不記載罪に当たります。36万円分を“裏金”として使ってしまったがために、その分の収入を隠したと見られても仕方ありません。細田氏には説明責任が求められます」
5月17日朝、細田氏の事務所に事実関係を尋ねる質問状を送付したが、期限までに回答は無かった。
「月100万しか」発言が批判を招く中、政治資金に関する疑惑が浮上したことで、どのような説明をするのか注目される。
5月18日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および5月19日(木)発売の「週刊文春」では、細田氏がスナックやラウンジに対して「会合飲食代」などの名目で多額の政治資金を支出していた問題や、細田氏が複数の女性記者にセクハラを働いた疑惑についても“被害者”の肉声を交えながら詳報する。
感想;
100万円発言なければ、文春も調べなかったでしょう。
文春には売り込みもあるので、きっと細田氏のことについていろいろタレコミがあり、それを調べて確証得たのを紹介しているのだと思います。
細田氏はどう対応されるか?
1)だんまり
2)事務所に任せていて、単なる漏れだったので修正したと事務所にせいにする
3)意図的に記載していませんでしたと正直に話す
1)か2)ですが、たぶん2)でしょう。
女性記者は匿名で暴露されたのでしょう。
火のない所に煙は立たぬ
衆議院議長として資質が問われます。