幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「それでも僕の人生は希望でいっぱい どんな時でも必ず元気が湧き出す『生き方』の教科書」ニック・ブイチチ著 ”自分で自分の限界を設けない”

2022-05-15 04:25:25 | 本の紹介
・自分の人生に限界はない、と
このすばらしい発見をあなたにも知ってもらいたいと願って、この本を書きました。

・人生の「本当の障害」とは何か
それは、自分の人生に自分で限界を設定してしまうことです。

・「先天性四肢欠損症です」
看護師だった母はその言葉を聞いただけで、私の状態を理解しました。母にはとてもその事実を受け入れることはできませんでした。
一方、父は出産に立ち会っていたときに私の姿を見ていました。動揺したまま、分娩室の外に出て待っていた父は、たった今自分が見たものを必死になってのみ込もうとしていました。

・誰にでも「果たすべき目的」がある。

・私の両親は敬虔なキリスト教徒でしたので、「このような息子を授かったことにも何か意味があるはずだ」と自分たちにいい聞かせました。

・「最善の方法ではなくても、とにかく自分のやり方でやる」というのが私のポリシーになったのでした。

・「ふつう」の人間としてでなく「自分」として生きる。
正直に告白しますが、私はかなりの間、自分に人生を切り開く力などないと思い込んでいました。
・・・。そんな暗闇から私を引き上げてくれたのは、弟や妹、やんちゃないとこたちでした。彼らは変に気を遣ったりせず、あるがままの私を受け入れてくれました。

・私は神にこう訴えたことがあります。
「どうして一本でも腕を授けてくれなかったのですか。腕が一本あるだけでも全然違うのに」

・「自分から」動くと、まわりに何が起こるか。
行動が伴わなければ、それらが実現することはありません。望んでいる状態に近づく努力をしなければならないのです。

・「誰かのため」にできることが必ずある

・まず、「自分を信じる」ところからすべてが始まる

・すべての悲しみには、あなたを強くする力がある

・聖書にはこんな一節があります。
「主に望みを置く人は新たな力を得て、鷲のように翼を張って上昇する。走っても弱ることはなく、歩いても疲れを知らない」
この言葉を初めて聞いたとき、私は気づきました。自分に必要なのは手足ではなく、もっと別のものだったことに、そして、希望さえあれば、前に進むことができるのだということに。

・自分で答えを見つけ出すよろこび!

・この時期の私はどうしても「神様が本当に自分を愛しているなら、自分だけこんな体にしなかったはずだ」という思いを拭い去ることができなかったのです。

・「死にたいなんて思っているのか」・・・
父はいいました。「みんなお前の味方だ。すべてうまくいくさ。どんなときでも私たちがついている。大丈夫だから安心しなさい」・・・
たったそれだけのことで、世界は輝きを取り戻したのです。

・「助け」は、求めていい
私はずっと気づいていませんでしたが、命を絶つことに失敗したあの日、神は私の命をお救いになったのです。・・・
みなさんは、絶対に私と同じ過ちを犯さないでください。

・何回失敗しても、「次の一回」を繰り返せ

・「可能性を信じる心」が可能性に変わる
聖書の有名な話の一つに「種を蒔く人のたとえ」があります。
私たちの人生にも、種が蒔かれます。しかし心に「いい土」がなければ、それらは育ちません。逆境にぶつかったときには、よりより人生が待っている可能性に目を向けましょう。それが、未来の種を蒔くことになります。信じる気持ちがあれば、それが「いい土」となり、種を育ててくれるでしょう。

・過去は変えられない。でも、未来は変えられる!

・「自分を大切にできる人」が、他人から大切にされる

・そんなふうに簡単に自信を失ってしまうのは、自分を人と比べたり、他人の意見で自分の評価を変える癖がついているからです。

・いつも心に「自前のものさし」を持て
精神科医で作家のエリザベル・キューブラ=ロスは、人はステンドグラスの窓のようなものだといっています。
「陽のある間は光を反射しますが、暗くなったときは中に灯りがないと輝きません。本当の美しさが明らかになるのはそのときです」
自分で限界を決めずに自由に生きるには、心に灯りをともさなくてはなりません。自分のまわりでどんあ嵐が吹き荒れようと、決して消えないことがない灯りを。
それはつまり、「生きる目的」です。
無限の可能性に目覚める第一歩は、生きる目的を見つけることなのです。
常に希望を持ち、可能性を信じていれば、試練の中にあってもその目標に近づいていくことができます。
ただし、成功したり幸せになったりする資格が自分にあると心から思えない限り、あなたの心が満たされることはありません。だからこそ、自分を愛する必要があるのです。

・どうしても自分を愛せないときに
自分のことを考えるのをやめて、他の人のために何かをするのです。
私はずっと何かを受け取る側にいましたが、与えることを始めてから本当に人生が変わりました。

・19世紀末、ハーバード大学で教鞭を執っていたウィリアム・ジェイムズは、アメリカを代表する心理学と哲学の大家です。
彼は近代社会における最大の発見の一つは、次の事実だといっています。
「心がまえを変えれば人生を変えられる」

・どんなピンチからも「一瞬で抜け出す」方法
マイナス思考を続けている限り、その状況から抜け出すことはできません。
「リフレーミング」
完全にいき詰まった⇒こういう日もあるさ
もう耐えられない⇒ここまで耐えてこられたから大丈夫
最悪の事態だ!⇒この状況もいつかは終わる
このように、プラス思考に切り替えることで、落ち込みすぎることなく最善の対応をしていけます。

・自分の成長に役立つ「四つの心のあり方」
1)「あるもの」に感謝する
2)誰かのために行動する
3)人の痛みに共感する
4)他人も自分を許してみる

・世の中に「転ばない人」は一人もいない

・「失敗した人」にしかできない特権
1) 失敗から弱点を学べる
2) 失敗で人間的に成長できる
3) 失敗が発奮材料になる
4) 失敗によって成功の喜びが大きくなる

・迷ったら、常に「新しい道」を選ぶ
変化のない人生なんて退屈です。

・人に「チャンスの種」を蒔けば、必ず自分に返ってくる

・基本的な対人スキル
1) 相手の「感情」や「気分」を読みとる
2) 話の「本質」をつかむ
3) 自分を抑えて「その場」になじむ
4) 「おおげさなくらい」気さくにふるまう
5) 恥ずかしがらずに人の手を借りる

・あなたにとって絶対に必要な「三人」
1) 身近な人生の師
2) 理想の人物
3) 同じ志の仲間

・「単なる無謀」と「意味のある挑戦」の違いとは
1) きちんと準備ができている
2) リスクを最小限に抑えている
3) 何かあったときの対策を講じている

・「何もしない」のが一番のリスク
1)「事前調査」をしておく
2)「行動の全容」を把握する
3)「適切な時期」を考えておく
4)「他者の意見」に耳を傾ける
5)「不測の事態」を覚悟する

・こんな「遊び心」が心のバランスを保つ
合い言葉は、「バカをやって人生を楽しむ」です。

感想
ニックブイチチ講演(日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=55s0Xwg7OcY


四肢欠損での人生、想像できないほど過酷な人生だと思います。
自分だったら耐えられるだろうか?

それを乗り越えて人に希望を見出してもらう活動を続けられています。
言葉は誰の口から出るかで、重みが変わって来ます。
知っている言葉であっても、ニックさんの口からでるから、輝きを持つのでしょう。

まだまだ自分の人生できることがあると思わせてくれます。
生きているといろいろあり、不満や愚痴も当然出てきますが、そんな時こそ今あることに感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。

エリザべス・キューブラ=ロス女史のステンドグラスの話は別の本で知りました。
彼女の言葉はまた多くの人の支えになっているのでしょう。
暗やみではステンドグラスの美しさはわかりません。
そんな時、内側から灯りをともすことが出来ると、その灯りはステンドグラスを通して美しさを伝えてくれるとのことです。
仏教の”自明灯”もまさにそのことです。
そしてその灯りが自分だけでなく、周りの人の人生の灯りにもなっているのでしょう。